2021年7月11日~7月31日
絵のあるカフェ&カレーショップ シンチャオ!
「会話」
あなたはひとりじゃないってこと
どうかわすれないで
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2021年制作
「Green Planet」
伐採に山火事
砂漠化エトセトラ
森林が減ると困るんだよ
緑を大切に
シルクスクリーン・手彩色 (紙・アクリル) 2021年制作
「神様のなみだ」
空気はいまや汚れに満ちた
雨が美しく見えないくらいに
きれいにして還さなければ
これから生きるこどもたちへ
シルクスクリーン・ステンシル (紙・アクリル)
2018年制作
人形作家の皆川優子さんが「神様のなみだ」を自身が制作した人形の背景にと画像加工してくれました。
Green Planet
デジタルイラスト
「花萌え」
さくら、輝く
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2019年制作
(真ん中が離れている理由)
右からトコトコ来た猫と左からテクテク来た猫が出会うから会話になる。ひとりでは会話になりません。
「 翔(かけ)る 」
津波がもち去った
遠く流れていった
誰かの大切な思い出
家族の生活の品は
海に沈んだのではなく
空へ還ったのだ
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2020年制作
「いっしょ」
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2020年制作
「リスにだって個性がある」
リスだって一匹ずつ性格がちがうので
おとなしいのもいれば
にぎやかなやつもいる
そう思うと余計にかわいい
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2021年制作
シルクスクリーン
しあわせだにゃ
デジタルイラスト
「紅葉とNute(ニュート)」
Nute、自然に親しむ
七宝 (銅板・釉薬) 2021年制作
自然に親しむ
インスタレーションの写真
自然に親しむ~「Green Planet」
留辺蘂の森(北見市)
自然に親しむ~「リスにだって個性がある」
留辺蘂の森(北見市)
自然に親しむ~「さまよう魂たち」
オンネトーの森(足寄町)
自然に親しむ~「庭」
富里ダム湖(北見市)
「守りたい」
その気持ちは
あたたかく、やさしい
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2020年制作
「庭」
雨の日でさえも
心に輝く我が庭
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2020年制作
庭
シルクスクリーン
「 砂利からも芽生える」
雑草は
どんな場所ででも
生きる
羊毛フェルト (羊毛) 2021年制作
どんな場所にあっても芽を出して成長する。そういう人に私はなりたい。
ポストカード販売
デジタルプリント
「さまよう魂たち」
さまようことがないように
ちゃんと生きなきゃ
シルクスクリーン (紙・アクリル)
2019年制作
「新生(しんせい)」
魂は生まれ変わる
何度も
これでいいと気が済むまで
ぜんたんぐるぐる (紙・ペン)
2017年制作
来場記念にシルクスクリーン版画のポストカードをプレゼント。在廊していないときにいらした方で、気がつかずお持ちにならなかった方もいたようです。置き方が悪かったと反省。
会場 絵のあるカフェ&カレーショップ シンチャオ!
外看板
2020年の冬から始まった新型コロナウイルスの流行で、たくさんの人が傷つきました。好きなところに出かけられない、好きな人に会えない。行事やイベントは中止になるばかり。自信もなくなります。
喫茶店のギャラリースペースがキャンセルで急に空いて、ママさんが困っていました。コロナ禍でお客も減っていましたから。個展で上がる売り上げなんて微増くらいなものだろうけど、普段お世話になっているママさんを助けたいと思いました。
急に用意できる作品って!? 個展はテーマが大切と師匠からいつも言われている……。
少し一貫性に欠けますが、未発表だった作品をつなぐような作品(え? つながってるようには見えない?)を急いで制作し、会期に間に合わせました。
「大切なコト」は目に見えない場合が多い。心の動きは誰にも見えない、わからない。でもそれが一番大切だと思います コロナが流行し始めて自殺する人が増えてしまったり、人知れず心を痛めて、切ない気持ちを抱える人が増えました。だから、見る人が笑顔になってくれるものを目指した個展です。友達との会話や、アーティスト同士のつながりを思い起こしながら準備しました。自分はやはりモノづくりが好きなのだ、そして人間が好きなのだと思いました。