2025年秋、明法中学高等学校(東村山市)にて開催された塾対象説明会に参加した。校長挨拶・教頭による学校紹介・入試広報部長による入試説明・施設見学の構成で行われた。
本年度より中学校が共学化され、女子10名が入学。男子校の伝統を生かしながら、新しい共学校としての一歩を踏み出した。
明法学院は「感謝の心・知性の向上・良い習慣の形成・社会貢献」を教育の根幹に据えている。
生徒には「感謝を持つことで他者に優しくなれる」という考えを教え、知性を磨き、良い習慣を身につけ、社会の平和に貢献できる人間の育成を目指している。
また、2024年度に創立60周年を迎え、男子中高一貫校から2019年度に高校を共学化。2025年度で中学共学化を迎える。
教頭より、明法の教育を支える4つの柱が説明された。
広大な敷地と充実した施設
敷地面積は東京ドーム1.2倍、ベルーナドーム1.4倍に相当。
400mトラック付きのグラウンド、人工芝第2グラウンド、2つの体育館、テニスコート4面、講堂(1014席)などを完備。
校内に宿泊可能な「明法学院ハウス」もあり、合宿や研修で利用されている。
手厚い少人数教育
常勤教員1名あたりの生徒数は13名。
中学は各学年2クラス(1クラス約20名)で構成され、女子のサポートも含めて補助員・支援員が常駐。
スクールカウンセラーも常勤し、生徒・保護者双方の相談体制が整っている。
「本物」に触れる教育
理科実験・音楽・探究活動など、体験を重視。
理科棟には物理・化学・生物・地学の各専用講義室と実験室を計8室設置。
顕微鏡や試薬類も生徒1人1台規模で用意され、イカの解剖やウニの受精観察などを行う。
音楽では全員がオーケストラ授業を受け、3年間で一つの楽器を習得する。プロ講師の少人数レッスンで、明法祭で発表する。
自由な校風と生徒自治
委員会活動・行事・部活動を生徒中心で運営。
教師と生徒の距離が近く、信頼と自主性を重んじる文化が根付いている。
中学段階では「サイエンスG(Science G)」を導入。ロボットプログラミングを通して問題解決力を養う。
自作パーツを3Dプリンターで製作するなど実践的で、上級生はロボコン・情報オリンピックにも挑戦している。
高校で実施される3か月間のターム留学(2025年度はニュージーランド)に向け、
中学段階では「GSP Foundation」として英会話・プレゼンの基礎を週1回学ぶ。
英検取得率も高く、中1で4級以上6割、2級取得者もいる。
放課後は学習道場(自習室を夜7時半まで開放。卒業生チューターが常駐し、来年度からは外部業者による学習支援も導入予定。
中学生は週末課題・定期テスト解き直しを徹底し、学習習慣の定着を重視。
指定校推薦枠は約400校・750名分(在籍約200名に対し3倍以上)。
主要推薦枠:東京理科大・中央大・法政大・成城大・明治学院大など。
推薦・総合型選抜にも力を入れ、放課後学習体制をさらに拡充予定。
約40の部・同好会があり、中学生も高校生と共に活動できる。
サッカー部・ソフトテニス部・野球部は全国・関東大会出場。
模型同好会は全国2位、吹奏楽部は専門指導員のもとで高い演奏水準を維持。
宿泊行事は中1(1泊2日)→中2(2泊3日)→中3(3泊4日)→高校(修学旅行4泊5日)と段階的に実施。
中学1年生39名(男子29・女子10)。
休み時間や昼休みに男女でドッジボール・バスケなどを行い、和やかな雰囲気。
スピーチに登壇した女子生徒は「先生が優しく、男女とも仲が良い」と話した。
文化祭では男女協力で折り鶴3,600羽を使い、東村山市のキャラクターを制作・展示した。
現在も高校3年生の英語ライティング授業を担当。
「自己効力感(自分ならできるという感覚)を育てる教育」を重視。
挑戦と失敗を恐れず、レジリエンス(立ち直る力)を鍛えることを重視。
「できない理由を探すより、どうすればできるかを考える」姿勢を育む。
教員も生徒と距離が近く、文化祭では生徒と共に吹奏楽やダンスを披露するなど、温かい校風を形成。
「感謝・謙虚・創造性(Creativity)」を明法教育の核とし、「人のため・社会のために役立つ人間の育成」を目指すと締めくくった。
募集人数:72名(男女共学)
入試日程:2/1午前・午後、2/2午前・午後、2/5午前(5回実施)
入試方式:
①国算2科 ②国算理社4科 ③国語または算数1科 ④適性検査型(Ⅰ型・Ⅱ型)
試験時間・配点:国算各40分100点(第1回午前のみ50分・記述200字あり)、理社各30分60点、適性検査45分100点。
合格目安:得点率6割前後。
例:第1回午前 102点、第2回午前 87点など(倍率1.3〜2.6倍)。
加点制度:英検4級以上10点、ソフトテニス技能優遇10点(併用不可)。
特待制度:第1回午後・第2回午前午後・第3回入試で特待選考あり。
出願方法:miraicompass利用。通知表コピー・英検証明書提出。
推薦入試:1/22(東京都生徒は単願のみ、埼玉県は単願・併願可)
一般入試:2/10・11
募集定員:推薦57名、一般58名
コース構成:特別進学・総合進学・GSP
内申基準:
・総合進学:単願18、併願20(欠席10日以内・9教科2なし)
・特別進学:3科13以上+5科20以上(単願)/22以上(併願)
・GSP:英検準2級以上(12/15時点)
内申優遇(最大3pt)
英検・数検・漢検2級+3/準2級+2/3級+1
生徒会役員+1/強化指定部+2(組合せ最大3pt)
特待制度:学業・部活動・GSPの3種。推薦合格者は「チャレンジ入試」で上位特待へ再挑戦可。
指定校推薦:東京理科大・中央大・法政大など。
図書館:蔵書3万5千冊。入試出典書籍コーナー、学習机完備。
学習道場:中高生共用と高校専用ブースの2室。卒業生チューター常駐。来年度より予備校講師導入予定。
音楽棟:オーケストラ用6室(弦・木管・金管・打楽器・個人練習室)。楽器は学校備品で貸与。
理科棟:物理・化学・生物・地学の講義室+実験室計8室。
グラウンド・体育館:広大な400mトラック、野球場・人工芝グラウンド・剣道場・柔道場・トレーニング室完備。
食堂・コンビニコーナー:昼食は食券制、予約弁当可。中1は原則教室で昼食。
スクールカウンセラー室:本館とは離れた静かな場所に設置。相談しやすい環境。
私立中学校からの受験も可。内申基準を満たせば推薦扱いとして受験可能。
2年前までは偏差値基準による確約制度があったが、現在は廃止。基準はすべて公表された内申基準に準拠。
部活動体験は個別対応可。顧問への連絡で随時見学・体験を受け入れている。
明法中学高等学校は、「人間的なつながり」「体験重視」「挑戦を支える教育」を3本柱に据えた学校である。
共学化初年度の中学は順調に定着し、女子生徒も伸び伸びと活動。理科・音楽・探究・英語の4分野において「本物に触れる学び」を実践している。
今後は放課後学習強化とGSP留学の発展を軸に、6年一貫教育としてさらなる進化を目指している。
中央大学附属杉並高等学校(通称:中大杉並)は、東京都杉並区に位置する共学校。
「持続可能な社会の創り手を育てる」を教育理念に掲げ、学問と社会をつなぐ探究教育を展開。
3年間の学びを通して「自ら考え、行動する生徒」の育成を目指している。
アクセスはJR荻窪駅・西荻窪駅・西武新宿線上井草駅などから良好。
2022年度より導入された独自カリキュラム「C.S. JOURNEY」は、
Preparation(準備)→Participation(参画)→Independence(自立)の3段階構成。
3年間で「探究→発信→協働→自立」を体験的に積み重ねる。
1年生:Preparation(準備)
SDGsを題材に、ワークシート学習・フィールドワークを通して社会課題への関心を育てる。
2年生:Participation(参画)
グループ探究やアカデミック・プロジェクト、リーダー・プロジェクトに参加。
「関わることで見えてくる」ことを重視し、協働力・発表力を鍛える。
3年生:Independence(自立)
個人テーマで6000字の卒業論文を執筆。
理数探究・文系探究など、自身の関心分野を掘り下げて大学レベルの研究を行う。
全教科でアクティブラーニングを導入し、探究型授業を実践。
国語:思考の可視化・発表型学習
英語:発信力重視・ディスカッション型授業
理科:探究実験やデータ活用
社会:現実社会と結びつけた課題研究
教科横断的にSDGs・社会課題を扱う授業が多く、「教科×探究」の連動が特色。
英語4技能育成に加え、希望制で選べる多彩な海外研修プログラムを実施。
プログラム名
行き先
対象
時期
目的
グローバルスタディ
カナダ
全学年
夏休み
社会課題探究・英語発信
ユニタリー短期留学
オーストラリア
1〜2年生
1〜3月
実践英語・国際理解
ケンブリッジ英検研修
英国
3年生
2〜3月
国際資格取得・語学研修
また、English Camp・スタディツアーJAPAN・外国語講座など、国内でも国際体験を積む場を提供。
中大の国際教育プログラム「GO GLOBAL」と連携し、大学レベルの英語環境を実現している。
中大杉並の最大の特色は中央大学への内部進学率91%(2024年度)。
推薦制度により、中央大学の全学部へ進学可能。
進学例:法・経済・商・文学・国際経営・総合政策など。
また、他大学受験にも対応し、近年は早稲田・慶應・上智・東京理科大・明治などの合格実績も。
卒業後は「行動する知性(Knowledge into Action)」を体現する人材を輩出している。
週6日制(平日+土曜授業)
芸術・探究・情報科目が充実
「土曜講座」では大学教授・企業講師による特別講義を実施
英語ディベート・ビブリオバトル・模擬国連
大学連携講座(中央大法学部・理工学部との協働授業)
SDGsアワード・探究甲子園・全国発表会などへの出場実績も多数
4月のオリエンテーション合宿に始まり、文化祭(9月)・修学旅行(3月)・球技大会・芸術鑑賞会など行事が充実。
学年を超えた交流が多く、探究発表会・英語プレゼン大会なども定期開催。
運動部・文化部・同好会あわせて約40団体が活動。
運動部は全国・都大会出場実績多数。
サッカー、陸上、硬式野球、男女バレーボール、テニス、ソフトテニス、バドミントンなど。
文化部は吹奏楽・美術・放送・写真・ESS・IBL探究などが人気。
試験日:2/10(火)
募集人員:男女計150名
科目:国・数・英(各50分)
合格発表:2/11(水)13:00予定
検定料:30,000円
試験日:1/22(木)
募集人員:130名
内容:国・数・英+面接
内申基準:9科合計37以上
試験日:1/23(金)
募集人員:20名
内容:英語+面接
対象:海外在留1年以上または帰国後3年以内
東京都23区・多摩地区・神奈川・埼玉など幅広い地域から通学。
通学時間は「30〜60分」が最も多く、全体の約57%を占める。
出身中学は公立中学が中心だが、私立・国立・海外校からの入学も年々増加している。
人工芝グラウンド、アリーナ型講堂、音楽ホール、図書館、食堂などを完備。
学びと活動が両立できる「明るく開放的なキャンパス」が特徴。
特にラーニングコモンズは探究・発表の中心的スペースとなっている。
校長は、「未知を学び、出会いを通して創造的知性を育む」教育を提唱。
建学の三本柱は以下の通り:
真:探究を通して知を深める知性
善:他者と社会を思いやる理性
美:感性を磨き、表現する心
これらを総合的に育むことを目指し、「Creative & Self-motivated」を合言葉に掲げている。
中大杉並は、中央大学の附属校でありながら探究・国際・進路の三軸で先進的な教育を実践する学校。
内部進学制度に加えて、他大学受験や海外進学にも対応可能な柔軟性を持ち、
「大学附属でありながら自立的に学びを深めたい」生徒に最適な環境である。
(訪問日:10/8(水)/池田塾)
文京区茗荷谷駅から徒歩1分。拓殖大学・中央大学・お茶の水女子大学などが並ぶ文京地区にある貞静学園中学校・高等学校を訪問しました。
2026年度入試に向けた塾対象説明会が行われ、校長先生をはじめ、各主任・広報・入試担当の先生方が登壇。教育理念から具体的な指導内容・入試制度まで幅広く紹介されました。
学校の教育目標は、
「今日が楽しい、明日が待たれる学校」
生徒が「わかる喜び」「のびる喜び」「つどう喜び」を実感できる学校づくりを掲げています。
教職員全員が“チーム貞静”として連携し、「貞静クオリティ」という合言葉で生徒に寄り添った少人数教育を実践しています。
中学は1学年20名前後の少人数制で、先生との距離が近く、一人ひとりをしっかり見てくれる環境。
朝学習(英単語・計算・作文・スタディサプリEnglish)で学習習慣を確立
オリジナル「スコラ手帳」により、PDCAサイクルを日常化
放課後補習・小テスト補習で弱点を徹底克服
夏期・冬期講習は全員参加
3年間で69%の生徒が成績向上
また、「朗読劇」や「百人一首入選」「声楽・フェンシング全国大会出場」など、得意を伸ばす機会も充実しています。
探究活動ではSDGsを意識した「環境」「人権」「国際理解」などのテーマで調査・発表を行い、発信力を育成。
さらに、2025年度より給食制度を正式導入し、生活面のサポートも強化されます。
高校は、生徒の目標や進路に応じた3コース制。
① 特別進学コース(文系・理系)
一般入試・共通テスト対応。演習・模試を通して実践的な学力を育成。
放課後講習・模試分析・AI教材による弱点克服など、大学受験を意識した体系的カリキュラム。
② 総合進学コース(文系・理系・メディカル)
「入れる学校」ではなく「行きたい学校」へ。
推薦・総合型選抜に対応した進学指導が中心で、医療系(看護・薬・リハビリ等)の専門授業も展開。
拓殖大学との高大連携講義など、大学進学を意識した実践教育が特徴です。
③ 幼児教育・保育系進学コース
長年の伝統を誇る人気コース。
附属幼稚園や教育系大学との連携で、子どもと関わる現場実習を多数実施。
「幼教探究」「保育実践」など独自科目もあり、全員が年内に進学先を決定(合格率100%)。
大学・短大進学83%、専門学校17%と進路も安定しています。
高校教育では、次の3領域を柱にしています。
