活動報告

第4回定期交流会 [Regular][Psychology]

心理学における顔の測り方 ~SD法を中心に~

講師:渡邊伸行(金沢工業大学)

日時:2013年12月15日

場所:シティタワー大崎


今回の定期交流会では,新規に加わったメンバー6名を含め,15名が参加しました.交流会は二部構成で,第一部は交流会オリジナルの自己紹介資料を使った自己紹介から始まりました.その後,輿水賞をいただいたフォーラム顔学2013の若手企画の振り返り,昨今の顔学の問題などを中心に話合いが進みました.

第二部は,毎回交流会メンバーが持ち回りで講師を担当しているセミナーを開催.今回は金沢工業大学の渡邊さんに,顔の印象や魅力といった人の心を定量化して統計分析する心理学の手法としてセマンティック・ディファレンシャル法 (SD法)をレクチャーいただきました.これまで日本顔学会誌に掲載されたSD法の論文で使用された形容詞対のリストの紹介に加え,実際にSD法を利用した例として,ビジュアル系バンドのメイクの印象評価や“萌え”の測定などを解りやすく紹介していただき,他分野のメンバーも心理学分野の情報を学ぶことができました.

毎回,会が盛り上がり,交流会の時間がオーバーしてしまうのですが,今回も場所を変えてさらに交流を深めることに. 第4回定期交流会も有意義な交流を行い,無事に終了することができました.