◆開催報告:13名の方にご参加いただき、アットホームな雰囲気の中、各々のご研究内容についてご発表いただきました。
化学、物理、デバイス分野の研究者の方々にお集まりいただき、議論は非常に盛り上がりをみせました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。写真はこちら ◆
「液晶」という分野は物理や化学といった枠組みを超え、多彩なバックグラウンドや専門を持つ研究者が集う稀有な研究分野です。これらの多彩な分野の融合を意識する上で、枠組みを超えて活発な意見交換をする場・機会を設けていきたいと考え、“液晶若手交流会”を発足し、2011年の9月より活動してまいりました。この度、第2回液晶若手勉強会を開催する運びとなりました。これらの場において、基本的な質問から最先端な応用展開を議論しあい、大規模な学会では難しい「自由闊達な意見交換」を通じて互いの研究の理解を深め、またそれと同時に互いの交流も深めて参りました。今後も多種多様な研究に、研究面及び人脈面において横糸を少しでも通しておくことで、将来的に共同研究や新分野の創出に繋がるのではと考えております。
第2回液晶若手勉強会では、第1回と同様に、密な議論ができるように一泊二日の日程で、参加者の皆様より、最近の研究について、話題提供していただくことを予定しております。参加者は基本的には若手研究者ですが、意欲のある博士課程在籍中の学生などの参加も受け付けます。
ご質問がございましたら、遠慮なく下記の問い合わせ先にご連絡下さい。
【実行委員】
内田 幸明(大阪大学)
金子 光佑(立命館大学)
櫻井 庸明(京都大学)
開会挨拶:渡辺 豪(北里大学)
座長:金子 光佑(立命館大学)
13:30~14:00 「液晶の自己組織化を用いる有機/無機融合マテリアルの開発」
西村 達也(金沢大学)
14:00~14:30 「機能材料としての双連続キュービック液晶設計」
一川 尚広(東京農工大学)
14:45~15:15 「特異な構造を有するπ共役系高分子の自己組織化」
桜井 庸明(京都大学)
15:15~15:45 「場としての液晶、材料としての液晶」
内田 幸明(大阪大学)
座長:桜井 庸明(京都大学)
16:00~16:30 「刺激応答性N-Heteroacene誘導体」
磯田 恭佑(香川大学)
16:30~17:00 「二周波駆動液晶を用いた電気粘性流体の開発」
金子 光佑(立命館大学)
17:15~17:45 「光応答性デンドリマーの界面ダイナミクス 」
謝 暁晨 (理化学研究所 )
座長:内田 幸明(大阪大学)
9:00~9:30 「パターン配向制御による液晶の機能化」
吉田 浩之(大阪大学)
9:30~10:00 「パルスTHz光源、CW-THz光源の両方を用いた液晶デバイスの開発」
伊東 良太(秋田県立大学)
10:15~10:45 「π共役系強誘電性液晶における異常光起電力効果」
関 敦志(香川大学)
10:45~11:15 「液晶材料を用いた新規デバイスの創生」
合田 和矢(山口東京理科大学)
座長:吉田 浩之(大阪大学)
11:30~12:00 「キラルな金属錯体を利用した液晶構造の制御」
吉田 純(北里大学)
12:00~12:30 「キラルドーパントが有するらせん誘起力の理論的予測」
渡辺 豪(北里大学)
12:30~13:00
自由討論および勉強会の総括
日時: 2016年9月24日(土)13:00 ~ 9月25日(日)13:00
場所: 石川県加賀市 山下家(http://yamashitaya.ooedoonsen.jp/)
〒922-0242 石川県加賀市山代温泉18-124
宿泊費: 10,000円
参加登録費: 4,000円
【参加申込・問い合わせ先】
液晶若手シンポジウム実行委員会
wakate.lc@gmail.com
まで以下の内容をお送り下さい。
1. お名前
2. ご所属・ご職位
3. メールアドレス
4. 携帯電話番号