1️⃣ 知識・技能力:学び直し・スタディサプリ連携・基礎補習
2️⃣ 人間力:探究活動・行事・ボランティア
3️⃣ 貢献力:社会課題への関心を深め、行動に移す力
生徒はiPadを1人1台使用し、Teamsや動画教材と連動したハイブリッド学習を実現。
探究学習では「高2スタディツアー」で大学・企業と協働発表を行うなど、発信力育成にも力を入れています。
【中学入試】
実施日:2/1・2・3・5・10(5回実施)
方式:
①2科(国+算/英選択可)
②1科(国 or 算)
③適性検査型(2/2・2/5)
英検優遇制度あり
・2級=100点、準2級=90点、3級=80点、4級=50点換算
・非英語選択者にも加点あり(例:3級+15点)
出願料:20,000円(2月1〜3日3回併願可)
特待制度:成績上位者に授業料免除あり
面接試験は廃止(受験者拡大対応)
【高校入試】
推薦入試:1/22(水)
・内申基準:特進=4、総合・幼保=3
・偏差値目安:特進55/総合47/幼保42
一般入試:2/10・2/12
・3科300点満点中120〜150点が合格目安
・第一志望優遇制度あり(基準点引下げ)
特待制度:得点率により授業料全額〜10万円給付まで4段階設定
検定加点制度:英検・漢検・数検3級以上で+加点
併願優遇:基準内申クリアで原則全員合格相当
中学入試の受験者数は年々増加傾向(進学実績・探究教育の評価によるもの)
英語検定取得者・探究発表経験者が年々増えている
発達障害・学習障害のある受験生も個別相談のうえ受け入れ可(柔軟な対応)
面接試験はなく、受験中の姿勢や答案から人間性も評価
どの学校にも良さがありますが、貞静学園の魅力は「丁寧さと安心感」にあります。
少人数で学び直しに力を入れており、基礎から大学進学まで一貫してサポートしてもらえる点は大きな魅力です。
特に、
「学習面に不安があるが伸びたい」
「保育・医療・教育に興味がある」
「面倒見の良い環境で学びたい」
といった生徒にぴったりの学校です。
高校に入って終わりではなく、3年後の進路を見据えて支援してくれる学校。
池田塾としても、安心して生徒を送り出せる一校です。
郁文館夢学園は、「良い大学」よりも「子どもの幸せ」を重視する教育を理念として掲げている。
理事長・渡邉美樹氏のもと、「25歳をゴールにした逆算型教育=夢教育」を全学で実践しており、大学合格を最終目的とせず、社会で自立して生きる力を育てることを目指している。
教育の三本柱は次の通りである。
学力の育成(確かな基礎学力と論理的思考力)
グローバル力の育成(多様な文化への理解と発信力)
人間力の育成(誠実・謙虚・強く優しい生き方)
これらを通して、生徒が「自分の夢を自ら描き、実現できる人間」へと成長することを目指す。
クラス
特徴
進学クラス
丁寧に基礎から学ぶクラス。自学自習の習慣を確立し、確実な学力定着を図る。
特進クラス
論理的思考と応用力を育て、私立難関校・都立上位校を目指す。
グローバルリーダー特進クラス
英語4技能とリーダーシップを重視し、海外研修・留学を経験する。
国立選抜Jrクラス
新設の上位層クラス。高校の国立選抜・東大専科への接続を視野に入れる。
iP class(Innovation Pioneer)
理系探究・AI・プログラミング教育を融合。2024年より中学段階に導入された新コース。
ベネッセGTZ模試による到達度評価では、B2以上に到達する生徒が年々増加しており、S〜Aゾーンの学力層が拡大している。成績上昇率の高さが顕著である。
英語入試/2科・4科入試/適性検査型入試/iP選抜入試など、多様な方式を実施。
英検加点制度:3級取得者+10%、準2級以上+15%相当を加点。
第一志望優遇・帰国生優遇制度あり。
特待生制度:最大6年間授業料全額免除(3+3年特待、または1年特待を更新)。
進学クラス・特進クラス・国立選抜クラス・iPクラス(東大専科)の4区分を設置。
それぞれが明確な進路目標をもち、一般受験・総合型選抜・海外大進学など多様な進路に対応している。
入試区分
試験日
主な対象・選考方法
推薦入試
1/22(水)
調査書・面接・3科(国数英)・学力検査など。
一般入試
2/10(月)・2/11(火祝)
学力考査(国数英)+面接。出願時に希望クラスを指定。
都立型オープン入試
2/14(土)
都立進学指導重点校と同水準の問題。国数英+面接。
コース
成績条件
Vもぎ目安
欠席日数
備考
国立選抜
9科24以上
60
40日以内
加点:英検準2級以上+1
特進
9科22以上
58
40日以内
探究・課外活動加点あり
進学
9科20以上
57
40日以内
第1志望優遇あり
iP class(東大専科)
国立選抜同等
55
20日以内
難関国立・東大志望者向け
※すべてのコースで5科に「2」がないことが条件。
※保護者は説明会への参加が必須(1回以上)。
英語・探究・留学を軸に「世界で活躍するリーダーの育成」を掲げる。
コース
指導内容・特徴
Liberal Artsコース
英語と文理融合カリキュラム。国内外大学どちらにも対応。IELTS5.5〜6.5目標。
Honorsコース(All English)
全授業を英語で実施。IELTS7.0〜8.0、SAT1300〜1500を目標。海外大進学特化型。
留学は必修ではなく選択制で、海外留学または国内研修を選択できる。
費用はおおむね500〜600万円。留学先はアメリカ・カナダ・タイ・イギリスなど。
3年次には全員が英語による**探究論文発表(Research Paper)**を行う。
英検レベル
2025年卒(入学時)
2025年度入学生
英検1級
1%
2%
準1級
4%
10%
2級
18%
38%
準2級
55%
80%
入学時からの英語力伸長が顕著で、入学後1年で英検準1級以上に到達する生徒も多い。
卒業生87名中、海外大学進学率4割(全国第1位)を記録。
THE世界大学ランキングTOP100には28名が現役合格。
主な進学実績:
【海外大】トロント大、エディンバラ大、NTU(シンガポール)、UCLA、UCサンディエゴ、ミシガン州立大、ボストン大など
【国内大】ICU、早稲田SILS、上智FLA、国際基督教大、立教、明治など
2025年春実績(卒業生202名)
国公立大学合格者:19名(東京大学1名、東北大・千葉大・お茶の水女子大 各1名)
難関私立大学合格者:42名(早稲田・慶應3名、東京理科4名、GMARCH33名、関関同立2名)
海外大学合格者:23名(ミシガン州立、アリゾナ州立、イリノイ大学など)
試験日:2月14日(土)
試験内容:国語・数学・英語・面接
特徴①(問題):日比谷・戸山など都立進学重点校の自校作成問題類似形式
特徴②(難易度):都立上位校レベル
特徴③(環境):都立本番の1週間前に同時間帯で実施
特徴④(振り返り):問題持ち帰り可。後日、模範解答を配布。直前対策に最適。
2020〜2025年度までの過去6年分の入試問題を公式サイトで公開。
説明会参加者には、過去問振り返り動画(国・数・英の出題傾向解説)をメールで配信。
授業見学・夢食堂体験(11:30〜12:10)も実施され、学校生活の雰囲気を体感できる。
郁文館夢学園は「夢教育」を核に、国内・海外・都立のいずれの進路にも対応できる多層的な教育を実現している。
特にグローバル高校は、英語運用力・探究力・国際進学実績のいずれも全国トップクラスであり、「海外大進学」「英語探究」「都立型受験」という3つの路線を併走できる稀有な学校である。
中学・高校・グローバル高の一貫教育が体系化されており、進学実績のみならず、生徒が自分の人生を自分で設計できる力を重視する姿勢が明確である。
郁文館の教育方針は、今後の入試改革とグローバル教育の潮流を先取りするものといえる。
立川市に位置する私立高校で、かつては工業高校としてスタートしたが、現在は普通科4コース制を柱とする総合進学校。建学の精神は「社会の第一線で活躍する人材の育成」。
校長が強調していたのは「オール3の生徒を3年間で伸ばす学校」である点。学力中位層の底上げに重きを置き、進路実現・人間的成長・社会的自立を支える教育を行っている。
ただし、昨年度以降の就学支援金拡充(授業料実質無償化)により、都立志望層の一部が私立へ流入。結果として私立全体で志願者が急増し、昭和第一学園でも推薦・併願優遇基準の引き上げが行われた。
そのため「オール3では基準に届かない」状況となり、確実に内申点を取る重要性が増している。
学則定員:576名
近年の入学者数:600名 → 730名 → 650名(3年連続で定員超過)
→ 教育環境維持のため2025年度は出願基準を厳格化
併願優遇受験者:1,872名(前年より-636名)
単願受験者:232名(+75名)
出願基準なし(全員受験可)
受験者116名・合格者33名(合格率約28%)
→ 倍率3倍を超える狭き門。内申基準に届かない受験はリスクが高い。
→ 実際の学力よりもやや上位の都立に挑戦する受験生が多い。
特徴:高1の3学期に全員ターム留学(ニュージーランド)
留学費:約140万円 → 推薦入学者は全額助成/一般入学者も半額助成
入試成績上位者は全額助成へ昇格可能
入学時の英語力:英検準2級保持者が多数
留学前までに英検2級、帰国後には準1級を目指す
2025年7月:準1級合格者5名(2年生中心)
海外大学進学にも対応(上智外国語学部・ICU・海外大学など)
全員が学力特待生(入学金・施設費免除)
テーマ:文武両道を高いレベルで実現
進学支援センターを併設(学内塾型施設)
・夜7時まで自習・質問可
・大学生チューター・卒業生指導
・教員・外部塾との併用も可能
個別学習カウンセリング体制でGMARCHレベルを目指す
学力特待制度あり(一般入試成績上位者は入学金・施設費全額免除)
在籍最多。将来の方向が未定の生徒が中心。
社会体験・職業講話・企業訪問などを通して進路意識を育成。
2年次で分岐:
分理進学クラス:一般入試型(早期選択、日東駒専レベル)
探究クラス:3年次に文理選択、7つのプログラムによる探究学習
探究クラスは総合型選抜(旧AO)対策に直結。
例:「ビジネス」「地域創生」「教育」「医療」「心理」「理工」「国際」など7領域。
新設2年目。少人数で美術大学・デザイン学部進学を目指す。
「美大附属高校にはない“普通科+アート”」が特徴。
放課後アトリエ完備(デッサン・デジタルデザイン・Adobe使用)
美大生チューター常駐、少人数で作品制作指導。
海外研修(ロンドン)を希望制で実施(大英博物館・デザイン現場視察)。
推薦・一般入試ともに「デッサン(自分の手)」が課題。
進学支援センター:学内個別学習施設。放課後・長期休暇中も利用可。
卒業生チューターが後輩指導に入り、学習面・精神面を両面支援。
チューターから教員採用へ進むケースも増加。
「塾+支援センター」の併用で、効率的な学習スタイルを推奨。
コース
推薦
一般
合計
英語
14
14
28
選抜進学
60
60
120
総合進学(文理+探究)
200
200
400
デザイン
14
14
28
推薦:1/22(水)
一般①:2/10(火)(併願優遇)
一般②:2/11(水・祝)(併願優遇・フリー)
合格発表:推薦1/23(金)・一般2/13(金)
WEB出願:12/20(土)〜
推薦入試:作文(600字/40分)+面接
一般入試:国・数・英(各40分/マーク式)+面接
デザインコースのみ「デッサン(自分の手)」実施
コース
5科合計
9科合計
英語
5科22以上
-
選抜進学
5科19以上 または9科32以上
-
文理進学
5科18以上 または9科30以上
-
探究
5科17以上 または9科28以上
-
デザイン
5科18以上 または9科30以上
-
※欠席20日以内/主要5科1欠なし。
※フリー受験は基準なし(競争率高)。
2ポイント加算
英検・漢検・数検 準2級以上
生徒会役員・委員長
在校時の功労表彰・校外特別推薦
1ポイント加算
英検3級/漢検3級/数検3級
委員会所属(年次問わず)
美術評定5(デザインコース)
→ 昨年度より「学校全体の委員会所属」が新たに加点対象に。
→ これにより“オール3+委員会経験”で併願基準に届くケースが増加。
欠席日数は3年間で20日以内が原則。超過は学校を通じ個別相談。
個別相談・説明会への参加は出願条件ではない。
説明会は土曜に2展開(900名規模)で実施、予約取りやすい設計。
昭和第一学園は、かつての「工業系」イメージを一新し、
“中堅層を3年間で確実に伸ばす私立進学校”として進化を遂げている。
英語・留学・探究・デザインといった多彩なコースを設けながら、
それぞれの生徒に「居場所と目標」を与える柔軟な教育が特徴。
一方で、就学支援金の影響で併願優遇ラインが上昇し、
オール3では届かない現実が顕著になった。
今後の受験指導では「内申確保」と「英検取得」が合格の鍵。
フリー受験の合格率(約3割)を踏まえると、
基準到達による出願戦略が極めて重要な学校といえる。
所在地:東京都杉並区(方南町駅徒歩8分)
校種:男子校
生徒数:1376名(予定)
中1:201名(帰国27名)
中2:203名(帰国24名)
中3:192名(帰国18名)
高1:264名(帰国26名)
高2:266名(帰国29名)
高3:250名(帰国15名)
帰国生:計139名(全体の約1割強)
建学の精神:「知・情・意の教育」を重視し、心身一如の人格を育て、社会の繁栄に貢献する人間を育成
校訓:「行学二道」=体験による人格形成と、学問による知識習得
教育理念:
男子を大きく成長させる
仲間と協働し課題を解決、新たな価値を創造する力
一人ひとりの個性を伸ばし、多様性を認める
生産年齢人口の推移:2020年 約7400万人 → 2050年 約5300万人
能力重視の変化
2015年:注意深さ(1.14)、責任感(1.12)、基礎技能(1.12)
2050年:問題発見力(1.52)、予測力(1.15)、革新性(1.12)
必要な資質
ゼロからイチを生み出す力
探究心を持ち、深く掘り下げる姿勢
グローバルな課題解決意欲
多様性を受容し協働できる力
中学(6クラス)
アドバンス:3
