観音台のアオギリ並木

緑の並木は街を美しく、そして守ってくれています。しかし、落葉の季節になるとその片付けが多くの住民の頭を悩ませます。

このページは2016年につくば市観音台第二自治会の総会で「アオギリ並木」をこれからをどのようにしようかという論議がなされたことに自自治会の3役が中心となっていろいろ調べて、その効用と、大きな落ち葉対策の考え方をまとめたものです。

☆街路樹アンケート

街路樹をどうするかについての過去の経緯

>>6/4の役員会にて検討されアンケートを早期に実施することとなった

しかし、私達住民は街路樹の意味について充分に理解しているのだろうか?

写真は観音台1丁目第二自治会のアオギリ並木

街路樹は落ち葉製造機ではありません

大きな街路樹は多少の雨や雪を受け止めてくれ、風を和らげ日射や熱射から歩行者を守ります。

木の葉の偉大なエアコン機能のお陰です。

”快適”さは大きな価値を持っています。現代投資した街路樹は、後世も大きな財産です。


京都の並木道

東京の並木道

緑の無い街の景観はとても殺風景なものです。

街路樹の問題については、26年度の住宅環境整備に関するアンケートで、わずかながら、街路樹の樹種を変更してほしいとの要望があります。そして、今年3月の平成27年度自治会総会において、街路樹問題が議論され、その内容が以下のような議事録にまとめられ、会員の皆様には回覧文書で報告されており、ご承知のことと存じます。


  1. 第一自治会の範囲の街路樹は、自治会からの要望を受けて、伐採された。現在、根が残された状態であり、今後の枯れ具合に応じて、歩道としての整備や新しい植樹も含めて検討されるとのこと。≫日差しの強い夏の現状では並木が駆られた後の歩道は殺風景でとても日差しが強くて暑いです。
  2. 第二自治会として、街路樹についてのアンケート調査は27年度には実施していない。26年度に実施された住宅環境整備に関するアンケートでは、111世帯中の回答があったのは11世帯で、その内、別の種類へ替えて欲しいは3件であった。
  3. 街路樹問題としては、落ち葉の清掃だけでなく、枝による歩道利用時の障害や照明への影響、根による歩道舗装面の不陸、暴風時の電線への接触や切断など、安全面も懸念される。≫日差しが強くなった夏から秋にかけてのアオギリの木の歩行者を強い紫外線や熱気から守る効果については従来全く検討がなされていない。
  4. 地域環境としての街路樹を望む人もいる。また、街路樹が、自動車が車道から逸脱した際の防護柵となる場合や、街路樹があることにより車の速度が抑えられるという交通安全面の効果もある。
  5. 街路樹については、課題を整理した上で、自治会としての意見をまとめる必要がある。これまでの議論を踏まえてその場で挙手により意向を聞いたところ、3~4名を除いて大多数の方が現在の街路樹を伐採または新しい樹種への植え替えを希望するとのことであった。この結果を踏まえて、新体制のもとでまとめていく。
  6. ≫アオギリの木に対する対策は従来、全てを切るか、残すかという論議が主であったが、どうしても切ってほしいという個人住宅からの希望に対応して市に切ることを依頼し、その他を残すような選択的な対応も十分考えられる。

総会での以上の議論の結果をうけ、当役員会では、現在の街路樹の処置に関する、皆様の総意を把握するため、アンケートを実施することにしました。集計後は、アンケートの結果を皆様にお知らせするとともに、結果によっては、つくば市に要望するなど、しかるべく対応を検討したいと考えております。



アオギリの木々が大きな影を作り出していることに注目してください。

第二自治会のアオギリ並木の現状(水野会長撮影)2016/5 この写真は昼過ぎに撮影されたものですが、日中日が高くなると歩道の半分近くに影を落として自転車屋歩行者を強い太陽光線から守っている。

第一自治会のアオギリ伐採後の状況

現在では伐採後にも根本から小枝が生えている。

また、雑草がたくさん生えているところもある。