フリーのハラスメント相談窓口
フリーのハラスメント相談窓口
こんなときにご活用ください
いま関わっている、あるいは過去に関わっていた公演・ワークショップ・団体等での⋯⋯
・相談者自らのハラスメント被害について連絡、相談したい
・目撃したハラスメント行為を連絡、相談したい
・「ハラスメントかも?」と感じたできごとについて連絡したい、相槌がほしい
・それらへどう対応すべきか相談したい、解決に向けて関わってほしい
なにができるの?
・あなたのお悩みを、ハラスメント相談員がお聞きします
・秘密を絶対に守ります
・あなたの希望に寄り添って、できる限りのサポートをします
ご理解いただきたい前提
ハラスメント相談員は、ハラスメントを解決することはできません
解決にあたっては、当事者間による和解や合意、それが難しい場合には司法による判断等を必要とします
ハラスメント相談窓口はその一次対応窓口として、事情の聴取や事実確認をおこない、解決へ向けたサポートをする役割を担います
「どんな相談でもできる」わけではありません
当窓口では、演劇をはじめとした舞台芸術の関係者による「現在関わっている、あるいは過去に関わっていた公演(稽古・リハーサル含)・ワークショップ・団体等」での事案に関するご相談のみ承ることができます
また、担当者は男性の実演家(演出家等)であり、かつ演劇に関する企画をおこない、出演俳優をキャスティングすることもある立場でもあることなどから、相談をしにくい面もあるかと思われます。そうした場合には無理に窓口として活用せず、身近な信頼できる方へお話しされたり、公的な、あるいは別の相談窓口を利用することもご検討ください。そのサポートが必要である場合は、どうぞお気軽にご相談ください
相談窓口ワークフロー
補足説明
・対面およびビデオ通話による相談対応は、双方の集中力確保のため1回最長50分間とします。足りない場合は別日もしくは同日に時間をあけて実施します
・上記のフローはひとつのモデルとしての例示です。基本的にはこれに沿って進めますが、責任者本人による加害が疑われる場合や、相談者・被害者による要望のある場合には一部の行程を省略や追加し、多少の変更を加えることがあります
相談窓口担当より皆さまへの約束
相談にかかるプライバシーを厳守いたします
・ご相談内容について、必要な情報共有を除き、他者へ口外することは決してありません
・ご相談内容の共有にあたっては、関係者に対しても慎重におこないます。相談者の意向を最優先し、相談のうえ許可された相手に対して許可された内容のみをお伝えします
・相談フォーム、メールの内容について、窓口担当者以外の者が目にすることはありません
・対面およびビデオ通話による相談は、室内の区切られた空間にて、相談者および窓口担当者のほかに居ない状態で対応いたします
・一連の業務において知り得た情報について、他者へ口外することは決してありません
言動に十分配慮いたします
・業務にかかる一切において冷静に対処し、暴力を振るうこと、強い口調で威圧するなどの攻撃的な態度をとること、また他者の尊厳を傷つけることはありません
・ご相談および事実確認の際に、発言を急かしたりその内容に対して主観的な決めつけをおこなうなど、その安全性を損なうことはありません
公平に対応いたします
・業務にかかる一切において公平に対処し、中立を遵守します
・相談受付から解決へ向けた進行にあたっては、相談者および被害者(被害に遭われている可能性のある方を含む)の意向を尊重します。しかしこれは相談者および被害者の主張を支持することは意味しません
留意事項:当相談窓口ではできないこと
ハラスメント相談窓口担当者の責任および権限は事案の一次対応および関係者内での共有の確保に留まり、解決へ向けては補助以上の関与をおこなうことができません。
その他、対応できかねることの例を以下に特記いたします。
・ハラスメントの有無を判断すること
※ハラスメントの認定については、主に社会通念と照らして判断される非常にデリケートなものです。一般的に明らかにハラスメントに該当するような事案であっても、当窓口では担当者がその有無を判断することはありません
・一方の主張のみを聞いた段階で事実認定をおこなうこと
・行為者・関係者等に対して進言・依頼を越える関与(注意・指示等)をおこなうこと
・専門的な心理的ケア
・金銭等の負担
・ハラスメントと関連の極めて薄い相談への対応
メールでも承ります
送信先:kamokeitaro.contact@gmail.com
件名に「ハラスメント相談」とご記載のうえ、本文にて以下の項目について、書ける範囲でご記入ください。
①お名前(匿名希望の場合は不記載で結構です)
②希望する相談対応
└対面での相談
└ビデオ通話での相談
└メールでの相談
└まだ分からない
②相談事案(問題行為)についての説明
└「いつ」「どこで」「どのように」行われたことか
└他者に対しても同様の言動はあるか
└現在の状況
③相談事案についてどのように感じているか
④意向(下記からお選びください(複数選択可))
A.話を聞いてほしい
B.事情を報告したい
C.行為者に改善を促したい
D.行為者に謝罪をしてほしい
E.行為者との接点をなくしたい
F.その他
メール受信後24時間以内に一度返信いたします。
なお、メールにてご相談の際は、メールアカウント名にてお名前が表示されてしまう可能性がございますので、匿名での相談をご希望の場合にはご注意ください。
相談窓口担当者
加茂慶太郎(認定ハラスメント相談員Ⅱ種(日本ハラスメントカウンセラー協会))
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