マスタリー:2
グローバル:1(英語取り出し授業+探究)
高校(9クラス)
難関国公立:2
総合進学:5
グローバル:2
探究で育成する10の力
協働/主体性/粘り強さ/課題発見/課題設定/創造力/分析整理/表現力/社会実装力/自己実現
実績例
ISEF日本代表として米国で英語発表
高校生国際シンポジウム2025(シンガポール)で4名最優秀賞
「自由すぎる研究EXPO2025」:金賞4件・入選26件
2024年度(卒251名)
国公立大:31名(現役20)
早慶上理ICU:63名(現役49)
GMARCH:162名(現役145)
海外大:26名(全員現役)
傾向
総合型・推薦型選抜での合格が増加
R5年度:64名(卒249名)
R6年度:68名(卒251名)
英語教育:週8時間取り出し授業、ネイティブ教員常勤、IELTS指導
海外研修:モンゴル/マニラ/バンコク/ボストンなど学年別に実施
探究教育:ICUとの高大連携協定(2023年7月締結)、リベラルアーツ型教育
資格実績(昨年度卒業生27名)
英検1級:1名、準1級:5名、2級:6名
IELTS 7.0以上:2名
進学先
第1期生(35名):早慶上智ICU、シンガポール工科大など
第2期生(27名):早大スポ科、国際基督教大、立命館アジア太平洋大など
2025年度入試
実受験者数:542名
合格者数:308名
実質倍率:1.76倍
入試日程:2月1日~5日(一般・グローバル・特別奨学生・Super English)
試験科目:2科/4科/英語
優遇制度
入試体験会参加:約10点加点
複数回受験:最大+15点加点
推薦入試:令和8年1月22日(木)
作文(800字・60分)+面接(個人・受験生のみ)
一般入試:令和8年2月10日(月)、11日(火・祝)
国語・数学・英語 各100点、合計300点満点
募集定員:推薦50名/一般50名
難関国公立コース:3科13 または 5科22
グローバルコース:3科12 または 5科20(+英検準2級以上)
総合進学コース:3科12 かつ 5科20
難関国公立コース:3科14 または 5科23
グローバルコース:3科13 または 5科22(+英語4以上または英検準2級以上)
総合進学コース:併願優遇なし(フリー受験可)
難関国公立:英検準2級以上 または 数検2級以上 =+1点
グローバル:英検2級以上 =+2点
総合進学:英検準2級以上 または 数検2級以上 =+1点
難関国公立・グローバル:偏差値65×2回 または 64×2回+英検準2級
在籍帰国生:約140名(欧米・アジア・中南米など世界各国から)
2025年度実績
中学:入学22名
高校:入学14名
入試方法
現地入試(シンガポール・ニューヨーク)
オンライン/対面(作文・面接・自己PR)
配慮:入学延期待機制度あり、急な帰国にも対応
男子校の特色(仲間と切磋琢磨できる環境)
学校行事の充実(体育祭・文化祭・合宿)
英語教育とグローバル教育の徹底
国内外で評価される探究活動の実績
進路指導の手厚さ
保護者から「生徒が楽しそう」との評価が高い
入試問題解説会:11/23、12/7、12/13
入試体験会:1/11、1/12
国語・算数体験問題を受験(約10点分の加点対象)
高校単独校:附属中学・附属大学を持たない
アクセス:JR中央線「阿佐ヶ谷駅」徒歩8分(ガード下で雨に濡れず通学可能)
生徒数:約1,200名(1学年10〜12クラス)
男女比:やや男子が多めの年度もある
有名卒業生:プロゴルファー石川遼選手
建学の精神:「自立・成楽」=社会に役立つ人を育成
高校単独校の強み:中高一貫生との混在がなく、全員が同じスタートラインから3年間を過ごす
学習指導:ICT活用、SILSS(杉学個別学習支援システム)、放課後学習・補習の充実
国際教育:短期留学(オーストラリア)、中長期留学(カナダ)
特別進学コース:国公立大・難関私大を目指す
総合進学コース:日東駒専・大東亜帝国を中心に幅広い進学を想定
※1年次は共通カリキュラム、2年次からコース固定
※総合→特進への「スライド合格」や進級時の入れ替えあり
4年制大学進学率:83.7%(現役率)
浪人含む進学率:95%
指定校推薦:150大学以上(明治・青山学院・立教・津田塾など新規枠あり)
募集:特別進学・総合進学 計120名
試験日:1/22(木)
内容:作文(50分)、面接(グループ)
内申基準:特進=3科11または5科18または9科34、総合=3科10または5科17または9科32
加点要素:英検・漢検・数検(3級以上)、生徒会役員、皆勤、英検準2級(特進で+1点)
募集:280名
試験日:2/10(火)、2/11(祝)
内容:国・数・英(各50分/マークシート)、面接(併願優遇=グループ、一般=個人)
内申基準:特進=3科12または5科20または9科36、総合=3科11または5科18または9科34
リスニング・会話文・文法・長文読解・英作文
英検3級〜準2級レベル
マークシート主体+一部記述
古文・漢文・現代文(小説・説明文・論説文)
記述式、論理的な要約力・表現力を重視
標準問題+応用(図形・関数・融合問題)
マークシート方式
計算力+論理的思考を評価
年間行事:体育祭(6月)、文化祭(9月)、修学旅行(2年次・国内)、海外研修あり
部活動加入率:80%以上、体育系・文化系ともに活発
制服:ブレザー、ポロシャツ、セーターなど多様な組み合わせ可
内申点+加点の確保が合格のカギ。特に推薦は応募超過傾向。
一般入試は「併願優遇」利用が多く、不合格リスクを減らすためにも内申点の底上げが重要。
英語はリスニング・作文対策を軽視せず、検定活用を早めに準備すべき。
数学は計算+思考力の両立が問われるため、標準問題集+過去問で演習を徹底。
2024年度に高等学校を開校(初年度8クラス・225名)、2026年度から中学校も共学化。
練馬区関町に立地し、武蔵関駅徒歩3分。練馬区で唯一の私立男女共学校。
スローガン:「Frontier Spirit」
**思考重視型授業 × 探究型ゼミ学習「Innovation Quest」**を展開。
大学進学に直結するカリキュラム:
基礎的知識
アカデミックスキル(使う力)
探究型ゼミ学習(表現・創造)
生徒像:効率よく勉強し、大学進学を目指す意欲ある受験生。
募集定員:105名(35名×3クラス)
入試日程:
2/1(日)午前:2科・4科・R80
2/1(日)午後:1科・2科・R80+特待
2/2(月)午前:2科・4科
2/2(月)午後:1科・2科・R80+特待
2/4(水)午前:2科(10名)
2/5(木)午前:2科(若干名)
1科入試:国語または算数
2科入試:国語・算数
4科入試:国・算・理・社
R80入試:80字で文章を要約・記述(表現力・思考力を評価)
難易度は標準、基礎重視。
学力特待生選考:全受験者対象、当日の得点で判定。
英検加点:
4級=20点、3級=40点、準2級=60点、2級=80点
準2級以上かつ第一志望 → 入学金全額免除、6年間授業料免除。
単願入学者数:フロンティアα=12名、フロンティア=166名。
都立併願校(人気ランキング):
井草(SS57)
石神井(SS56)
杉並(SS48)
武蔵丘(SS51)
鷺宮(SS49)
駒場(SS62)
豊多摩(SS61)
私立併願校:武蔵野大、成蹊、日大櫻丘、文大杉並、東京電機大、大成、目黒日大、日大二など。
フロンティアαコース(20名)
高2以降は別カリキュラム。
早慶上理・GMARCHを目標。
フロンティアコース(240名)
部活動と両立しながらGMARCH・日東駒専を中心に進学。
αコース単願:3科12以上、5科20以上。
フロンティア単願:5科16以上、9科28以上。
αコース併願:3科13以上、5科21以上。
フロンティア併願:5科17以上、9科29以上。
上限+2点。
英検準2級以上+2点、3級+1点。
生徒会長+2点、役員・委員長+1点。
部活動:関東大会出場+2点、都大会+1点。
中学探究ロードマップ:
中1「ジブンゴト」:日常課題の調査
中2「ニホンゴト」:社会制度・文化・技術
中3「セカイゴト」:地球環境・国際課題
高校探究ロードマップ:
高1「興味自覚」:4分野ゼミを全員体験(自然科学/ICT理工/社会学/文化国際)
高2「協働・探究」:個人テーマ研究
高3「未来創造」:進路直結型探究、一般・総合型・推薦入試に対応。
進研模試・ベネッセ総合学力テスト:B判定以上(日東駒専)90名超。
S1(超難関大レベル)到達を目標。
授業連携・協力校:早稲田大、明治大、明治薬科大、東洋大、東京農業大、桜美林大、聖心女子大、東京家政大、日本女子体育大など。
指定校推薦枠:立教大、学習院大、津田塾大、東京女子医大、帝京平成大薬学部など、年々拡充中。
1期生225名は、すでに行事・探究・部活動で躍動。
体育館での大規模イベントや協働学習の写真からも、生徒の主体性と活気が伝わる。
男女共学の利点を活かし、協働・探究・進学指導の全てでバランス良く育成。
英明フロンティアは、
「大学進学に直結する学び」を掲げ、思考力と探究力を重視。
中学・高校ともに入試制度が多様で、英検活用や特待制度が手厚い。
高校は2コース制で幅広い進学層に対応し、指定校推薦や大学連携も充実。
1期生からすでに活気ある学校文化が形成されつつあり、今後さらなる進学実績が期待される。
国立音楽大学附属中学校・高等学校は、「自由・自主・自律」を教育理念とする学校です。制服はなく、自己表現を重んじる自由な校風が特徴です。もともとは音楽教育を志す女子校でしたが、約20年前に共学化し、普通科も設置されました。現在は「音楽科」と「普通科」を併せ持ち、多様な進路に対応しています。
中学校には以下の2コースがあります。
・演奏・創作コース:演奏・作曲を深く学びたい生徒向け。創作授業や校内演奏会など、実践的なプログラムが特徴です。
・総合音楽コース(旧 総合表現コース):幅広い音楽活動を通じて表現力や思考力を養い、将来の多様な進路につなげます。
学年2クラス編成で、コースをまたいでの移動も可能です。修学旅行は2026年度までは台湾、2027年度からはオーストリア・ウィーンへと変更予定で、「中学生のうちにウィーンを体験してほしい」という学校の思いが込められています。
高校は「音楽科」と「普通科」に分かれます。
・専門的な音楽実技(ピアノ・声楽・弦楽器・管楽器など)に加え、一般科目と音楽理論・ソルフェージュをバランスよく学習。
・「グレード制」や「個人レッスン」が充実しており、国立音楽大学への内部推薦制度も整っています。
普通科はさらに2つのコースに分かれます。
・特別進学コース:主に一般選抜での大学進学を目指す。英語の授業数増、探究ゼミなどで難関大受験にも対応。
・総合進学コース:総合型選抜・学校推薦型入試に強み。探究活動(年間12ゼミ)やプレゼン型推薦入試に直結する取り組みが特徴です。
授業は「サンドイッチ型」で前回復習・新規学習・当日復習を繰り返し、定着を重視しています。
普通科では「KUNIONミライ探究ゼミ」があり、12のゼミから選択。大学教授や企業人を招いての実践的な学びで、探究型学習やプレゼン力を磨きます。テーマは音楽系だけでなく、ビジネス・データサイエンス・福祉・美容・子ども教育など多岐にわたり、将来の進路選択にも直結します。
生徒数は1学年約85名と少人数ですが、2024年度は東京科学大学(旧 東工大と東京医科歯科大の統合校)や青山学院大学など難関大への合格実績が出ています。指定校推薦枠も約100大学300学科におよび、進路選択肢は広がっています。
・単願推薦(調査書型):5科20以上(特進)、作文600字以上必須。
・単願推薦(プレゼン型):5科15以上、3年間の活動を基に10分プレゼン+面接。
・併願優遇:5科22以上など。
・一般入試:2/10・12・16実施。第一志望優遇では30点加点あり。
併願優遇・一般入試フリー受験を含めると歩留まり率(実際に入学に至る割合)は約6割と高く、安定した人気があります。
📌 まとめ
国立音楽大学附属中学校・高等学校は、音楽に強いだけでなく、自由な校風と少人数教育、探究型学習を通じて、音楽系・一般大学進学の両方に対応する柔軟な進路体制を整えています。音楽を学びながら幅広い進路を考えたいご家庭にとって、非常に魅力的な選択肢といえます。
創立:1892年(明治25年)女子裁縫専門学校 → 1948年 豊島岡女子学園に改称
歴史:133年の伝統
規模:1学年6クラス
教育理念(創立以来の精神)
道義実践 ― 正しい道を歩む
勤勉努力 ― 真面目に努力を積み重ねる
一能専念 ― 与えられた才能を見つけ、磨き活かす
毎朝8:15から5分間。白布に針を進める。
「針の乱れは心の乱れ」。集中力・基礎力・努力の積み重ねを体感する時間。
全員参加必須(48クラブで文化系36・体育系12)
コーラス部、阿波踊り部など個性的なクラブも活発。
発表の場:文化祭「TORISAI」(11/1・2開催)。志望動機になる受験生多数。
2018年度SSH指定校。
目標:「志を持って未来を創る女性を育成」
科学的思考力
課題解決力・挑戦力
世界で活躍する力
中学生から探究を開始。
6か年の体系的カリキュラム(SSH支援)
中1~中2:探究Basic(希望者)。
中3:全員が探究に参加。
高1:理科課題研究を全員実施。
高2:文系(人文・社会科学)/理系(自然科学)に分かれて深化。
高3:理系は研究継続可。
文理比率:文系1:理系2。
Academic Day:9月(中学生希望者+高校生全員)。134グループ発表。
SSH成果発表会:2月。
宿泊研修型探究:
壱岐島:地域課題(漁業・医療)。
北海道大樹町:ロケット打ち上げ。
ハワイ大学:環境・社会問題を英語で研究。
T-STEAM Jr(中1・中2):年2回、モノづくり探究。
T-STEAM Pro(高校・希望者):ロボット開発、競技参加。
ニュージーランド・カナダ・アメリカ・イギリスなど。
短期(2~3週間)留学や3か月留学も可能。
English Academics(中学対象)
English Language Table(ネイティブと会話)
Global Studies Program
