Research

研究の内容を紹介します

イルカ乳児の母乳識別能力

イルカの赤ちゃんは味覚を使って母乳を識別しているのか?


クジラ・イルカは一生を海中で生活します。

彼らは水棲適応の過程で味覚や嗅覚を退化させ、イルカは基本五味のうち4つ(甘味、苦味、酸味、旨味)を感じないと言われています。

それでは、イルカの赤ちゃんはどのようにお母さんのおっぱいを認識するんでしょう? 本当に味覚や嗅覚を使っていないのか?

そこで、まだ調べられていない第六の味覚に着目して、イルカの行動を観察したり、母乳に含まれる成分を調べたり、赤ちゃんがどんな物質を認識できるのかを調べたりしながら、この謎を検証しています。

ヒグマの匂いコミュニケーション

クマたちは何を「話して」いるんだろう?


北海道に生息する大型哺乳類、ヒグマ

ほとんどの時間を1頭で過ごす彼らは、「におい」を使っておたがいに会話をすると考えられています。

ヒグマたちのにおいコミュニケーションの全貌はまだ明らかにされていません。においにはどんな意味があるのか?においの「発信者」はどのようににおいを残し、「受信者」はどのような情報を嗅ぎ取っているのか?

ヒグマたちの対話的なコミュニケーションを明らかにすることで、広い森の中で、どのように情報交換しているのかを知りたいと思っています。

糞の中身は、、なんと、、

いいえ、ちがいます。彼らはウミウシとは別の生物。その名もヒラムシ!