黒崎烈―くろさき れつ

高いカリスマ性を持ち、組織の総括を行う一方で、戦闘スキルは段違い。

・登場 「魔法使いと吸血鬼

・所属 「日本魔術機構幻影spec-S

・本質 「根性」

趣味 愛車でドライブ

アルケー計画が佳境に入ったところで大々的に介入を開始した。

大雑把で適当。苦労が顔に出て、老けて見える。

幼い頃から魔術を使う暗殺者として訓練を受けており、最初に人殺しをしたのは五歳の頃。

海外旅行と称して、星影を経てアーリンスから依頼された人捜しを一ヶ月ほど行っており、その探していた人というのがカルディナーレ・エンディルアンである。

発見後はすぐにアーリンスへと情報提供をし、日本へ渡航させるための準備を行っていた。

魔術とは全くもって無縁の恋人がいる。


【愛車・80スープラ】

これに乗るのが子供の頃からの夢だったらしく、一千万以上はたいて状態の良い中古車を購入した。

最近の新車の方が性能が良いとか、安全性が高いとか、そういうのは彼の前で禁句。ちなみに、当然ミッション車。

ちょっと言えないような改造を施しているようで、出回っている同車種よりも遥かにスペックが高いらしい。(本人が言ってるだけで実際はピーキーになっただけ)

しかし、そのおかげで車体自体の寿命が相当短くなっている模様。

ちなみに、盗難されると木っ端微塵に爆破する魔術トラップつき。


【螺旋巴に関して】

昔の自分や、親友である新城と重ねてしまうのか、辛辣な態度をとることが多い。また、のことをグルグルと呼ぶ。(姓の螺旋と名の巴は同義であるため)


黒崎家は螺旋巴の義理の家族であった青咲の人間とは遠縁にあたり、魔術の種類も近しいものを扱っている。

筋力・★★★★ 魔力・★★★☆☆ 魔力出力・★★★★★ 耐久・★★★☆☆ 特殊・☆☆☆☆☆ 

総合評価・★★★★☆

暗い過去を持ちながらもそれはそれ、これはこれ、と割り切って割と雑に生きている。

口調が荒いが、情に厚い。昔はもっと穏やかな性格だったらしい。

【五絶踏破・出力解放】

体内の魔力を一気に放出し、瞬間的に体躯を強化する。誰もが使う汎用的な肉体強化魔術とは比較にならないほどの力を発揮する。発動時間が長ければ長いほど、体の筋繊維が破壊されてゆく。

他にも脱水や発熱などの症状も免れない。

黒崎の最大連続発動時間は一時間。


【六絶踏破・出力最大】

過剰な魔術深度の上昇と引き換えに発動する、前記魔術の更に上の段階。体の性能や威力は更に増幅するが、デメリットも倍加するためハイリスク。発動後は負荷のかかりすぎで全身の組織が麻痺するほか、魔力の枯渇によって活動不能に陥る。そのため、発動後の自力歩行は不可能。

【七絶踏破・出力極限】

発動したと同時に自分の死が確定するような危険な肉体強化魔術。

人類単体ではどうあっても到達できない領域に踏み込み、それ故、因果すら無視した極致に達する。

全身の魔力を生成直後そのまま出力に回すため、魔術深度の上昇は他と比較にならない。また、躯体がエネルギーに耐えることもできないため、最後は内部から四散する。

発動中は一般人でも目視が可能なほどの魔力が放出され、体内の水分が一斉に蒸発することで湯気のようなものを纏う。

黒崎は黄金の旧血種との戦いにて死を覚悟してこれを発動しようとしたものの、青咲紡稀によって阻止された。