Stanford Heartfulness
SSH指定校として探究と学習を両立。
放課後講座・長期休暇講習の充実。
卒業生(大学生・大学院生・研究者)がTAとして後輩をサポート。
実施日:2/2(日)・2/3(月)・2/4(火)
実施日:2/2(日)・2/3(月)・2/4(火)
配点:算数200点+英語資格最大100点
英検換算:
準1級=100点
2級=90点
準2級プラス=80点
準2級=70点
3級=50点
算数・英語資格入試合格者:17名
うち13名は4科入試でも合格
英検2級利用が最多。3級(50点換算)でも合格例あり。
複数回受験は得点加点なし。ただし繰上げ合格で優遇。
時間:50分、長文2題(7,000~8,000字)。
求める力:読解力・思考力・表現力・コミュニケーション力。
注意:漢字の正確さを厳しく評価。記述力重視。
出題数:大問6、小問18。答えのみ記入。
求める力:基礎力/条件整理力/規則発見力/空間イメージ力。
出題例:作業系(地道な作業を繰返す)、数列規則性、グラフ整理、立体問題。
出題数:大問3、小問25。
解答形式:単語記述・短文記述(20字程度)。
時事問題あり。正答率の差で合否が分かれる。
社会と合わせて50分。大問4、小問25前後。
実験・観察・資料読解中心。
正確な知識、計算力、条件整理力を重視。
解答注意:指示語(単位、四捨五入など)を守らないと減点。
伝統+革新の両立:運針・クラブ全員参加の伝統と、SSH・STEAM・グローバル教育を組合せた現代教育。
理系志向に強い女子校:文理比1:2。医学部・理工系進学に有利。
入試戦略:
英語資格を持つ受験生は大きな加点機会。
女子学院が2/2(日)実施=第1回併願困難。
複数回受験は繰上げで優遇されるため、継続受験の意義あり。
・創立者は『武士道』の著者、新渡戸稲造先生。
・中学は1学年2クラス、高校は1学年3クラスの小規模校。
・少人数制を活かした探究型教育を展開しています。
スタディツアー(修学旅行)
全国20カ所から選び、3年間で最大4回まで参加可能。地域課題の調査や社会貢献活動を通じて学びを深めます。
クロスカリキュラム
複数教科を横断した学びで「なぜ学ぶのか」を問い直す仕組み。水曜日は丸一日「余白の時間」として、外に出て専門家取材やプロジェクト活動を行います。
授業・アウトプット
小論文、プレゼン、制作、演劇など多様な表現で学びを形にする。定期考査も知識暗記型ではなく、エッセイや探究レポートを重視。
・1学期ごとに「エンゲージ週間」→「体験」→「対話」→「言語化」→「アウトプットテスト」と進む独自サイクル。
・学期末には Term Essay を400〜800字で執筆し、ポートフォリオとして蓄積。
・「なぜ学ぶのか」を問い続ける教育方針が特徴です。
・探究進学コース:スタディツアーやデータサイエンスの視点で学ぶ。
・美術コース:週18時間の実習、デザイン・造形・映像表現を実技中心で学ぶ。
・フードデザインコース:調理や食文化をテーマに探究。各種検定や外部発表も実施。
・「ラボプロジェクト」では生徒自らが課題設定し、地域や企業と連携して活動。
・例:裁判所・国会見学、JAL工場見学、科学イベント出展、国際協力プロジェクトなど。
・中3では「卒業発表会」で学びを総合的に表現。
教科型入試・2科入試
教科型入試:国語・算数・理科・社会(うち2教科選択)・面接
2科入試:国語・算数・面接
グループワーク入試
SDGs関連の新聞記事を題材にグループ討議(45分)。
さらに要約+自分の考えを400〜800字で表現(作文45分)。
マイ探究入試
事前に「好きなこと・取り組み」についての動画(2分程度)を提出。
当日はプレゼン(3分発表)+口頭説明で審査。
2/1(土) 筆記型(35名)
2/2(日) グループワーク(10名)/2科入試(10名)
2/3(月) マイ探究入試(若干名)
2/4(火) 2科入試(若干名)
※最大3回まで受験可能。
※受験料:20,000円(複数回出願は合計25,000円)。
募集人員:探究進学25名/美術10名/フードデザイン7名
出願資格:中学校推薦を得た者、第一志望で出願する者
入試内容:面接(個人)、調査書
単願推薦・併願優遇・第一志望優遇・一般の4方式
入試内容:前者二つは面接試験(重視)・調査書、後者二つ 学力・面接試験(重視)・調査書
推薦・優遇基準:
探究進学:9科29〜32
美術:9科29〜35
フードデザイン:9科29〜30
・内申点だけでなく「クラブ活動・委員会活動・資格検定」なども加点対象。
・グループワーク入試では 協働力・発信力・課題解決力 を重視。
・マイ探究入試では 自己表現力・社会とのつながり・独自性 を評価。
1.学校概要
所在地:埼玉県狭山市
敷地:東京ドーム3個分、公立中学の約10倍
特色:映画・ドラマのロケ地としても有名(例:『ちはやふる-めぐり-』)
教育理念:ブラジル出身のマルケス校長による「自由と責任」「多様性の尊重」「デジタル教育の導入」
理数科
先端サイエンスクラス
普通科
アカデミックチャレンジクラス
アカデミックマルチパスクラス
デュアルクラス
クリエイティブクラス
アートクラス(2025年新設・ダンスや芸術活動を取り入れた多彩な学び、偏差値48〜53程度)
スポーツクラス(男子限定、野球・サッカー・バスケ・バレーなど強化)
内申基準:なし
内申点を用いず、外部模試(Vもぎ・北辰・駿台テストなど)の結果で判定。
公平性の高い仕組みとして評価されている。
試験科目:国語・数学・英語(理数科は理科を加える)
試験日程(2026年度入試)
第1回:1/22(木)
第2回:1/23(金)
第3回:1/24(土)
加点制度
単願受験で+10点、複数回受験で加点(最大+20点)
英検加点(例:準2級+1点、2級+2点、準1級+3点)
校則改革:校則は「清潔であること」「品があること」の2行のみ。外見や髪色、アクセサリー自由。
ガチ・プロジェクト(探究学習):地域祭りや広報活動、制服デザインなどを生徒主体で企画・運営。
デジタル教育:AI学習・プログラミング・ICTを積極的に導入。
国際教育:Stanford大との連携プログラムや海外研修(オーストラリア・シンガポール・英国・南アフリカなど)。
西武学園文理高等学校は、
内申点を使わず模試重視の入試制度
多様なクラス設置(理系・文系・芸術・スポーツ)
「自由と責任」を掲げた校則改革
ガチ・プロジェクトを通じた実社会型探究
国際教育とデジタル教育の導入
を特色とする革新的な学校です。
生徒数は近年大幅に増加しており、従来の「選別型」から「誰もが輝ける学校」へと変化していることが説明会でも強調されていました。
「誰でも入れる学校」へ
偏差値の高低にかかわらず、多様な生徒が学べる学校を目指す。
・偏差値60〜70の生徒向けの発展カリキュラムもあり
・プロジェクト型学習を通して「自分の研究テーマ」を持ち続ける教育
デジタルネイティブ世代への対応
・大人=アナログネイティブ、生徒=デジタルネイティブ
・教育現場がこのギャップに追いついていない現状を指摘
・「通信教育だけで足りる」時代に、生身の学校が提供すべきは実体験・仲間意識・失敗体験
教育の3本柱(国連ユネスコの提言より)
共存する力
協力する力
共感する力
AI時代に求められる能力
・知識伝達はAIや通信教育に代替される
・生の学校で育むべきは「非認知能力」:判断力・想像力・支持力・共感力
アカデミックチャレンジクラス
・東大・京大・国公立大や海外大を目指す
・医学部志望者も多い
クリエイティブクラス
・基礎を着実に理解し、部活やプロジェクト活動も両立
・スタンダードな進学クラス
スポーツ&アートクラス(2025新設)
・スポーツ・芸術の得意を伸ばしつつ学習も並行
・全国大会出場者やプラチナキッズが在籍
バイリンガルクラス(2026新設)
・日本語+英語の二言語を駆使し、海外で交渉・発信できる力を養う
・国際教育費:年間45万円別途
・CEFR B1(英検準2級プラス以上)が望ましい
IB中等教育プログラム(MYP)候補校
・申請段階(正式認定ではない)
・年間50時間、MYPスタイルの授業を導入予定
・探究型・協働型学習を重視
海外研修
・中3:オーストラリア研修旅行(全員)
・希望制:English Camp、ターム留学、姉妹校交流
全体募集定員:175名
出願数:1,907名/受験者数:1,643名/合格者数:1,446名
新設入試
・バイリンガルクラス入試(算数・理科を英語で出題、Listening・Speaking含む)
・ポテンシャル入試(α=強化指定部対象、β=個人活動実績)
試験日程(2026年度)
・第1回:1/10(土)午前(40名)
・第1回特待:1/10(土)午後(25名)
・第2回:1/12(月・祝)午前(40名)
・第2回特待:1/12(月・祝)午後(25名)
・第3回:1/23(金)午前(20名)
・適性検査型:1/17(土)午前(20名)
・英語4技能:1/17(土)午前(10名)
・バイリンガル:1/17(土)午後(10名)
・第1回ポテンシャル:1/12(月・祝)午前(15名)
・第2回ポテンシャル:1/23(金)午前(10名)
加点及び優遇生徒等
・単願受験者の加点
・第1回から第3回・第1回特待・第2回特待 最大4回の複数回加点
・英検取得者の加点15点から45点
・代替入試の実施
・入学金優遇制度
文理中は「多様な生徒を受け入れる柔軟性」と「プロジェクト型学習」に強み
デジタル時代に合わせた「非認知能力育成」を強調
入試は特待入試・適性検査型・ポテンシャル入試で合格のチャンスが広い
2026年度は「バイリンガルクラス新設」が最大のトピック
埼玉県入試において、東京からの通学者も多く、都内受験生にとっても魅力的な選択肢
・創立110年を迎える伝統校。
・教育方針は「自ら考え、行動できる人間を育てる」。人間形成教育と実力養成教育を両立。
・以前は体育コースがあったが、現在はスポーツ推薦で入学しても同じ学習環境で勉強する方針。
・大学進学率は86%。
・私立では全国で320校しかないDXハイスクールに認定。
・予算は1年目1000万円、2年目以降は500万円が配分され、最新ICT環境を整備。
・高性能PC・VRゴーグル・3Dプリンター・レーザーカッターなどを活用。
・大学や専門学校とも連携(東京理科大学の3Dモデリング、中央美術学園のeスポーツなど)。
・週1回、全員必修のオンライン英会話(マンツーマン)。
・「文字でなく音で学ぶ」方針で、若いうちに耳を鍛えることを重視。
・英検指導も徹底し、準1級合格者を輩出。校内で年3回の英検実施。
・2年生の約35%、3年生の約56%が英検準2級以上を保持。
・自習スペース「D-Projects」完備(173席・20時まで利用可)。卒業生チューターも常駐。
・放課後講習や英検対策を無料で実施。
・朝学習や自己分析アプリを導入し、学習習慣の定着を支援。
・「カルペ・ディエム」と提携し、探究的な学びや合宿も実施。
・総合選抜コース:8クラス中7クラス。幅広い進路に対応。
・特進選抜コース:8クラス中1クラス。難関国公立・難関私大を目指す。
・2年次から文系・理系に分かれる。少人数での先端科目授業も実施。
・部活動が盛んで、野球部・男子バレー部は全国大会レベル。
・フェンシング部があり、女子は授業でも必修。
・ダンス部・デジタルものづくり部など新しい活動も人気。
・学校行事:宿泊行事、修学旅行、体育祭、芸術鑑賞会、百人一首大会など。
推薦入試:1/22(木) 作文+個別面接
一般入試:2/10(火)・2/11(水) 国数英(各40分・マークシート・リスニング有)+グループ面接(12〜13名規模)
内申基準:
・総合選抜…推薦5科16以上、一般5科17以上
・特進…推薦5科19以上、一般5科20以上
加点制度:英検・数検(準2級+2点、3級+1点)など。クラブ活動や生徒会での加点は総合選抜のみ。
Vもぎ結果は参考にせず。推薦合格者も2/11の学力試験を受験(合否には影響なし)。
内申または入試得点による特待枠あり。
・S特待:入学金全額免除+D-Projects個別指導料免除
・A特待:入学金半額免除+個別指導料免除
特待チャレンジ試験:推薦合格者全員が2/11に再挑戦可能。クラス分けにも活用。
創立:1927年、2026年に100周年を迎える伝統校
位置付け:全国に26校ある日大付属校の一つ。杉並区に立地し、アクセス利便性が高い。
規模:
中学:約720名(男女比50:50、1学年6クラス)
高校:約1,350名(男女比60:40、1学年11クラス)
合計約2,000名規模
校訓:「おおらかで明るい」
「信頼敬愛・自主協同・熱誠努力」を基盤に自己肯定力を育む教育。
特進クラスを設けず、多様な生徒が共に学ぶ「均一編成」を重視。
失敗を恐れず挑戦し、立ち直る力を育成。
進度:公立中と同じ。先取りはせず振り返り学習を徹底。
支援:英数補習(週2回)、学習点検補習、勉強合宿(中2)、卒業研究(中3・SDGsテーマ)。
外部試験:英検・GTECを全員受験。
ICT:全員Surface使用、スタディサプリや新聞学習も活用。
コース制(高2から):人文社会・理工・医療(付属校で唯一)。
補習・講習:夏期講習(高3延べ20日)、推薦対策講座、直前特別授業。
探究活動:高3で「探究学習期間」を設け、発表会を実施。
理系志向:付属校の中でも理系選択率が高い。医療系進学希望の女子多数。
登校:8:35登校、18:00下校。朝練なし(遠方生に配慮)。
通学:4分の1が自転車通学(中学5km・高校7.5km圏内)。
部活動:運動部23・文化部19。加入率80%以上。吹奏楽部は東日本大会進出。
制服:2024年度より新デザイン(ポロシャツ・スラックスなど選択肢が豊富)。
行事:
林間学校(中1)・勉強合宿(中2)・修学旅行(中3沖縄、高2沖縄or海外)
体育大会(3学年合同、「二高音頭」披露)
文化祭(中高合同)
進学状況(2024年度卒業生424名)
日本大学:35.4%
他大学:51.7%
専門学校・浪人等:12.0%
指定校推薦:東京理科大14枠を含め、多数の推薦枠を確保。
