「さろん」

第7回「さろん」

びーのびーの原さんが報告

 会員の交流の場である「さろん」(第7回)は、39日(木)、地域で子育て支援を行っている「びーのびーの」事務局長の原美紀さんに、港北区における子育てをめぐる現状とこれまでの取り組みについてお話ししていただきました。

 三世代住宅が減り地域のつながりが薄れる中で産後鬱になるお母さんも増え、子育て支援の必要性が叫ばれています。原さんは自らの子育てでの悩みを解決しようと2000年に仲間と運動を始め、びーのびーのを立ち上げました。06年には横浜市が開設した港北区地域子育て支援拠点どろっぷ(大倉山3丁目)にも関与、担ってきました。今は、多くの人が働き、小学生、中学生になった子どもたちもお手伝いに来るそうです。地域や多世代とのつながりなどについてもお話がありました。

第6回「さろん」

清水さんがデトロイト近郊の生活を報告


 22年721日(木)ギャラリー&スペース弥平で第6回コミバス「さろん」が開催され、15人が参加しました。今回は21年11月末から今年1月初めまでアメリカのミシガン州デトロイト市近郊のノバイ市に滞在された清水弘子さんに、デトロイトの生活や教育などについてお話を伺いました。


ノバイ市はでデトロイト市内から約40kmにある自然豊かな街で日本人も多いそうです。市内の小学校を見学、パジャマを着る「パジャマデー」、働く人のユニフォームを着る「ワークマンデー」、上から下まで一色の「カラーデー」など、学校で楽しく過ごすたくさんの企画が紹介されました。次々とパワポに登場する写真を参加者は見入りました。

第5回「さろん」

「神奈川の農業をもっと知ろう」で開催

 2022年3月23日(水)会員の交流の場であるコミバス「さろん」がギャラリー&スペース弥平で開かれました(オンラインも併用)。参加者は24人(オンライン参加は4人)でした。昨年夏からコミバスを利用している小川莉奈さんが「神奈川の農業をもっと知ろう」と題して報告しました。

 小川さんは神奈川県農業技術センターの研究員で、神奈川の農産物や耕作面積などクイズ方式を交え、都市農業の現状について報告していただきました。質疑も活発でした。参加者は農業だけなく、毎日の食材についても認識を深めることができたと思います。 

第4回「さろん」リモートで開催

「おでかけバス」テーマの卒論を発表

会員の交流を目的とした「さろん」(第4回)は、お出かけバスをテーマに卒論を書いた安田裕さん(専修大学)の「卒論発表会」を2021年32日、zoomで行いました。7人が自宅から参加しました。卒論は209月に行った私達に対する聞き取り調査をベースに菊名地域の特性などを織り込み、10年間続いたおかけバスについて分析しています。


外からしかも学生である安田さんの目で見たおかけバスの評価は、活動している私達にとって極めて新鮮に感じました。同時に客観的に活動を捉えるうえでも役に立つものだったと思います。


 安田さんは3月に卒業、4月からは公務員として働き始めています。

第3回「さろん」を開催

加藤敏也さんが戦前・戦中を振り返る

2019年9月26日

9月26日(木)、アネックスで20人が参加して第3回「さろん」を開きました。今回はおでかけバスを始める際に尽力され、また錦ヶ丘町内会長としても活躍された加藤敏也さんから戦前・戦中のお話しを伺いました。加藤さんは大正13年生まれで今年95歳になります。両国国技館の北側の本所で過ごした子ども時代、軍隊での経験、その後の長野県茅野での病気療養などの生活などの話をしていただきました。

当日は、アネックスの前に住んでいらした吉田さんも参加、多くの方々の参加に喜んでおられました。地域から離れてもつながりは続いていることを実感しました。

第2回「さろん」を開催

宇田川規夫さんが、メキシコ・キューバの路地裏の旅を報告

2019年4月6日 

新年度始まってすぐに篠原北にあるギャラリー&スペース弥平で、第2回「さろん」を開催しました。講演者は宇田川規夫さん。ボランティアで運転を担当していますが、国際救急法研究所理事長、港北区災害ボランティア連絡会会長などいくつもの肩書きを持つ方です。宇田川さんは2018年12月23日から20日間、メキシコ、キューバを訪問しました。今回は、「メキシコ・キューバの路地裏拝見」と題して、写真と映像で報告しました。出席者は12人でした。紅茶とクッキーで楽しいひとときを過ごしました。

宇田川さんの旅行は、リュックを背負って街中それも路地裏を歩き、現地の人が食べる食堂で食事をするというものです。現地の人と友達になり一緒に食事をしたことも何度かあったそうです。両国とも貧しさはあるもののそこに住む人々の温かさを感じることができたと宇田川さんは強調していました。特にキューバはアメリカからの経済制裁を受けているため、生活の厳しさはかなりものだったようです。

会員の藤井博子さんはメキシコへの旅行経験があり、メキシコのショールを身につけて参加。エピソードを交えてお話しをされました。