第二回シンポジウム

◆当日は20名以上の参加があり、最先端の研究紹介と白熱した議論の場となりました。

ご講演いただいた先生方、またご参加いただきました皆様に御礼申し上げます。◆

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【ご案内】

昨年の9月に、 有志のメンバーで、液晶関連分野において研究に従事されている若手研究者の 交流を目的に”液晶若手交流会”を発足し、 液晶若手シンポジウムを企画しました 。前回は初回ということもありまして参加者を限定して行いましたが、ご参加頂きました皆様から今後の継続を望む声が多々ありましたので、本年も後述の日程で開催する運びとなりました。ご存知のように、液晶という分野は物理や化学といった枠組みを超えて、様々なバックグラウンドを持つ研究者が集う稀有な研究分野です。この特徴を活かすべく、多彩な研究を行っている若手研究者が活発な意見交換をする機会を設けたいと考え、このようなシンポジウムを発案致しました。若手主体のシンポジウムとすることで、基本的な質問などの自由闊達な意見交換や議論が望めると同時に、お互いの交流も深まると思われます。また、多種多様な研究に横糸を少しでも通しておくことで、将来的に共同研究や新分野の創出に繋がるのではと考えております。

講演は、実行委員で選びました7名の方々に行って頂きます。参加者は基本的には若手研究者ですが、意欲のある博士課程在籍中の学生などの参加も受け付けます。発表時間は比較的長めに設定し、質問はいつでもできるような形式にすることで、密な議論が出来る環境に致します。また、親睦を深めるために、シンポジウムの前日に会費制の懇親会も行いますので、そちらも是非ご参加頂ければ幸いです。

【実行委員】

一川 尚広(東京農工大)、 伊東 良太(秋田県立大) 中 裕美子(東京理科大)、 渡辺 豪 (北里大)

樋口 博紀(九州大) 、 前田 真吾(芝浦工業大)、 間宮 純一(東京工業大)、 吉田 浩之(大阪大)

【プログラム 】

<午前> 座長:中 裕美子(東京理科大)

10:00~10:40 「ソフトセミコンダクター:分子集積による革新的電子機能材料への展開」

九州大学 大学院工学研究院 応用化学部門 最先端有機光エレクトロニクス研究センター

准教授 安田琢磨 氏

10:50~11:30 「骨格構造にアゾベンゼンを含むポリイミドの光配向膜による液晶の配向制御」

大阪産業大学 デザイン工学部 情報システム学科

准教授 宇佐美清章 氏

11:40~12:20 「光反応による拡散制御に基づくレリーフ形成」

横浜国立大学 大学院工学府 機能発現工学専攻 横山研究室

助教 生方俊 氏

<午後1> 座長:一川 尚広(東京農工大)

13:30~14:10 「酸化亜鉛ナノロッドのグラムスケール合成および ATRP 法によるビフェニル側鎖ポリ(メタクリレート)の表面グラフト」

東北大学 多元物質科学研究所 中川研究室

助教 久保祥一 氏

14:20~15:00 「細胞内における異常拡散」

慶応義塾大学 理工学研究科 環境リーディングプログラム

特任講師 秋元琢磨 氏

<午後2> 座長:伊東 良太(秋田県立大)

15:10~15:50 「高分子末端の動的特性の解明」

岐阜大学 工学部 応用化学科 沓水研究室

助教 三輪洋平 氏

16:00~16:40 「軸性自発分極を持った強誘電性カラムナー液晶」

東京工業大学 大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻 竹添・石川研究室

助教 荒岡史人 氏

【日時・会場・参加費 】

日時: 2012年9月8日(土) 10時〜17時 (2012年日本液晶学会討論会は9月5日〜7日)

場所: 芝浦工業大学 芝浦キャンパス 3階301教室

( http://www.shibaura-it.ac.jp/about/campus_shibaura.html )

参加費: 1,000円(昼食代込み。懇親会費別)

懇親会: 2012年9月7日(金) 18時-20時

JR秋葉原駅 昭和通り口徒歩1分 KDX秋葉原ビル2階(会費4,000円)

【参加申込・問い合わせ先】

液晶若手シンポジウム実行委員会

wakate.lc “at” gmail.com

まで以下の内容をお送り下さい。

1. お名前

2. ご所属・ご職位(学生は学年)

3. メールアドレス

4. 電話番号

5. 懇親会の参加・不参加

※8/28参加登録は締めきりました