傾向:推薦・総合型で進学を決める生徒が65%。ただし学校は「一般入試にも挑戦」する姿勢を推奨。
日程:2/1・2/3
募集:第1回(男女各80)、第2回(男女各40)
方式:4科入試(国算社理)。下限点なし。
2025年度結果:
第1回:受験者381/合格者179/倍率1.9倍
第2回:受験者588/合格者112/倍率2.3倍
※都内8割の学校が導入しているため、将来は2科入試導入の可能性あり。
推薦入試:9科35以上・5科20以上(東京・神奈川・埼玉・千葉対象)。併願優遇なし。
一般入試:
A志願(第一志望)→優遇あり。入学金35万円必要。
B志願(都立併願)→都立合格発表後に手続き可。
A志願は合格最低点が低め。2025年度はAとBで15点差。
広大な敷地に、人工芝グラウンド(322mトラック付)、プール、武道館、理科専用棟、芸術棟、図書館(蔵書3万冊)、100席の学習室などを整備。
シンボルは正門から続く銀杏並木(開校時に植樹、樹齢100年近く)。
日本大学第二中学校・高等学校は、付属校のメリットと「日大進学に縛られない自由度」を兼ね備えた学校です。
2026年4月より「東京文華高等学校」として共学化スタート。
学校法人タイケン学園グループに加入し、新たな歴史が始まる。
制服・体操着を完全リニューアル(男子:トラッドスタイル、女子:グレー基調セーラー)。
スポーツコース新設、国際教育・バイリンガル教育を強化。
日本ウェルネススポーツ大学・関連専門学校への優先入学制度あり。
強化指定部活動(2026年度)
陸上競技部・駅伝部、バスケットボール部、吹奏楽部
2027年度から新設予定
バレーボール部、野球部、サッカー部 など
スポーツコースの特徴
午前:授業、午後:実技指導
専門コーチによる技術力向上
日本ウェルネススポーツ大学への優先入学
日本大・専修大・東洋大・駒澤大・津田塾大・東京農業大・日体大などに多数進学。
進学率94%(大学進学73%、専門13%など)。
総合型・推薦型選抜の合格率85%以上。
特進チームで国公立・MARCH以上を目指す。
基礎学力向上:小テスト(漢字・英単語)、特別講座、模試。
英語教育:校内英検、TGG研修、海外修学旅行(2年秋)、スタディサプリEnglish。
探究活動:課題発見・改善・発表まで行う探究型学習。
ICT教育:1人1台iPad、Google Classroom活用。
教員と生徒の距離が近い(全国平均の約2倍が「先生に相談できる」と回答)。
主な行事:体育大会、合唱祭、文華祭、芸術鑑賞、海外修学旅行、マラソン大会、英検Day など。
部活動:運動部・文化部ともに充実(声優部はプロ講師による指導)。
出願:1/15〜20
試験:1/22(面接)
募集人数:120名
合格発表:1/22 15:00(WEB)
基準(内申点)
推薦:
5科 15以上または9科 27以上
※英検・数検・漢検の取得級によって 加点あり(例:英検準2級=2点)。
出願:1/26〜2/7
試験:2/10(国数英+面接)
募集人数:120名
合格発表:2/11 9:00(WEB)
一般基準(内申点)
併願優遇
5科 17以上または9科 29以上
※検定加点(英検・数検・漢検)も推薦と同様に有効。
東京文華高等学校は2026年度から「共学化」「新制服」「スポーツコース設置」「国際教育強化」と大きく変わります。
進学実績は安定し、推薦入試・一般入試ともに 内申点基準は比較的幅広く設定。英検・数検・漢検などによる加点制度があるため、検定取得が合否に直結するケースも多いです。
➡ 塾としては、 内申点の確保+検定取得(英検準2級・3級、数検・漢検3級以上) を積極的に指導していくことが合格への近道となります。
1.学校概要
2025年4月より新校長にが就任
1学年8クラス、全体で24クラス(ただし入学希望者増で一時28クラスに)
文理比率は文系7:理系3
ICT整備:全教室にWi-Fi・電子黒板を設置、iPad全員導入
生徒と教員の距離が近く、質問しやすい環境
授業時間:34時間×42週=1,428時間
通常(37時間×35週=1,295時間)よりも多く、中高一貫校に匹敵
年5回の定期試験(期末4回+中間1回)
都立高校比で授業量は約1.2倍
成績表は年4回発行、細やかな学習評価が可能
特進コース:国公立・早慶など難関大を目指す
選抜コース:GMARCH中心
進学コース:日東駒専中心
(いずれも同じ授業時間・4学期制の中で実施)
STUDY LAB(19:30まで):自習室+質問対応、卒業生チューター配置
Classi活用:課題管理・小テスト・映像授業を活用し全国的にも高評価
国公立大:4名(東京学芸大2、茨城大1、横浜国立大1)
早慶上理:1名
GMARCH:27名
成成明学獨國武:33名
日東駒専:56名
医学部医学科:2名
➡ 近年、推薦だけでなく 一般入試で挑戦する生徒が増加。
➡ 進学コースから特進コースへの「コース変更」で飛躍する例も多数。
応募者数:715名(前年比▲479名)
※教室数の制限により基準を引き上げたためで、人気低下ではない
受験者数:680名
合格者数:646名
入学者数:282名
特待制度:特待Ⅰ(学費一部免除3年間)、特待Ⅱ(1年間免除)、特待Ⅲ(入学金免除)
A推薦(単願)、B推薦(併願)、C推薦(自己推薦)
募集定員:特進20・選抜40・進学100
内容:調査書・適性検査(国英数各45分)・面接・英語リスニング
第1回:2/10(月)
第2回:2/12(木)
面接あり(ただし2月一般入試併願優遇者のみ面接免除)
特進:12/20
選抜:11/18
進学:10/17
※加点制度(検定3級、部活動3年間、生徒会等)で+1~2可
少人数英会話(1クラスを2分割し約20名規模で実施)
英会話ルームを設置、外国人講師が常駐
全員参加:Tokyo Global Gateway(1・2年で各1回)
希望者:British Hills研修(2泊3日)、短期留学(オーストラリア 10週間)
「相談に乗る」姿勢が大きな特徴 → 基準に届かなくても受験可能なケースあり
近年は 兄弟入学・卒業生の子の入学 が増加し、地域からの信頼が高まっている
特進から医学部進学の例もあり、指導力と面倒見の良さが評価されている
豊南高校は、
4学期制の豊富な授業量
進路指導と相談体制の柔軟さ
幅広い進路に対応する3コース制
STUDY LABやグローバル教育
これらを強みに、生徒の可能性を広げる学校です。
1.学校の沿革と理念
創立:1923年に明星実務学校として創立。当初は生徒33名から始まり、現在は1,666名にまで拡大。2026年には創立102周年を迎える。
設立者の思想:明星学苑は成蹊学園創設者・中村春二先生の思想を引き継ぎ、その弟子である児玉九十先生により創設。
成蹊学園との共通点として、校歌「心力歌」、校訓「凝然」、男子制服のデザインなどがある。
教育理念:「自分の未来をデザインし、共創できる人材の育成」
社会における変化を見据え、自分で考え・判断し・責任をもって行動できる人材を育てる。
段階的に異文化理解を育むカリキュラム
中1:農業・食文化体験、農家民泊での生活体験
中2:国内イングリッシュキャンプ(英語漬けの環境で実践力を強化)
中3:マレーシア語学研修(現地校交流やホームステイ)
体験活動を通じて「知識を体験で定着させ、世界に視野を広げる」ことを重視。
中学3年間で100回以上の実験を実施。
「理科は全員が体験で理解するもの」という考えのもと、全員参加型の実験を徹底。
大学と連携した体系的な情報教育を展開。
中1:ビジュアルプログラミング(Scratchなど)
中2以降:Pythonを用いた本格的プログラミングへ移行。
AI時代を生き抜く「情報活用力」を育成。
Meisei Summer School:中2対象。校内で1週間、英語漬けのプログラム。
中3修了時には45%が英検準2級以上を取得、高3修了時には81%が英検2級以上を取得。
「英語を使って学ぶ」環境を意図的に整備。
図書館:85,000冊蔵書。夜8時まで利用可能で、学習環境が充実。
カフェテリア:320席、中学生から利用可能。
学習環境:保護者アンケートで「清潔な校舎」「落ち着いた学習雰囲気」が高評価。
部活動も盛んで、女子ハンドボール部は全国選抜大会出場、理科研究発表や演劇公演など活動の幅が広い。
現役進学率:98%
**明星大学進学:19%**にとどまり、8割以上が他大学へ進学。
指定校推薦:123大学・311学部・653名分と極めて多い。
本科クラスの生徒の8割が年内に進路決定。
SMGS・MGSクラスは一般選抜中心で、国公立・難関私大に多数進学。
校内チューター制度:放課後、大学生・大学院生など約40名が常駐し、個別最適化学習を支援。
校内塾(スタディサプリ的な存在):定期テストから受験まで、外部に頼らず校内で完結できる体制。
特選クラスは一般受験に向けた対策(探究・小論文・面接指導を含む)が強化。
現行:特別選抜クラス(特選)/総合クラス(本科)
改革後:「特選クラス」に一本化。
クラス間の上下関係をなくし、切磋琢磨する一体型カリキュラムへ移行。
高校より特進クラスと進学クラスにわかれる
総合クラス募集廃止 → 特選クラスのみ募集。
適性検査型入試の廃止 → 4科入試に応用問題を組み込み対応。
英語入試廃止、ただし英検加点制度を導入(例:準2級+15点、3級+10点)。
2/1午後 特待入試新設:成績優秀者は授業料全額または半額免除。
複数回受験優遇:初回受験者は次回以降に得点加算あり。
2025年度実質倍率:2.5~11.2倍(回によって大きな幅あり)。
コース構成:本科/MGS/SMGSの3コース。
本科クラス:多様な入試方式で8割が年内進路決定。
MGS・SMGS:一般選抜が中心。92%が一般入試で進学。
特待生制度:給付型で授業料全額・半額免除あり。
府中市との包括協定により地域社会とつながる教育活動を展開。
府中桜まつりへの参加
「ちゅうバス」ラッピングデザイン
フェアトレード商品の販売
ボストンリーダーシッププログラム:MITやハーバード大学訪問を通じ、国際的なリーダーシップを学ぶ。
明星中学高等学校は「体験教育」と「探究心の育成」を柱に、理科・情報・英語教育の先進的プログラムと、多様な進路選択を支える学習支援体制を整備しています。2026年度からのコース再編により、すべての生徒が「特選クラス」で切磋琢磨しながら学ぶ体制へ移行。地域連携や国際教育の取り組みも充実し、将来を見据えた教育環境が整えられています。
立川女子高等学校は2025年度より新校長が就任し、創立100周年を迎えました。女子教育の伝統を継承しながら、「自分の『好き』を見つける」「なりたい未来に近づく」「一歩ずつ確実に成長できる学校」をビジョンに掲げています。
クラス数は例年8前後で、特別進学コースと総合コースはそれぞれ別の棟に配置され、学びの環境が区分されています。
特別進学コース
・難関私大・看護医療系を目指す少人数制
・2年次から文系・理系に分かれ、きめ細かい指導
・模試分析による個別進路指導
・勉強合宿(1日10時間学習、質問力を育成)
・放課後学習は大学生メンター制を導入
・全員が英検2級以上取得を目標(近年取得者数は3.5倍に増加)
・合格実績:明治大法政大など
※特別進学コース合格には、入試で最低180/200点が必要。目標は200点満点。
総合コース
・基礎学力の定着と探究型学習
・1年「自分を知る」→2年「社会課題探究」→3年「未来に発表」
・家庭科(3年間必修、SDGs課題に対応)
・モットー・アート(作品発表会あり)
・作法(礼儀作法や面接対策)
・キャリア教育:進路ガイダンス、外部講師による講義、大学・専門学校体験授業
Sproject(土曜特別講座)
土曜日は授業がなく、代わりに38の講座から自由選択。大学・専門学校・地域企業・外部講師による実習型授業を展開。推薦入試合格者は1年間無料。
語学研修:Tokyo Global Gateway・British Hills・海外短期留学
資格取得:校内で英検・漢検・数検・書写検定・ニュース検定・栄養調理検定を受験可能
推薦入試(1/22):個人面接・書類審査。特進25名・総合125名。
一般入試(2/10):3科(国英数)+グループ面接。特進25名・総合125名。
併願優遇:都立併願者多数。内申基準(特進 推薦3科10または5科16 併願優遇3科11または5科17、総合 推薦9科24 併願優遇9科25)を満たせば、特進・総合とも全員合格。
フリー受験(併願優遇なし):特進は高得点(180〜200点)必須。総合は基準に届かないと不合格例あり。
特別奨学生制度:一般入試の成績上位者(S・A・B奨学生)に入学金免除や授業料減免
推薦入試特典:
・母・姉が卒業生/在校生 → 受験料免除
・内申9科30以上 → 入学金免除
・推薦合格者 → Sプロジェクト受講料1年間免除
・双子・姉妹同時入学 → 1名分入学金免除
特別進学コース:推薦・併願優遇利用者は全員合格。
総合コース:推薦・併願優遇は全員合格。
一般(フリー受験):総合で17名受験 → 11名合格、6名不合格(基準未達)。
卒業生の半数は専門学校進学。大学進学は推薦・総合型選抜が中心で、一般選抜はごく少数。
文化祭:9/21(日)受験生は予約制で入場可能
次回説明会:10/26(日)「立川女子で導く 〜選んだ先にある本当の『私』〜」
立川女子は「女子校の温かさと進路実現力」が魅力です。特に Sproject は他校にはない実践的プログラムで、推薦入試を前提とした進学希望者にとって非常に相性が良い学校です。
一方で、特別進学コースを志望する場合は 180点以上必須と難度が高く、基礎力+過去問対策が欠かせません。
総合コースでは探究・特色科目が豊富で、大学進学・専門学校進学いずれにも対応できる体制が整っています。
開催日:8/9(土),
時間:10:00–15:00
受付・企画拠点:ASIA PLAZA(学食体験、学部紹介、模擬授業、個別相談のハブ)
主要プログラム:大学概要/入試制度説明/学問系統別説明/学部・学科紹介+模擬授業/個別相談/キャンパスツアー/学食体験(なんと無料!)
