About me
見たり触ったり嗅いだりして
気になったことを研究しています
勝島 日向子 Hinako KATSUSHIMA
研究テーマ:哺乳類の匂いコミュニケーション
研究手法:動物行動学、化学生態学、ゲノム科学
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〒060-0810
北海道札幌市北区北10西5 北海道大学 環境科学院C-507
北海道大学 環境科学院 生物圏科学専攻 動物生態学コース 小泉研究室(研究室HP)・博士課程
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Email: hinako.katsushima[at]gmail.com
*送信時、[at]を@に変えてください
経歴
学部までの経歴はこちら
東京都 清瀬市出身
雑木林があるような場所で育ちました。物語を読むことと探検に夢中でした。
東京都立国立高等学校
勉強はそっちのけでバイオリンを弾いていました。高校の裏の田んぼでヘビを捕まえたりもしていました。生き物って変だよなー、と思っていました。
2016/4- 北海道大学 総合理系 -> 2017/4- 理学部生物科学科
生物の勉強がしてみたくて北大に入学しました。学部時代は主に分子生物学を勉強しました。生物とロボットの間ってなんだろう?とわからなくなったりもしました。サークルに打ち込んでいました。 国内のいろんな調査地にも遊びに行きました。
- 2020/3 理学部生物科学科 多様性生物学講座Ia(指導:角井敬一博士)(研究室HP)
まずは自然をまっすぐ観察できる研究がしたい!と思い系統分類学のラボに進みました。"新種を見つける仕事"は宝探しみたいでワクワクしたし、世の中には自分が知らない生き物がたくさんいることを知りました。生き物(無脊椎動物)好きの変態な先輩方・先生方に無脊椎の魅力をたくさん教えていただきました。
2020/3 北海道大学 科学技術コミュニケーター養成プログラム(CoSTEP)・本科(札幌可視化プロジェクト実習) 修了
科学と同じくらい学びたいと思っていたアートの勉強をしました。札幌可視化プロジェクト実習(今は別の名前になっているみたいです)では「現代アートの技術・考え方をどう科学コミュニケーションに活かすか」を教えていただきました。もし受講するか悩んでいる方がいたら迷わず受講することをおすすめします!
2020/4 - 2023/3 北海道大学 環境科学院 生物圏科学専攻 生態遺伝学コース・修士課程(指導:早川卓志博士)(研究室HP)
(修論テーマ:鯨類の授乳において乳児が味覚を利用している可能性 / Possibility of gustation being used during breastfeeding by cetacean infants)
もう少しヒトに近い生物の生き様を知りたいと思い哺乳類の研究を始めました。イルカ・クジラにロマンを感じました。離島に住み込んだり、はじめて訪問する県に住み込んだりしながら色々な研究をさせてもらいました。
母子の観察 ※接近しすぎないよう注意しましょう
2023/4 - 現在 北海道大学 環境科学院 生物圏科学専攻 動物生態学コース・博士課程(指導:小泉逸郎博士)
学部時代から興味があったヒグマを中心に研究しています
ヒグマの糞の観察
これまでに参加した野外調査/公開実習
国立大学の公開実習や各団体が主催する調査に参加させていただきました。どれも凄く面白く、経験できてよかったです。
全国にはたくさんの調査グループ/実習があると思うので、興味を持ったらぜひ足を運んでみてください。
⚫︎野外調査
・御蔵島イルカ個体識別調査.. 御蔵島観光協会が主催しています。毎年4月頃に調査員が募集されるみたいです(HP)
・ヒグマ生態調査.. 北大ヒグマ研究グループ(HP)
・下北半島サル調査
・カモシカ調査.. 岩手大学ツキノワグマ研究会(X(Twitter))
⚫︎公開実習
・北海道大学 森林研究フィールドトレーニング @雨龍研究林、苫小牧研究林
約1週間で①野外で疑問を見つけて②仮説を立てて③データをとって④まとめて発表!までやるスパルタトレーニングでした。学部1年生の時に参加しましたが凄く大変でめちゃめちゃ楽しかったです。先生の専門が異なるため複数受講するのもお勧めです。(昆虫-植物、両生類、植物 の先生のトレーニングを受講しました)
・九州大学 公開臨海実習 @天草臨海実験所
磯でガサガサをしたり、ドレッジ調査をして、採れた生物の観察/種同定/スケッチをしました。船に乗ってハンドウイルカの観察もしました。うまいチャンポンを食べました。綺麗なヒラムシを見て感動しました、、
職歴(研究歴)
2022/4 - 現在:日本学術振興会特別研究員DC2
2022/4 - 2022/3:科学技術振興機構(JST) 次世代研究者挑戦的研究プログラム:北海道大学DX博士人材フェローシップ生
2018/6 - 2021/3:御蔵島イルカ個体識別調査員(御蔵島イルカチームHP)
研究費
過去の申請書をご覧になりたい方は遠慮なくご連絡ください
日本学術振興会(JSPS), 特別研究員奨励費(代表者:2023年4月〜2025年3月)
乾太助記念動物科学研究助成基金(代表者:2023年〜2024年)
科学技術振興機構(JST), 次世代研究者挑戦的研究プログラム:北海道大学DX博士人材フェローシップ(代表者:2022年4月〜2023年3月)
科学技術振興機構(JST), 次世代研究者挑戦的研究プログラム:北海道大学アンビシャスフェローシップ(SDGs)(採用辞退)
日本クマネットワーク, JBNクマ基金 (代表者:2022年4月〜2023年5月)
2021年度 笹川科学研究助成(代表者:2021年4月~2022年2月)[2021-4101]
京都大学野生動物研究センター 令和3年度共同利用・共同研究(代表者:2021年4月~2022年3月)[2021-A-29]
受賞歴
『第69回日本生態学会大会ポスター賞 優秀賞(「進化・数理」分野)』 (2022). 「ハンドウイルカ属における母乳中の呈味物質とその受容能力に関する遺伝学研究」の発表に対して.
『2021年度勇魚会シンポジウム 特別賞』 (2021). 「仔の成長にともなう飼育ハンドウイルカの母乳中脂肪酸組成変化の解析」の発表に対して.
『環境科学院 写真コンテスト 2021 』(2021).「見るイルカ、見られるヒト」に対して.
資格
高等学校教諭一種免許状(理科)
普通自動車免許(MT)
ダイビングライセンス(Cカード)
所属学会など
日本哺乳類学会
日本生態学会
日本クマネットワーク(HP : https://www.japanbear.org/)
技術
北海道の森林棲哺乳類の痕跡判別
大型哺乳類(ヒグマ・イルカ)の個体識別
カメラトラップを用いた中大型哺乳類の野外調査
DNA抽出 / RNA-seq
R
修行中:GIS、GC/MS