2026年2月24日
担当_よしざわ
2月24日、5歳児クラスで「みんなの気持ちを大事にする時間」を行いました。
はじまりの“お砂場のお話”に、子どもたちはすぐ反応し、「わかる!」「シャベル怖いよね」と、思い出をつなぐように声があがります。
そのとき、頷いたり、ぐっと顔を前に出したり、目を大きく開いたりと、からだ全体で“わかる!”を伝えるような姿があちこちに見られました。
あの瞬間、ふっと場がひとつに溶けあい、安心の土台ができたのを感じました。
その安心を支えていたのが、宮里先生をはじめ、こども園の先生方からの自然な見守りと、そばにいてくれること。いつもの先生がそばにいる”というだけで、子どもたちは普段の生活の延長線上のようにリラックスし、「気持ちを大事にする」ことへスムーズに入っていけました。
シールワークでは、子どもたちの心が一気に色づきます。貼りたい気持ちが弾けて、152枚ものシールが並びました。
「貼りたい場所がないから余白に貼ったよ」と話してくれた子もいて、その自由な自己決定に、思わず胸がきゅっとしました。 “枠にない気持ちも、大事にしていいんだ”と自然に理解している姿に、確かな成長を感じます。
グループワークでは、「みんな見えるかな?」と問いかけたその瞬間、子どもたち自身が「丸くなろうよ」と提案し、声の小さな子にも光があたるよう輪を整え直す場面も。 子どもたちの間で自然に動きが広がっていきました。
大人の指示ではなく、子ども自身の気づきから生まれたこの変化は、安心感のなかで育つ“場を整える力”そのものです。
一方で、今回のワークを通して改善点も見えてきました。
強い視覚刺激により「貼る作業」が目的化しやすいこと。静→動への切り替えの橋渡しがもう少し必要なこと。そして、グループサイズや順番の構造化が、子どもたちの参加のしやすさに大きく影響することなど。次回は、“気持ちを見つめるための静かなステップ”を丁寧に挟み、シールを「感じた気持ちの翻訳」として扱えるようにワークを進化させていきたいと考えています。
帰り際、マップを見ながら「給食は好き!」「トイレはちょっとモヤモヤ」と話す子どもたちの姿に、心がじんわり温まりました。 子どもたちには、言葉にならない気持ちもちゃんとあって、それを大人が受け止めれば、そっと表に出てくる。
その瞬間に寄り添える大人であるために、これからも“気持ちを大事にする時間”を子どもたちと一緒に育てていきたいと思います。