建学の精神と人材像
「自ら考え、協力し、社会に貢献する」実践的人材の育成。多様なアジア理解・多文化体験を重視。
初年次教育
全学共通の初年次科目で大学での学び方を定着。到達度確認テストを活用し、科目配置を最適化。
コース・カリキュラム
学部ごとにコース選択があり、専門を段階的に深める設計。体験型・PBL科目が多いのが特徴。
海外プログラム
半期留学から短期まで複数メニューを用意。語学だけでなく現地実習型も紹介あり。
キャリア支援
キャリアセンター×学科の二層支援。業界研究イベント、インターンシップ支援、OB/OG座談、面接対策などを通年で実施。上位成績者向け特待制度あり(継続条件は上位5%目安)。
経営学部:経営学科/ホスピタリティ・マネジメント学科/データサイエンス学科
経済学部:経済学科
法学部:法律学科
国際関係学部:国際関係学科/多文化コミュニケーション学科
社会学部:現代社会学科
健康スポーツ科学部:健康スポーツ科学科、新設構想(説明会で最新情報案内。詳細は秋に公表予定とのアナウンス)
※学部横断の模擬授業が複数実施され、データサイエンスやビジネス、国際、スポーツ分野のテーマが人気。
大学概要説明:大学の理念、初年次教育、海外・キャリア支援を総覧。
入試制度説明
総合型選抜:学科課題型/自己推薦型/(健康スポーツで)女性人材育成型を予定。
学校推薦型選抜:公募推薦など。
一般選抜:
学科別方式…3教科(英・国+選択)/ベスト2方式
2教科方式(DS)…英語+数学で実施(データサイエンス向け)
全国統一入試:前期・中期・後期(英・国の2教科)。
共通テスト利用:2教科・3教科型。
外部英語検定利用:所定スコア提出で英語みなし得点(80点相当)可。
特待制度:合格成績上位者に授業料減免、継続条件あり(上位5%)。
※出願要項は最新の大学HPで要確認、との強調あり。
学問系統別説明:文系・理系横断で「学ぶ内容→将来像」を結び付ける解説が丁寧。
個別相談:学科教員・在学生コンシェルジュが常駐。入試部スタッフによる要項確認も可。
キャンパスツアー:在学生ガイドが主要施設を案内。
学食体験:来場者に人気。混雑はあるが回転は良好。ちなみに3回は空いていた
キャンパスは動線案内がわかりやすく、各館ロビーに学科相談ブース。
在学生スタッフの声掛けが積極的で、初参加でも回りやすい。
学生支援イベント(新入生向け合宿企画や多文化交流会など)の紹介が目立ち、「入学後のコミュニティ作り」を重視している印象。
総合型・推薦型を視野に入れる場合:早期に志望動機・活動実績の整理、学科課題の準備を。面接は提出物に即して深掘りされるため、下書き控えの保存が必須。
一般選抜志望者:学科別方式は日程ごとに受験可能学科が異なる。併願の可否・ベスト2方式の扱いを要項で要確認。
外部検定:英検などを持っている場合はみなし得点制度を活用。試験当日の英語得点が高ければそちらを採用可。
新設学部:健康スポーツ科学部は認可情報の更新時期に注意(秋頃案内予定)。最新情報は公式LINE/HPで。
全体に「実学×国際×キャリア」の導線が明確。初年次からの手厚い学修支援と、学科別の実践科目、学外プログラムによって、進路イメージを早期に具体化できる大学という印象。
入試制度は選択肢が広く、**総合型(学科課題型/自己推薦型)と一般(学科別・全国統一・共通テスト利用)**の使い分けで戦略が立てやすい。
塾としては、志望学科ごとに「提出課題・面接対策の個別指導」「一般のベスト2活用」「英検みなし得点の活用可否」の3本柱で指導計画を組むのが効果的。
早稲田大学のオープンキャンパスに参加しました。
歴史あるキャンパスを歩き、模擬授業や学部説明を受け、大学生活の雰囲気を直接体感できる貴重な機会となりました。
早稲田大学は学部ごとに4つの主要キャンパスに分かれています。
① 早稲田キャンパス
学部:政治経済学部、法学部、教育学部、商学部、社会科学部、国際教養学部
大隈講堂や中央図書館があるメインキャンパス。大学の中心的存在で、学生の活気にあふれています。
② 戸山キャンパス
学部:文化構想学部、文学部
早稲田キャンパスのすぐ隣。語学や人文系研究の拠点で、落ち着いた学習環境が整っています。
③ 西早稲田キャンパス
学部:基幹理工学部、創造理工学部、先進理工学部
最新の実験設備・研究施設が集まる理系の中心。テクノロジー系志望の学生に最適な環境です。
④ 所沢キャンパス
学部:人間科学部、スポーツ科学部
緑豊かな自然環境で、心理学・福祉・スポーツ科学の学びに特化。広大な敷地で実習施設も充実しています。
学部説明会
各学部のカリキュラムや進路、入試制度を詳しく聞くことができました。
模擬授業
ディスカッションや事例研究を交えた大学らしい講義を体験。高校の授業との違いを実感しました。
キャンパスツアー
現役学生の案内で、学食・図書館・学生会館などを見学。大学生活のイメージが具体的になりました。
実際に訪れると、「この大学に入りたい!」という気持ちが強くなる、特に大隈記念講堂で行われた応援部スペシャルステージを見れば、早稲田大学を目指す気持ちが奮い立たされるのは間違いなし
大学では、自分で調べ、考え、発表する力が求められると実感
学生スタッフがとても親切で、活気ある雰囲気が印象的でした
オープンキャンパスは高校1〜2年生からでも参加する価値があります。
大学の雰囲気を知ることで受験へのモチベーションが上がり、勉強の目的が明確になります。
早稲田大学を目指すなら、まずは
英語・国語の基礎読解力
数学の思考力(理系志望者)
を早めに固めることが重要です。
日本大学の付属校であり、男子校ならではの活気にあふれた学校生活が特徴。
創立120年超の伝統校。文武両道を掲げ、学業・部活動・人間形成のバランスを重視。
教育方針は「男子だからこそ伸びる」。中高6年間を通じて、「責任ある自由」を土台とした成長環境を提供。
回数 日程 試験内容 募集人数
第1回 2月1日(午前) 4科 90名
第2回 2月2日(午後) 2科 50名
第3回 2月3日(午前) 4科 52名
第4回 2月3日(午後) 2科 30名
※昨年度からの変更なし
■ 国語(100点)
読解:説明的文章・文学的文章(各35点)
知識:漢字、語彙、慣用句、対義語、類義語、四字熟語、文法など(30点程度)
読解量を減らし、知識問題の比重を上げている
■ 算数(100点)
出題数:20〜25問、小問集合形式
内容:計算、速さ、割合、図形、資料の整理、特殊算、整数、論理など
答えのみ記入式。約分なしは減点対象となる場合あり
■ 理科(50点)※理社合計100点で60分
各分野(物理・化学・生物・地学)から1題ずつ出題
時事問題も出題傾向にあり
■ 社会(50点)
地理・歴史・公民すべてから出題
地図・グラフ・正誤判定などを含む、基礎重視の実用問題
時事問題にも注意
4科受験者は「2科得点(×1.5換算)」と「4科得点」の高得点で判定
例:国語60+算数70+理社55=185点(4科)
→(60+70)×1.5=195点(2科)→195点を採用
理社の得点が低くても、国算が得意な受験生には有利な制度
2回以上の出願で、合否ボーダー上にいる場合に優遇あり
出願期限:1月31日(水)12:00まで
正規合格圏外でも、出願回数に応じて追加合格枠が拡大
第3回+第4回を受験した生徒に限り、欠員に応じて追加合格の連絡
連絡時期:最終手続き翌日
一度承諾すると辞退不可
募集人数:120名(推薦・特別推薦)
出願資格:9教科に「1」「2」がない者
基準(いずれか)
5教科合計20以上(オール4相当)
3教科合計13以上(オール4+1)
検定による加点制度
英検・漢検・数検の準2級以上:各+1点(最大3点まで)
加点により基準到達すれば出願可能(例:5科19+漢検準2級→20)
特別推薦(学業)
男子の内申不利に配慮した基準
条件:5教科合計16以上、1・2なし
検定による加点で15→16への引き上げも可能
特別推薦(スポーツ)
全国大会等で顕著な成績
成績:5教科・9教科平均3.0以上、1なし
高2進級時に文系へ。クラス替えなし
適性検査:70分(国語・数学・英語 各40点)
リスニングなし、記述式のみ
出題は教科書レベル中心。途中式の記入不要
募集人数:120名
科目:国語・数学・英語(各50分・各100点・記述式)
英語はリスニング含む
併願優遇あり(5教科22以上、9教科に1・2なし)
検定による加点なし
自由な校風と、のびのびした生徒の様子が印象的
生徒によるリアルな声:
「男子だけのほうが自分らしくいられる」
「女子との関わりが苦手で男子校を選んだ」
「男子だけだからこそ遠慮せずはしゃげる」
スポット 理由
図書室 蔵書が多く落ち着いた空間。好奇心を広げられる
生物実験室 実際に生き物と触れ合える。生き物好きにはたまらない
地下アリーナ 冷暖房完備。広く快適な運動環境
行事名 内容・特徴
体育祭 東京体育館で実施。団結力が高まり、学年間交流も活発
文化祭 各クラス・部活動の出し物が盛り上がる。予約不要
クラブフェア 8月・9月開催。入学前に部活動を体験できる機会
日本大学との連携あり(中3で学部見学あり)
高校3年間で幅広い進路選択が可能
「内部進学」だけでなく「外部受験」も丁寧に指導
高校からの進学者も多数
日本大学豊山は、のびのびした男子校らしさと、着実な学力形成・進路指導の両立を実現した学校。
中学入試では柔軟な判定制度や優遇措置があり、多様な受験層に対応。
高校入試では実力重視の適性検査と、成績基準に応じた推薦制度でチャンスが広がる。
生徒インタビューからは、学校を心から楽しむ様子と誠実な雰囲気が伝わってくる。
創立:昭和49年(1974年)創立。2025年度で創立51年目
学級編成:各学年6クラス(全校生徒 約720名)
授業:
月〜金:6時間授業
土曜:4時間授業(年間約20回)
※選択科目の次第で週に1度7時間授業あり
教育目標:
自主自律
文武両道
文理両眼(文系・理系を偏りなく学ぶ)
グッドトライ(挑戦する姿勢を称える校風)
数学BC(2年次)などを導入し、理数系も重視
勉強合宿(長野県茅野市)実施(1年:英数中心)
習熟度別授業(英・数)
校内予備校、Z会講師による講座あり
サポートティーチャー(卒業生)による個別指導
年20回の土曜授業
オーストラリア語学研修
東京グローバルゲートウェイ(TGG)で全2年生が研修
資格取得や英検受験の費用は都が一部負担
電通大との連携・研究室参加 → 総合型選抜実績あり
探究・ICTを活用したカリキュラム構築
国連大学・大学との高大連携や講演会など多数
2年連続で文科省より指定
1年次:
地域経済分析RESASを使い課題研究
グループで調査・発表スキルを習得
2年次:
個人研究へ移行(論文作成・発表)
電通大・日本大での大学連携講座(理系・文系)
代表的行事:
「体育部門・合唱部門・文化部門(おほむらさき祭)」
合唱はアカペラ中心で非常に高いレベル。審査は音楽専門家。
修学旅行、探究発表会、TGG宿泊研修、国際理解講演会など
部活動加入率:約95%以上
陸上、野球、サッカー、水泳、バドミントン、吹奏楽、美術、放送など
特に合唱部・軽音楽部・ギター部・競技かるた同好会などが盛ん
推薦入試受検者(男子:女子)=1:3、一般入試受検者=1:1
2025年度入学者:男子105名、女子134名(計239名)
2025年度入試5教科平均点(学力検査受検者)
国語:84点
数学:77点
英語:86点
社会:79点
理科:76点
北海道大(1)筑波大(1)千葉大(1)
電通大(3)東京都立大(14)東京農工大(4)など
早稲田大(17)慶應義塾大(4)上智大(6)
明治大(52)中央大(60)法政大(66)立教大(33)青山学院大(14)など
日本大(67)東洋大(37)専修大(22)芝浦工大(11)
大学入学共通テスト・一般入試中心の進学指導
推薦型・総合型選抜も一部あり(推薦24名、一般170名、その他37名)
昨年度まで上野高校校長を務めた新校長
「青春を味わえる進学校」「挑戦(グッドトライ)を称える」
校舎は令和10年度完成予定で改築スタート予定
DX・GE-NET・進学推進指定の3冠校(非常に稀)
卒業生による個別指導・進路相談も積極的
1.学校の概要と教育理念
創立:90年以上の歴史を誇る私立校
所在地:東京都昭島市
建学の精神:仏教の精神に基づく「実験体験主義」「自発教育」「国際教育」
教育理念:世界を心に入れた人を育てる。豊かな人間性・広い視野・多様性の理解を重視。
特長的な方針:
自ら学ぶ習慣の確立(授業内外での学習完結)
多様な生徒(国際生35%)を含むグローバルな学び
週5日制(土日休み)で活動と学習の両立を実現
45分授業×週5日制を導入、部活動や探究活動との両立を支援
自立学習(週2時間):教室で担任の見守りの中、自ら計画して黙々と学ぶ時間
Kラボ(放課後学習センター):
平日・土曜に利用可能な自習室
チューター講師による質問対応
夜7時半まで利用可、スクールバス運行あり
探究・フィールドプログラムが充実
Heart Global:英語でミュージカルづくり(中3)
Baliフィールドプログラム
高1宿泊探究・中学探究フィールドワーク
体験講座(60以上)を年間開講
美術館巡り、科学調査、再現文豪飯、理科施設訪問など
国際生比率:約35%
帰国生・国際結婚家庭・外国籍・国内インター出身など
国際プログレスクラス(教科別取り出し授業)
国語・数学・理科・社会の4教科をサポート
国際英語クラス
ネイティブ教員が担当、アカデミック英語を指導
英語力を「維持」ではなく「伸ばす」指導方針
英検・TEFL・IELTSなどの資格試験にも対応
生徒の背景に応じた段階的合流支援
日本語クラス・国際英語クラス・通常クラスへ徐々に移行可能
新設:国際英語準備クラス(国内生で英語力を伸ばしたい生徒向け)
4年制大学進学率:約85%
入試区分内訳(2025年度):
指定校推薦:34%
総合型選抜:35%
一般選抜:23%
主な合格実績:
国公立:千葉大・東京農工大・岐阜大(医学部)
