「JUMP OUT! Project」第9回目の12月14日(日)は、翌週12月21日(日)に行われる最終発表会の準備に入りました。
学校の授業等で発表すること自体には慣れている高校生たちですが、JUMP OUT!Projectは、5月にスタートした約6か月間の長期的なプロジェクトです。自分がアクションしてきたことをふりかえり、それをたった5分で発表せねばなりません。
良い発表とは何か、来てくれた人たちに自分は何を伝えたいのか。
最終発表に向けた最後のJUMP OUT!がはじまりました。
毎回、ワーク内容を説明する資料の表紙は、様々な「JUMP OUT!」の瞬間を切り取って見せていました。今回は子猫のJUMP OUT!
新しいことにチャレンジするときに、大事なのは「合ってるかどうか」じゃない。
まずは思いつきを出してみよう。その一歩が未来を動かす
「うまくいかなかった」は、やった人だけが得られる勲章。
ここでは、失敗=前進のしるしです。
アイデアや想いを伝えるのには、勇気がいる。
だから、人をバカにしたり、茶化したり、否定することは絶対にしない!
すぐに飛び出せなくても大丈夫。悩んでいる、考えている、それも立派なアクション。
あなたのタイミングで、飛ぶ準備をしていこう。
高校生一人ひとりが、自分のテーマでJUMP OUT!する。
でも、その挑戦を支え合うのは、ここに集まった全員。
高校生も、大人も、未来館スタッフも。私たちは一つのチームです。
発表の準備に入る前に、「つまらない発表とは」を考えます。
これまで自分が聞いてきた数々の発表で、どんな発表がつまらなかったかを高校生に聞いてみました。
「何が言いたいか分からない」「声が小さくて聞こえない」「早口」「書いてある字が小さすぎて分からない」など、どんどん出てきます。今までどれだけつまらない発表を聞いてきたのでしょう・・・。
大人からは、プレゼンの主役はあくまでプレゼンター。スライドはそのサポートにすぎないことを伝えました。そして、発表に際して1つだけ条件を提示しました。
それは、原稿を読み上げないこと。
プレゼンの目的は相手に対する「説明や理解」ではなく、「相手の心を動かす」こと。
発表時間は5分。相手の心を動かすために、5分の流れを完成させることが今日のゴールです。
人の脳は「出来事の流れ」で理解するようにできています。その仕組みを使って、ストーリーボードを作っていきます。ストーリーボードとは、プレゼンの流れを絵や図で順番に整理した設計図のこと。
まずは、ストーリーの元となる出来事を洗い出していきます。どんなVisionを描いたか。どんな思いがあってそのVisionにしたのか等のきっかけとなった部分はもちろん、そのために行動したこと、失敗したこと、気づいたことまで、1つ1つ順番に拾い出していきます。
たくさんありすぎて書ききれなかったり、「こんな些細なことも行動したことに含めていいのかな」と迷ったりしながらも、すっかりお馴染みとなったサポートメンバーの大人たちに相談します。
本人すら忘れている出来事も意外と周りの大人が覚えていたりするものです。
次に、拾い出した出来事のどの部分を切り取るのかやどんな順番に並べるのか、どんな風(絵や図や文章)にして相手に見せていくのかを考えていきます。
ここまでずっと自分の内側の部分に向き合ってきた高校生たちですが、今度はそれを外に向けます。
自分が何を伝えたいのかだけでなく、相手に飽きずに聞いてもらうにはどうしたらいいかに目を向けはじめます。
プレゼンは最初が肝心。ストーリーボードの最初の1枚はなかなか定まりません。
とにかく時系列に並べてみたり、絵にかいてみたり、一つ一つの出来事をつなげてみたりする中で「これだ!」と見通しが立ってきました。
は!と何かひらめいたみたいです。
最終発表に向けて各自、こまきこども未来館や自宅で発表資料を作ります。
発表当日の朝、発表の練習や資料の最終確認を行います。
(後日談:発表会の5分前まで資料を改良し続けた高校生もいました!笑)
次回のJUMP OUT!は12月21日(日)。
最終発表会です。
JUMP OUT! Projectは、高校生が自分の「やってみたい!」という気持ちを掘り起こし、地域や社会を舞台に実際にアクションを起こすことを大切にした社会参画プロジェクトです。
2025年5月から12月まで全10回のプログラムを通して、自らの課題や関心からプロジェクトを立ち上げ、実際に行動する(=JUMP OUT!)ことで主体性を育んでいきます。