社会人になって 重荷を背負って 思い知らされてらあ 母親がいつか 愚痴るように言った
夏休みのある小学校時代に帰りたい
夕食に誘った女の 笑顔が下品で 酔いばかり回った 身ぶり手ぶりがおおげさで 東洋人の顔して
西洋人のふりしてる
アルバム Discovery 所収の二曲目
いつものように不機嫌 ミスチル色の歌詞
僕らは夢見るあまり彷徨って 大海原で漂って さむいぼ立てんだ
もっとこの僕を愛してほしいんだ 月夜に歌う虫けら 羽を開いて 光の射す方へ
散らかってる点を拾い集めて まっすぐな線で結ぶ 闇を裂いて海を泳ぎ渡って
風となり大地を這う 限りあるまたとない永遠を渡って 最短距離で駆け抜けるよ 光の射す方へ
心細く大海原に漂う漂流ボートのような気持ち
頼れる相手もない
自分はちいさな虫みたいなもの で、光に集まる
なにか寂しすぎない?
でも、正直だし素直だ
平均的な若者だ こういう揺らぎが、不安定が、ときに強い歌や、前向きの歌を
生理的に求めるし、そうしてシングル曲が生まれてくる
このアルバムなら 終わりなき旅 だ
閉ざされたドアの向こうに 新しい何かが待っていて
きっときっと僕を動かしてる いいことばかりではないさ でも次の扉をノックしたい
もっと大きなはずの自分を探す終わりなき旅
誰と話しても 誰かと過ごしても 寂しさは募るけど どこかに自分を必要としてる人がいる
憂鬱な恋に 胸が痛んで 愛されたいと泣いてたんだろ
難しく考えだすと 結局すべてが嫌になって
そっとそっと逃げ出したくなるけど
胸に抱え込んだ迷いがプラスの力に変わるように
いつも 今日だって僕らは動いてる
いやなことばかりではないさ さあ次の扉をノックしよう もっと
大きなはずの自分を探す 終わりなき旅