「おんせん県おおいた」を謳う大分県は,温泉の形成には欠かせない水が豊富な地域でもあります.したがって,大分では,温泉に限らず,多種多様な水をいかした様々な視点からの研究が行われ,その成果は環境保全,水資源保護,教育などに活用されてきました.本シンポジウムでは,地元の研究者や行政関係者から大分の陸水環境に関する話題を提供いただき,講演に続くパネルディスカッションで,大分の陸水環境の現状と課題について共通の認識の醸成(涵養)をめざし,将来の研究や諸活動への展望について意見交換します.
このシンポジウムにより,参加者の知見が広がり,また,大分の陸水環境への関心が深まればと考えて大会実行委員会の地元メンバーで企画しました.大勢の方の参加をお待ちしています.
2023年10月12日(木) 15:00-19:00
J:COM ホルトホール大分 3階大会議室
一般市民,陸水学会会員
無料
日本陸水学会第87回大分大会
おおいた水フォーラム
大沢信二(京都大学)・大上和敏(大分大学)
15:00 開会 (受付開始:14:00)
15:00 ~ 15:05 開会挨拶 大沢信二(日本陸水学会大分大会会長)
15:10 ~ 18:00 各パネリストからの講演・報告
西垣 肇(大分大学理工学部)
「大分県の地域の気象」
永野 昌弘(大分大学理工学部)
「レッドデータブックからみえる大分の陸水環境の現状と課題」
川野 智美(九重ふるさと自然学校)
「上流域の責任として~ふるさとの自然を守る・伝える・つなぐ~」
高瀬 智(大分河川国道事務所流域治水課)
「流域治水の推進 ~これからは流域のみんなで~」
大沢信二(京都大学理学研究科附属地球熱学研究施設)
「大分市の温泉科学の歩み」
18:10 ~ 18:55 パネルディスカッション「大分の陸水環境の現状・課題・将来への展望(仮)」
司会 大上和敏(日本陸水学会大分大会実行委員長)
18:55 ~ 19:00 閉会挨拶 占部 城太郎(陸水学会会長)
19:00 閉会