エネルギーフロンティアで物理学の最先端を拓く
古典電磁気学の完成と原子核・電子の発見 ー 100年前の金字塔的発見によって、この世のほとんどのことは無理なく説明できるようになった。物理学の終焉もちらつく中、人類は満足せず原子核を粉砕して陽子と中性子を見つける道を選んだ。エネルギーを上げればより小さいものが見える。以来高エネルギーへの追求は本質の追究であり続けている。
LHCは現在世界最高の重心系エネルギー13.6TeVで陽子衝突を行なっている。ヒッグス粒子発見で標準理論完成という大きなマイルストーンを迎えたが、TeVスケールの新しい物理の探索は現在も進行中である。