「JUMP OUT! Project」第2回目の6月15日(日)は、名古屋市の鶴舞にあるオープンイノベーション拠点「STATION Ai」に行ってきました!
今回は、STATION Aiに入居している「こまき新産業振興センター」さんと「小牧市商工振興課」さんが全面協力!入居者限定エリアに足を踏み入れ、STATION Aiを見学。
見学後は、「社会とつながるってどういうこと?」をテーマに高校生も大人もまざってクロストークを行いました。
STATION Aiの7階から。フェンスと高校生ってなぜこんなに合うのでしょう。
新しいことにチャレンジするときに、大事なのは「合ってるかどうか」じゃない。
まずは思いつきを出してみよう。その一歩が未来を動かす
「うまくいかなかった」は、やった人だけが得られる勲章。
ここでは、失敗=前進のしるしです。
アイデアや想いを伝えるのには、勇気がいる。
だから、人をバカにしたり、茶化したり、否定することは絶対にしない!
すぐに飛び出せなくても大丈夫。悩んでいる、考えている、それも立派なアクション。
あなたのタイミングで、飛ぶ準備をしていこう。
高校生一人ひとりが、自分のテーマでJUMP OUT!する。
でも、その挑戦を支え合うのは、ここに集まった全員。
高校生も、大人も、未来館スタッフも。私たちは一つのチームです。
〜「カタカナーシ」で遊ぶ〜
この日はサポートメンバー以外にも、STATION Ai運営担当の方や入居されている企業の方々、そしてAI国王(!?)までいろんな大人が続々と集まってきました!
そこで、アイスブレイクはお題に対してカタカナ禁止で説明してチームで答えを当てる「カタカナーシ」ゲームに。大人も高校生も一緒になって本気で遊びます。「クリエイター」「シャッター」「アスレチック」「ナポリタン」「チームワーク」などのカタカナに大苦戦!
ある高校生は「ナポリタンに入ってる材料で説明しようと思ったら材料もカタカナだった!(会場は爆笑)名古屋で有名な鉄板のって言ったらやっと伝わった」と笑顔でふりかえり。
〜STATION Aiを探検!〜
緊張もほぐれてきたところで、こまき新産業振興センター長谷川さんによる見学ツアーがスタート!建物の作りや入居スペース、会議スペース、ホテルなど施設全体をたっぷり案内いただきました。
中には小牧の企業「日本特殊陶業㈱」のブースも。偶然社員の方がいらっしゃったので、入居している理由や事業について紹介いただきました!
〜社会とつながるってどういうこと?〜
最初に大人のみなさんが今の仕事に就くきっかけを語ってくれました。
親の影響で大学生から起業を目指す人、会社員から起業した人、状況に巻き込まれる中で楽しさを見つけてきた人、新しい環境にどんどん飛び込んだ人。高校生から見ると“同じ大人”でも、その歩み方は見事にバラバラでした。
高校生も「私はあまり努力ができなくて。物事を続けるモチベーションはどこから出てくるのか」と勇気を出して質問してくれました。「実は僕たち大人も努力することが怖いし、苦しいときがある。本人が行動していることが周囲からはモチベーションがあるように見えるだけ。どれだけ何を達成したいかの気持ちが大事なんじゃないかな」
真剣な問いに真剣に答える。時間ギリギリまでトークは続きました。
STATION Aiで働きたい!と思う高校生も続出した今回。高校生の目に大人たちはどんなふうに映ったのでしょうか。大人も実は1人の悩める人間。少しだけでも大人と自分の接点を見つけてもらえたなら嬉しい限りです。
さて記念撮影は見学直後のSTATION Aiロビーにて。
掛け声はやっぱり、「じゃ〜〜〜んぷ、アウト!」
次回7/13(日)は、いよいよ自分の「やってみたい!」ことにそれぞれ向き合ってみます。やってみたいことが人と話す中で見つかることもあれば、全然見つけられないことも。でもまずは、とにかく動いてみる!そんな時間にしていきます。ここは"みんなでつくる、ひとりひとりの挑戦"の場。高校生のみなさんと一緒に大人たちも悩み楽しみながら進めていきます。次回もお楽しみに!
JUMP OUT! Projectは、高校生が自分の「やってみたい!」という気持ちを掘り起こし、地域や社会を舞台に実際にアクションを起こすことを大切にした社会参画プロジェクトです。
2025年5月から12月まで全10回のプログラムを通して、自らの課題や関心からプロジェクトを立ち上げ、実際に行動する(=JUMP OUT!)ことで主体性を育んでいきます。