日本魔術機構幻影
東京都を拠点に活動する、魔術組織。
・拠点「日本/東京都」
・組織規模「中規模」
事実上、日本を管理する国内最大の魔術勢力。
歴史は浅いものの、魔術師の練度は極めて高い。
対新人類用にと、現代兵器なども取りそろえており、現代の科学技術と併用した魔術を使う。→(新世代魔術)
最初の世界樹権限事件に関与した組織として知られており、東京動乱以降、規模を縮小せざるを得ない状況となった。
(数百名が解散扱いとなったものの、有事には招集されている)
日本全域を活動の場としているが、とある事情から中国地方、九州地方にはほとんど拠点を設けていない。
当然ながら一般的(非魔術師)には全く認知されていないが、組織のメンバーには相応の給与が支払われる。
不択手段思想を持つ魔術研究機関とは犬猿の仲だった、新人類計画とそれに連なる日本魔術抗争で事実上魔術研を解体した。
【Spec制度】
幻影内で、実力のバラバラな魔術師を区別するために使う制度。魔導院とは違い、実力が全て。
「spec-C」「spec-B」「spec-A」「spec-S」
と存在し、それとは別に、「spec-ZERO」という区分も存在する。
「C」と「B」は主に、各地の怪異に関する調査と、「A」や「S」のバックアップとして働くことが多い。
「A」や「S」は禁忌指定されたモノの処分や、危険度の高い怪異の調査などをあてがわれる。
「ZERO」は各グループへの連絡や連携に関する指示を行うほか、食糧、医療による支援。先行して情報収集を行う、諜報員などが存在する。
最も多忙なのは「ZERO」とされ、戦闘能力を持たない魔術師が多く配属される。
魔導院改革内乱以降に使われるようになった名称であり、以前は「甲型」「乙型」「丙型」「丁型」の四つの区分で組織されていた。「spec-ZERO」に相当する階級は存在せず、支援系の魔術師は「甲型・特殊」、「乙型・特殊」→「乙特」などと呼称された。
【関連施設】
・日本魔術機構幻影 大阪支部
赤石世界樹顕現の際に尽力。人手不足だったものの当時動けたメンバーを総動員し部隊が編成された。