私立:早慶上理・GMARCH・日東駒専など
海外大学:シドニー大、ハーバード大補欠など
特徴:
国際系・外国語学部志望者が多い(全体の20〜35%)
年内入試対策に強い(志望理由書・体験型学びを重視)
入試日程と科目選択制:
2月1日午前・午後、2日午前・午後、4日午前、6日午前
【方式】2科(国・算)/3科(国・算+理or社or英)/4科/英語1科/適性検査型(立川国際・南多摩準拠)
英語1科入試:英語力に自信ある受験生向け(新設国際英語クラス志望者も対象)
算数特化型入試もあり
合格最低点(2025年度実績):
最低点:95点/最高点:163点(200点満点)
推薦・併願優遇制度あり:
3教科型(内申11 or 12)、5教科型(内申17 or 18)、9教科型(内申30 or 31)
英検準2級プラス以上取得者に加点(新基準)
特待制度:テスト得点によって入学金免除などの優遇あり
国際生入試も継続(帰国生・英語圏出身など)
教育の軸は「学びと体験のバランス」
個別最適な学習支援+グローバルな環境
中学・高校どちらからでも多様な学びに参加可能
国際教育・英語教育・進路支援が高度に連動
放課後学習・講習・体験講座など多彩な学び場あり
創立:1924年(2025年で101年目)
系統:仏教系ミッションスクール(建学の精神:五誓・五つの約束)
共学化:7年前(2019年度から)
◎人格教育と「6つの学習者像」
毎朝「五つの約束」を唱和。以下の6つの姿を育成:
思いやりのある人
規範意識の高い人
我慢強い人
努力する人
集中力のある人
知を求める人
◎メタ認知を育てる「ワクワク×コツコツ」の学び
「ワクワク」:探究・PBL・言語活動・社会実装
「コツコツ」:教科授業・定着指導・タイムマネジメント
探究授業は中高6年間を通して週2時間以上
中学では多くの理科実験
■中学校(共通カリキュラム)
探究テーマ:「グローバル × サイエンス」
「言語活動」+「探究活動」
1学年の在籍数:194名(男子増加傾向)
■高等学校(3コース制)
コース名
特徴
推薦対象
在籍比率(目安)
ハイグレードコース
難関国公立・私立を一般受験で目指す
○
約20〜25%
PBLインターナショナルコース
語学・国際系進学志望/留学あり
×
約10%前後
本科コース
総合進学・内部進学・推薦対応
○
約60〜70%
■中学
言語活動(週1時間)
オリジナルテキスト使用、プレゼンや議論法の学習
理科実験:中1で年間30回以上
■高校
MAP(Musashino Arts Project):探究×進路の融合
リベラルアーツ講座:7~8回連続講義+社会実装
映像制作・哲学対話・ビートボックス・韓国語など
留学制度(PBLコース中心)
私費留学、交換留学、団体型留学に対応
最長1年間の長期留学も可能(卒業に支障なし)
年度
卒業生数
GMARCH以上合格者数
割合
2023年
約220名
35名
約16%
2024年
約220名
58名
約26%
海外大学実績:トロント大学(世界ランク21位)合格者あり
回数
入試形式
募集人数
特徴
第1回(2/1午前)
2科 or 4科
70名
特待A(85%)、B(80%)判定あり
第2回(2/1午後)
2科 or 英語1科
45名
最も志願者が多い
第3回(2/2午前)
2科 or 4科
30名
難易度高め
第4回(2/2午後)
算数1科
15名
応用力重視
第5回(2/3午後)
ウェルビーイング型(新設)
10名
SA特待:入学金免除+24万円給付
適性検査型(2/1午前)
三鷹方式+汎用型
若干名
志願者数:1期目138名 → 7期目194名
男子比率が年々増加し、男女バランスが改善
コース
推薦(単願)
推薦(併願)
備考
ハイグレード
5科19以上、国数英10以上
5科21以上
一般受験向け
PBLコース
5科17以上、国数英10以上
同左
留学対応・英語重視(指定校対象外)
本科コース
5科17以上、国数英10以上
同左
総合進学型
高1の在籍数:415名(うち高入253名、中入162名)
併願優遇あり。ただし「全受験者平均の半分未満」は審議対象
一般入試(2/10)と国際入試(12/13)あり
武蔵野ログブック(通称「ムサログ」)で学習管理
毎週教員コメント付きで返却
自学自習スペースの整備(2024年新設)
教科横断型プロジェクト(例:合染プロジェクト)
武蔵野大学中学・高等学校は、知識だけでなく「自分を律する力」「表現する力」「変化に対応する力」を育むことを目指した先進的教育を展開。中高6年間の探究カリキュラムと個の成長を可視化する仕組みにより、近年の入試改革や社会変化に即した人材を育てています。
ご興味のある方は、ぜひ学校説明会や授業見学にご参加ください。
🔗 公式HPはこちら
「この世に生を受けたことに感謝し、知性を磨き、よい習慣を身につけ、社会のため、国家のため、人類のために役立ち、世界平和に貢献できる人間を育成する」ことを教育の根本に据えています。
広大な敷地と充実の施設(東京ドームの1.2倍)
理科実験棟・音楽棟・グラウンド・体育館・明法学院ハウス(宿泊可能)などを完備。
手厚い少人数教育
中高一貫で全校生徒約730名、1クラス平均27名。
本物に触れる教育
理科4分野専用実験室・プロ演奏家によるオーケストラ授業など。
自由な校風と生徒自治
多くの学校行事や部活動を生徒が主体的に運営。
中学:1年2クラス(男子29名・女子10名)、全体で約80名。
高校:各学年7クラスで、計21クラス、1学年200名体制(うち中学からの内部進学約30名)。
2025年度より中学も共学化。
中学入試 応募者92名→合格者72名→入学者39名(目標50名には届かずも、女子2桁確保)。
理科教育:4分野(物理・化学・生物・地学)それぞれに実験室完備、1人1台の器具。
音楽教育:オーケストラ授業。3年間で1楽器を習得し、文化祭で発表。
SGE(探究プログラム):
ロボットプログラミング等を通じ、論理的思考・協働力・問題解決力を育成。
GSPf(英語プログラム):
中学から段階的に導入。将来的には高校でのターム留学(ニュージーランド)を目指す。
英検2級取得者も輩出。全員が週1で基礎を学び、中2から選択制に。
特別進学クラス(特進):1クラス
難関国公立大やMARCH以上を目指す。
総合進学クラス:6クラス
中堅~上位私立大学を中心に幅広い進路対応。
自習室(学習道場)は平日19時30分まで開放。
2026年度からは外部教育機関と連携した学習支援も導入予定。
国公立大学合格者:10名(大阪大学含む)※浪人含む
私立大学進学者の傾向:
実進学上位:東洋大・成蹊大など。
受験傾向:法政・明治・中央大志望者が多数。
入試方式別割合:
学校推薦型:25%(うち指定校推薦19%)
総合型選抜:25%
一般選抜:40%
運動部:野球・サッカー・ソフトテニスなどが活発。夏の大会でも活躍中。
文化部:鉄道ジオラマ部が全国2位など、成果顕著。
学校行事:修学旅行、明法祭(文化祭)などすべて復活。宿泊行事も充実。
募集人数:72名
入試日程:2月1日(午前・午後)、2日(午前・午後)、5日(午前)
入試方式:
2科(国・算)、4科(理・社含む)、適性検査型
国語/算数1科入試(午後)
優遇制度:
英検4級以上または強化指定部入部希望:10点程度加点
合格目安:
各回6割程度が目安、ただし年によって変動あり
出願方法:ミライコンパス+必要書類郵送
推薦入試:1月22日(単願のみ)
一般入試:2月10日・11日(他私立との併願可)
内申基準(総合進学):
単願:5科18
併願:5科20
最大3ポイントの内申加点あり(英検・数検・委員長など)
特進コース:
5科20(単願)/22(併願)、3教科で13以上が必須
GSP入試:
英検準2級以上が必要(12月15日時点での取得)
中学体験会:理科実験・美術・音楽・GSPf体験など多数
文化祭(明法祭):9月27日(土)28日(日)公開
高校オープンスクール:7月12日、夏・秋の説明会も開催予定
Instagram・LINE公式アカウント開設
学校生活や行事の様子を日々発信中(鉄道ジオラマ部の動画も好評)
2025年4月に着任した校長よりご挨拶がありました。校長はこれまで、以下の都立校で校長を歴任してきた実績があります。
東京都立三鷹中等教育学校
東京都立武蔵高等学校・附属中学校
東京都立大泉高等学校・附属中学校
長く中高一貫校に携わってきましたが、今回は久々に普通科高校に赴任。
本校は東京都教育委員会より以下4つの指定を受けています。
東京都の進学指導校は以下4区分
1.進学指導重点校(7校)
2.進学指導特別推進校(7校)
3.進学指導推進校(15校)
4.進学指導研究校(14校)
武蔵野北は「進学指導推進校」に属しますが、共通テストの得点結果等から見ても特別推進校に匹敵する成果を出しており、実質的にはトップ水準。
都立のグローバル教育推進校の1つとして指定。
英語4技能の強化や、海外とのオンライン交流、TGG(Tokyo Global Gateway)訪問、GTECの無償実施などを積極的に実施。
学問探究グループとして、東京都の補助も活用。
大学や研究機関と連携し、科学的・数学的探究活動を重視。
探究的な学びを授業・課題研究に反映。
修学旅行先の台湾に探究要素を組み込み、東京都からの援助あり。
観光旅行ではなく、学びとして位置付け。
2年生までは全員共通履修(文理分けなし)
3年次から文理選択を実施:これは国公立大学受験を意識したカリキュラム構成
学力進度は学校により異なり、本校は進度も深度も高め。近隣の小金井北高校よりもやや高水準
各学年で個別面談を繰り返し実施
模試データを活用した進路指導
長期休暇中の講習も実施
OBOG懇談会、大学キャンパス見学、共通テスト対策なども用意
国公立大学合格者数:83名
早慶上理合格者数:60名
GMARCH合格者数:307名
卒業生の6割以上がGMARCH以上の大学へ進学
進学意欲の高い生徒が多く、都立高校の中でも非常に高い水準です。
校舎は自然に囲まれた落ち着いた環境
廊下にも自習机を配置しており、平日19時まで学習可能
授業・行事・部活動の**三立(学習・生活・挑戦)**を重視
加入率は100%超(兼部を含む)
運動部:
- 陸上競技部:12年連続関東大会出場
- 今年度、全国大会出場決定
文化部:
- 科学の甲子園 都大会第3位
三大行事(体育祭・文化祭・合唱祭)はすべて生徒主体で運営
生徒の自主性・自治力の育成にも力を入れている
自転車通学が盛ん:1年生の約44%が利用
徒歩・バス通学と合わせ、アクセス手段は多様
池田塾では、こうした学校説明会の情報を生徒や保護者の皆様にお伝えし、進路選択や志望校決定の一助となるようサポートしています。
所在地と設立:東京都小平市。1963年開校。都内では希少な「高校単独校」(附属中学・大学なし)。
全校生徒数:1482名(男子711名・女子771名)。1997年より男女共学。
コース制:特進コース・進学コースの2コース制。授業時間数は同じだが、進度に差あり。
特進:進度が速く演習多め。国公立志望者が8~9割。指定校推薦も取得可能。
進学:じっくり理解重視。推薦・私大志望者が多い。
指導の特色
4年制大学進学を前提としたカリキュラム。
長期休暇中に最大180超の無料講習(全学年対象)。
推薦・総合型選抜も手厚く支援。
質問しやすい職員室設計と教員のフラットな対応。
探究活動
総合的な探究の時間では「地域連携型プロジェクト」などを展開。
例:錦城祭で「小平野菜」販売・「錦茶」制作など、生徒主体の活動多数。
行事
体育祭は実施せず、春・秋に球技大会を実施(春3日間・秋2日間)。
生徒主体で企画運営。地域連携や消防検査を通じた花火イベントなども。
錦城祭(文化祭)は唯一の外部公開行事(9月13~14日)。
クラブ活動
文化部40以上、90%以上の生徒が参加。
映画研究部:NHK杯全国準優勝(2023)
新聞・写真:全国高文祭出場
陸上競技部:女子種目でインターハイ出場
野球部:ベスト16(西東京)、外部強化なしで結果を出している。
海外プログラム
夏:オーストラリア短期留学(3週間・約80万円)
冬:シンガポール交流
ターム留学(1年次3学期を海外で)
校内で英語留学体験ができる「イングリッシュセミナー」も実施
現役進学率:83.2%
国公立大学・大学校:109名(うち現役90名)
早慶上理:92名(現役82名)
MARCH:355名(現役311名)
主な指定校推薦実績(計200枠以上):
都立大(7)早稲田(7)上智(3)理科大(6)
明治(7)青学(14)立教(9)中央(15)法政(12)
公募・総合型選抜実績(合格者53名)
東京科学(医学・保健衛生)
お茶の水女子(文教育)
慶應義塾(文)
ICU(教養)
東京理科(薬・創薬)など
英検準2級以上 → 評定3or4に+1
数検準2級以上 → 同様に+1
漢検2級以上 → 同様に+1
区分
対象
基準
備考
推薦入試(1/22)
第一志望(錦城のみ)
5科21以上・評定1や2なし・欠席等5回以内
進学コースのみ
一般入試①(2/10)
公立併願者向け
進学:5科22・9科37以上特進:3科14・5科23・9科38以上
評定1や2なし・欠席等5回以内
一般入試②(2/12)
自由併願可
特進のみ:①3科15以上、②3科14・5科23・9科39以上のいずれか
同上
いずれも東京都の規定上「不合格ゼロの確約」はできないが、過去5年間で不合格者はゼロ。
第1回入試併願先
立川(106)国分寺(93)武蔵野北(71)国立(62)
第2回入試併願先
国立(41)立川(33)早稲田実業(32)西(31)中大杉並(15)
※第2回は都心部私立の併願先としての利用が増加中。
特進コース併願者の約40%が進学コースへスライド合格。
小平駅から徒歩圏(通学者の約半数)
西武池袋線(東久留米など)・中央線(武蔵小金井など)・武蔵野線(新小平)も利用可能
新小平からの自転車通学も可
夏の学校説明会:7月22日~8月23日の火・木・土(クラブ体験あり)
