過去の大会

2022/09/10-11日本海洋教育学会設立大会

海洋教育学会設立準備会よりお知らせ

「日本海洋教育学会設立大会」


【開催趣旨】


海洋教育は、熱⼼な学校や幼児教育施設と、海洋に関わる多くの⼤学や学会、⽔族館はじめ博物館などの社会教育施設、NPO、企業、⾏政などにおいて、さまざまな形で取り組まれてきました。

しかしながら、こうした活動の情報交換を⾏い、互いに客観的に評価し切磋琢磨する場はありませんでした。

海洋教育の普及、発展、深化のためには、分野や⽴場をこえて⼤⼈から⼦供まで参加し、⾃由に議論し、交流のネットワークを広げる場が必要です。

このような認識のもと賛同者が集まり、そうした場として⽇本海洋教育学会を設⽴することとなりました。

設⽴⼤会には海洋教育に関⼼のある⽅はどなたでも参加できます。皆様のご参加をお待ちしております。


【日時】

2022年9⽉10⽇(⼟)14時〜17時、11⽇(⽇)9時半〜12時半


【開催形式】

ハイブリッド形式(対⾯+オンライン)


【対⾯会場】

東京⼤学本郷キャンパス理学部 1 号館⼩柴ホール(東京都⽂京区本郷7-3-1)


【参加費】

無料


【主催】

海洋教育学会設立準備会


【参加⽅法】

(1) 対⾯参加の場合(対⾯会場(東⼤・理学部1号館・⼩柴ホール)にご来場される場合)。
下記URLにアクセスして対⾯参加者登録をお願いします。
・対⾯参加者登録フォーム
https://forms.gle/D4qdvcb85qCqLzWB6
※パソコンからの登録がうまくいかない場合は、スマートフォンからの登録をお試しください。


(2) オンライン参加の場合(対⾯会場にご来場されない場合)。
各⽇、ZoomミーティングのURLにアクセスしてください
(注:オンライン会場に⼊室する前にお名前・メールアドレス・ご所属の登録が必要となります)。



【プログラム(予定)】


■9月10日(土)

14:00-17:00 実践・研究発表(各20分(発表15分+質疑応答5分))


・14:00-14:05

開会挨拶


・14:05-14:25

清野聡⼦・藤光康宏(九州⼤学⼤学院⼯学研究院附属環境⼯学研究教育センター)

「九州⼤学うみつなぎ」の海洋教育―地域の海を活かして多様な⽅々と創る学び


・14:25-14:45

⽵端彬良(三重⼤学⼤学院⽣物資源学研究科)、⼭本慧史(同・東紀州サテライト)、⼭本康介(同・伊勢志摩サテライト)、坂本⻯彦(同)

⾃分たちの海を知り、伝えていく⾃然体験プログラム「海育・とと育・おわせ⾏く」の実践〜三重県尾鷲市の⼩学⽣の事例〜


・14:45-15:05

⾥浩彰、榎⼾三智⼦、千葉和義(お茶の⽔⼥⼦⼤学 サイエンス&エデュケーション研究所)

海から離れた内陸地域における海洋教育の実践

(15:05-15:30 休憩)


・15:30-15:50

浪崎直⼦(フリーランス)

令和2年熊本豪⾬で被災した⼦どもたちへの海洋教育⽀援


・15:50-16:10

星原貴保(株式会社ナチュラルブルー・⼀般社団法⼈沖縄県美ら海教育学校)

サンゴの海が広がる沖縄でダイビングショップ・海の学校が⾏う海洋教育取り組み事例報告


・16:10-16:30

和⽥祐⼦、吉⽥ 隆太、清本 正⼈(お茶の⽔⼥⼦⼤学 湾岸⽣物教育研究所)

ウニ教材の提供拡⼤のための中間拠点の整備


・16:30-16:50

川本敦・中島信(⽴命館⼩学校)

⽔をテーマとし、教科連携を通した探究学習の取り組み


■9月11日(日)

9:30-11:00 

シンポジウム「地球温暖化に伴う⾃然災害をどう伝え,どう学ぶか?」


趣旨

熱波や豪⾬、⽣態系への影響など、地球温暖化は⾃然災害として顕在化し、将来さらに激甚化することが予想されている。

激甚化する温暖化災害に直⾯するのは、今の⼦供たちの世代であるが、温暖化のメカニズムの理解は難しく、その規模も⼤きいため、⽣徒も教師もなかなか⾃分事としてとらえられない。

温暖化とそれに伴う⾃然災害のメカニズム、影響をどう伝え、どう学んだらよいのか。

温暖化のメカニズムと影響に深く関わっている海洋を鍵として、以下のパネリストによって議論を深めたい。


コーディネーター

・茅根創(東京⼤⼤学院理学系研究科地球惑星科学専攻)


パネリスト

・丹⽻淑博(国⽴極地研究所)温暖化のメカニズム

・⾺籠秀典(⼤牟⽥市⽴みなと⼩学校)⼩学校における豪⾬災害・防災教育実践

・池辺靖(⽇本科学未来館)博物館における温暖化教育実践

・五箇公⼀(国⽴環境研究所)温暖化に伴う外来⽣物

(※すべて仮タイトル)


プログラム

・09:30-09:35(5分) 

趣旨説明


・09:35-10:35(60分) 

パネリストからの話題提供(4名、15分程度)


・10:35-11:00(25分)

ディスカッション(パネリスト参加、会場との質疑応答も含む)


11:15-12:30 

⽇本海洋教育学会設⽴総会


学会設⽴趣意書(案)、学会規約(案)の説明および意⾒交換