くらしの足を支え合う
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外出移動支援・担い手講座を開催
外出移動支援・担い手講座を開催
1月9日と12日の両日にコミバス市民の会主催の「外出移動支援・担い手講座」は17名の参加を得て行われました。運転実習、車いすの扱い方など実践面だけでなく、移動サービスの変遷と考え方や事故、保険などのリスクマネジメントなど多彩なカリキュラムでした。全日程受講された方には「国土交通大臣認定 講習修了証」が授与されました。
参加者からは「慣れない座学も楽しく受講できました」、「みなさんが真剣に取り組んでいることに頭が下がりました」などの感想が寄せられました。
2025年7月3日、横浜市役所の会議室で「横浜市みんなのおでかけ交通事業」の説明会が開かれました。参加したのは、コミバス市民の会やびーのびーの、左近山ふれあいワゴンなどの団体から18人です。
この事業には、2つの仕組みがあります。一つはタクシーやバス会社による運行支援です。公共交通空白地区を対象に、決まったルートを定期的に運行する「路線定期運行」あるいは利用者の希望にあわせて運行する「デマンド型運行」が行われます。横浜市は、車両の費用や運行システムにかかる費用を支援します。
二つ目は、地域の人たちが運行する「ボランティアバス」と企業などが地域貢献で行う「地域貢献送迎バス」です。「菊名おでかけバス」は「ボランティアバス」となります。車両費、車検や自動車税、任意保険料、修理代、運転手や添乗員への謝礼などが補助されます。
説明会では、「運転する人が足りない」「社会福祉協議会との連携」「複数の団体による車両共有」など、多くの質問や意見が出されました。
この事業は、地域の移動手段を大切にしようとする横浜市の姿勢がうかがえる取り組みです。コミバス市民の会としては、補助申請に向け動きたいと考えています。