「液晶」という分野は物理や化学といった枠組みを超え、多彩なバックグラウンドや専門を持つ研究者が集う稀有な研究分野です。これらの多彩な分野の融合を意識する上で、枠組みを超えて活発な意見交換をする場・機会を設けていきたいと考え、“液晶若手交流会”を発足し、2011年の9月より活動してまいりました。初年度には限定的なメンバーでの第1回液晶若手シンポジウムを開催し、この度、第4回液晶若手シンポジウムを開催する運びとなりました。これらの場において、基本的な質問から最先端な応用展開を議論しあい、大規模な学会では難しい「自由闊達な意見交換」を通じて互いの研究の理解を深め、またそれと同時に互いの交流も深めて参りました。今後も多種多様な研究に、研究面及び人脈面において横糸を少しでも通しておくことで、将来的に共同研究や新分野の創出に繋がるのではと考えております。
今回の第4回液晶若手シンポジウムにおきましては、実行委員・研究会発起人からの推薦に基づき選定されました4名の著名な先生方々にご講演頂きます。特に今回は産学より様々な分野においてご活躍されている先生方にご講演頂きますので、大学関係者のみならず企業関係者の方々にも奮ってご参加頂き、意見交換および情報交換をして頂けたらと存じます。参加者は基本的には若手研究者ですが、意欲のある博士課程在籍中の学生などの参加も受け付けます。発表時間は比較的長めに設定し、質問は自由にできるような形式にすることで、密な議論が出来る環境に致します。また、親睦を深めるために、シンポジウムの前日に懇親会も行いますので、そちらも是非ご参加頂ければ幸いです。
ご質問がございましたら、遠慮なく下記の問い合わせ先にご連絡下さい。
【実行委員】
磯田 恭佑(香川大学)
岡 真一郎((株) ジャパンディスプレイ)
内田 幸明(大阪大学)
金子 光佑(立命館大学)
9:15~9:20 開会の挨拶:液晶若手交流会発起人 樋口博紀(九州大学)
<午前> 座長:内田幸明(大阪大学)
9:20~10:20 「液晶の光機能と力学機能」
東京工業大学資源化学研究所
科学技術振興機構 さきがけ
宍戸 厚先生
<休憩>
10:25~11:25 「アキラル化合物のキラル結晶化と不斉自己触媒反応を用いた不斉の発現および結晶構造解析を利用した不斉自己触媒反応の反応機構研究」
東京理科大学理学部応用化学科
松本 有正 先生
<昼食>11:30~12:30
<午後> 座長:磯田恭佑(香川大学)
12:45~13:45 「量子材料のディスプレイへの応用」
メルク㈱ パフォーマンスマテリアルズ先端技術事業部
鈴木 成嘉 先生
<休憩>
13:50~14:50 「イオン応答性π電子系を基盤とした次元制御型集合体の創製」
立命館大学薬学部
前田 大光 先生
14:50~14:55 閉会の挨拶:液晶若手交流会発起人 吉田 浩之(大阪大学)
日時:2015年9月10日(木)9:15–15:00 (※受付開始8:50-)
会場:東京理科大学森戸記念館 第三会議室
※HP: http://www.tus.ac.jp/facility/morito/
所在地:〒162-0825 東京都新宿区神楽坂4-2-2
※地図: http://www.tus.ac.jp/tlo/new/pdf/event_20121030_map.pdf
参加費:2000円 (不課税),内昼食代860円 (税込)
【液晶若手研究者懇親会】
日時:2015年9月9日(水)18:00–21:00
場所:隠れ家Dining 茜屋 渋谷店
アクセス:渋谷駅 徒歩2分
※HP: http://shibuya-miyako.com/
料金:4500円(学生は4000円)
※予約名は「磯田」となっています.
【参加申込・問い合わせ先】液晶若手シンポジウム実行委員会
wakate.lc @ gmail.com (@は半角としてください)
まで以下の内容を上記のアドレスまでお送り下さい。
1. お名前
2. ご所属・ご職位(学生の方は学年)
3. メールアドレス、
4. 電話番号、
5. 懇親会参加・不参加
参加申込締切:2015年6月5日(金)