錦城祭(文化祭):9月13日(土)・14日(日)
個別相談会・オンライン入試説明会も随時開催(埼玉在住者は必ず個別相談への参加を)
錦城高校は「楽ではないけど、楽しい学校」。勉強・部活・行事・探究に本気で取り組める環境を整えています。「夢をかなえる伴走者」でありたいという教員の思いが全体を貫いていました。第一志望でも、併願でも、志の高い生徒にふさわしい学校です。
2025年度より共学化を開始。初年度ながら男子生徒が全体の4割を占めるなど、好調なスタート。
第一期生は、
・フロンティアαコース 20名
・フロンティアコース 205名
→ 合計225名で、8クラス編成。
東京女子学院中学からの進学者は1クラス(1年8組)12名。女子校である東京女子学院から共学の英明フロンティアへ進学する際は、「女子クラス」か「共学クラス」かを選択可能。
区分
コース
3科
5科
9科
備考
単願推薦
フロンティアα
12
20
―
加点上限+2
フロンティア
―
16
28
同上
併願推薦
フロンティアα
13
21
―
スライド合格なし
フロンティア
―
17
29
各種検定の加点あり(例:英検準2級以上+2、3級+1など)
生徒会長+2点、委員長・部長+1点、大会実績で+1〜2点の加点制度もあり。
推薦入試での単願入学者数は178名(αコース12名+フロンティアコース166名)
一方、併願入試では175名が受験し、入学者は12名のみ → ほとんどが他校の第一志望へ進学。
学校側としては、都立石神井高校や都立保谷高校などの併願先として選ばれることを目指して努力中。
内申3科12以上、5科20以上(加点なしで)を両方満たすと:
・入学金・施設費 全額免除
・授業料免除(継続審査あり)
・奨学金支給(ゼミ研修・修学旅行等)
実際に2025年度には「オール5」の生徒も入学。
探究型ゼミ「Innovation Quest」:週2時間実施。
高校3年間を通じて、生徒の進路意識・スキル・表現力を高める学びのロードマップを構築。
学年
取組内容
高1
4分野(自然科学、理工、社会学、文化国際)を全員体験(9か月)
高2
ゼミ活動:探究・表現活動へ移行
高3
個人テーマによるプレゼン・論文作成など
協力機関:早稲田大学、明治大学、東洋大学、東海大学、日本政策金融公庫、東京農業大学など大学・企業多数。
朝の登校風景では、制服のほかパーカー通学も可。
昼休みは屋外でも食事可能、1階の「桜カフェ」でスープ・サラダ付き400円のランチ提供。
自転車通学も可能。
部活動加入率は86.4%。男子生徒の加入でより活発に。
・部活動例:男子サッカー部、女子バレーボール部(関東大会出場)、卓球部、バドミントン部、弓道部など
・全31クラブが活動中。
校内の自習支援スペース「英明塾」では、夜21時まで利用可能。
試験前は自宅で集中できない生徒が「英明塾」で学習し、そのまま帰宅して就寝というスタイルを推奨。
利用料金:月額5,500円(税込)
教員との学習管理連携も実施し、学習状況を共有。
海外研修旅行(シンガポール・マレーシア)実施。
希望制の海外留学プログラム(3か月・6か月・12か月)あり。3年間で卒業できる設計。
都立高校(両国中高・鷺宮・小山台など)や千葉県私立校での校長経験、都教委での実務経験もある教育実践者。
「詰め込みではなく、使える知識を」育てる教育を推進。
男女の活発な交流によって、従来の女子校時代とは異なる学校文化が育ちつつあると強調。
以上が、英明フロンティア高等学校の塾対象説明会の詳細まとめです。
共学化を機に大きく飛躍を遂げている学校であり、探究学習や国際教育、学習支援体制が充実しています。
都立上位校との併願校としての地位も狙いながら、特色ある教育で差別化を図っています。進学・指導の参考にしていただければ幸いです。
2025年4月より、中央大学法学部の教授である安藤校長が着任。
経済・データサイエンス分野に精通しており、数理的思考や探究的学びに力を注ぐ教育方針。
「問いを立てる力」を重視し、文理融合・自由な学び・行動する知性の育成を掲げる。
中3から高3まで継続する学校独自の探究学習プログラム。
中1〜中2:ワンデーエクスカーションや奈良・京都研修などで調べ学習や体験学習の基礎を育む。
中3〜高1:「教養総合基礎」…大学教授による講演→文献検索→ポスター・レポート作成→発表会。
高2:「教養総合Ⅱ」…国内外での実地調査(例:イエローナイフで雪の結晶を研究)。
高3:「教養総合Ⅲ」…卒業論文または卒業研究。学問的進路選択にも直結。
校則はわずか「126文字」。「他者の自由を侵さないこと」を前提とした自由な校風。
髪型・服装などにも制限はないが、大学・社会を見据えて自主的に判断する姿勢が育っている。
中学:60冊、高校:100冊の課題図書。
多ジャンルの書籍に触れることで、「問いを立てる力」や「思考の多様性」を育成。
高校入学後に教養総合を通じて視覚障がい者支援団体「Bラインプロジェクト」創設。
ボードゲーム開発 → グッドデザイン賞受賞・クラウドファンディング成功。
探究学習が「自分で問いを立て、行動し、発信する力」につながったと語る。
2年連続で志願者数が減少。
大学附属校人気の過熱が一段落した影響と推察。
ただし入学後の学力推移調査(ベネッセ)では、2017〜2025年で学力上昇が確認されている。
出題傾向や募集要項に変更なし。
過去問を使用した対策で十分対応可能。
最新情報は説明会またはホームページで発表予定。
推薦入試志願者が特に男子で大幅に減少(男子:78名、例年100名超)。
応募者の内申点平均が上昇(男子:38.5→42.3、女子:40.4→43.0)。
オール4程度の成績では合格が難化傾向に。チャレンジ層の敬遠が要因か。
応募者数は減少傾向だが、合格者の学力水準は高いまま。
3科目(英数国)の平均点:約75点。
苦手な科目でも最低50点は必要。
英語の出題形式が変更(詳細資料は会場配布のみ。秋以降に受験生へ開示予定)。
より実用的・思考力重視の内容へ移行の見込み。
法学部推薦枠:103名。中央大学進学希望者は約325名(高1時点)。
3人に1人が法学部へ進学可能な状況。
他学部(国際情報・国際経営・心理など)は枠が少ないため早期に定員充足する場合あり。
中央大学附属中学校・高等学校は、中央大学との強固な連携を活かし、大学進学を前提とした探究的な学びを重視しています。特に教養総合に代表される探究活動は、知識の習得にとどまらず「問いを立て、調べ、行動し、表現する」というプロセスを徹底的に育てるものであり、大学進学後や社会人としての土台づくりに直結しています。
校則の緩やかさに代表される自由な環境と、そこに集う生徒の高い意識、教員の丁寧な支援が相まって、単なる「附属校」にとどまらない高い教育水準を実現しています。
都立大泉高校・附属中、都立武蔵高校・附属中の校長を歴任。
都立中高一貫教育と適性検査の豊富な知見を持つ。
白梅学園高等学校とは同じ敷地だが、別学校。
白梅学園大学への進学者は非常に少なく、進路は多様。
旧来の「人を大切にする」から、「自分も大切にし、相手も尊重し、よりよい折衷点を見つける力」へ。
「Society 5.0」の時代に必要な思考力・対話力・表現力を重視。
各学年2クラス(1クラス30名定員)。
教員1人あたりの生徒数(ST比)は低い、丁寧な個別対応が可能。
アトリウム中心の校舎設計で、教員との距離が非常に近い。
男子の目を気にせず自己表現できる環境。
生徒が主体的に文化祭・説明会・プレゼン等で活躍。
特に思春期における男女差への配慮が徹底されている。
生徒同士・教員との信頼関係が強く、ロッカーに鍵をかけない校風。
校内に“ミニコンビニ”設置(全国でも珍しい事例)。
高校1年(中高4年生)から本格的な進路指導を開始。
「何のために学ぶか」を問う指導:共通テスト分析、記述演習、振り返り重視。
模試・小テスト後のやり直し・反省ノートも体系化。
棒グラフやビーカーのアナロジーで「穴をふさぐ学び」を指導。
他人との比較ではなく、過去の自分との比較で自己肯定感を育てる。
一橋大学など難関国公立合格者あり。
白梅学園大学には進学せず、多様な学部学科へ。
保育・教育系志望だけでなく、医療・法学・経済・理工なども幅広くカバー。
すべての生徒にスポットライトが当たる機会を創出。
全員が何らかの場面でリーダー役を経験。
生徒1人ひとりが将来の夢を持ち、それを学校が応援。
英語:ネイティブ5名体制、1年時から英語コミュニケーションを重視。
探究:中3でセブ島研修 → 高1で5000字の論文 → 高2で英訳・ディスカッション。
ICT:タイピングスキルやデジタルプレゼンなども学ぶ。
各学年:2クラス(約60名)を目安。昨年度は64名入学。
試験日程:2月1日午前~10日まで複数回実施。
教科型
国語・算数(+英語・理社も可)当日5科目から選択し、自由に組み合わせ可。
英語入試
英語で出題・英語で解答(英検3級~準2級目安)体験会あり。
適性検査型
東京都立型に準拠し、立川・三鷹・南多摩型の設問構成。都立受験と併用可能。
自己表現型
プレゼン・面接・グループワークなど(ダンス・ビデオ・企画提案なども可)。
5回以上イベント参加で「加点対象」。
姉妹在籍、双子、連続受験なども加点。
検定加点:英検2級30点、準2級20点、漢検・数検も加点あり。
10月6日・12月7日:英語・教科・適性検査の体験可能。
年末12月21日:個別面談でアドバイス実施(教科型対象)。
コンビニの設置:全国初、信頼関係を前提にした設置。
休憩タイム(おやつ時間):リフレッシュのための独自制度。
部活動・課外活動:鉄道デザインでドイツ遠征、クラウドファンディングによる資金調達の経験あり。
エリコラ(エリアコラボ):地域連携・PBL的な活動が盛ん。
白梅学園清修中高一貫部は、「一人ひとりが輝ける場をつくる」という理念のもと、少人数制・個別最適化・探究と表現重視の教育を徹底しています。中学受験においても多様な入試方式が用意され、子どもの特性に応じたチャレンジが可能です。進路指導においても、過去の実績や指導経験をもとに、生徒と丁寧に向き合う教育姿勢が印象的でした。
目白研心中学校・高等学校 校長先生より、現代社会のキーワード「VUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)」に対応できる力を育てる教育理念が紹介されました。
本校が重視する「3つのカ(力)」:
英語力:4技能+発表力を重視
発言力:受け身でない主体性の育成
非認知能力:数値化されない「人間力」
「英語の目白」と呼ばれる所以は、全校規模での語彙強化・発信力重視・実践型プログラムにあります。
中学生は『キクタン赤』、高校生は『キクタン黄』を使用
全学年一斉に全範囲テストを実施し、語彙力を測定
中1「About Me」/中2「My Japan」/中3「Saying Thank You」
全員が人前で発表を経験
全員参加型(ホームステイ形式)
日本文化の発信(和食提供・文化紹介)を実践
点数では測れない「人間力」を育てるため、多様な取り組みが展開されています。
中3生による卒業ソング作詞作曲
一流芸術に触れる鑑賞会(劇団四季、オーケストラなど)
調理実習(男女共に実施)・異文化理解として「Little Chef」実践
生涯スポーツの体験(インディアカ、ユニホッケーなど)
中3から選択可能、上位高校コースへの接続あり
週1回「アドバンスト講習」実施(探究活動・小論文指導等)
英語+理数に特化、探究テーマは「街づくり」
シンガポール・マレーシアへの研修旅行あり
学校推薦型・総合型選抜を意識した設計
全生徒がiPadを活用、全教室に電子黒板・Wi-Fi完備
Web提出、成績管理、出欠確認などもデジタル化
朝テストによる基礎定着
ステップアップ学習
模試・検定対策動画、チューターによる個別対応
長期休業中は集中講座実施
明治大11名、青山学院大11名、法政大14名、立教大10名
早慶上理ICU:計16名、国公立:茨城大2名など
日東駒専:111名、大東亜帝国:64名、中堅私大:69名
医療・保健系や芸術系の進学も多数
全校面談週間・進路ガイダンス・卒業生講演など多彩
生徒一人ひとりの希望進路に向けた個別対応が充実
2025年度:出願数335名・受験者数325名・合格者数227名
実質倍率:2.3倍(回ごとに最大18.2倍)
入試日程:2月1日・2日・4日
入試方式:
2科/4科(国算理社)※理社は60分で各100点
英語資格入試(国語+英検換算)→実質国語のみ
英語アドバンスト(プレゼン+質疑応答)
適性検査型(I・II・III)
理数プレミア入試(新設):算数or理科を2倍換算(計300点)
得点率に応じてS~Bまで設定(最大3年間授業料免除+給付奨学金)
適性検査1位~3位は特待確約
推薦入試:1月22日(木)
一般入試:2月10日・11日
コース名
単願基準
併願基準
GSC
5科18以上
5科19以上
SEC
5科18以上+英検準2級以上
5科19以上
特進
5科19以上
5科20以上
総合
5科17以上
5科18以上
加算ポイント制度あり(英検・数検等で最大2P)
一般入試にて「特進スライド合格」制度あり
S特待:3年間分の施設費免除+最大年間30万円給付
得点率による評価:90%以上でS特待、70%以上でB特待
中学:11月22日・12月22日実施、A〜C試験あり(英検換算可能)
高校:同日程で実施、英語+数or国の選択制
面接必須、英語力に応じて試験方式選択可
オープンキャンパス:7月12日(土)
放課後見学会:11月13日(木)
入試体験会:12月13日(土)
目白研心は、英語教育と探究型学習に加え、「人間力」を育てるプログラムが非常に充実しています。2026年度以降は、理数に強いグローバル人材育成にも注力しており、将来の選択肢が広がる学校として注目すべき存在です。
建学の精神:「質実剛毅」「協同自治」
旧称:明大中野八王子 → 開校40周年を機に「明大八王子」へ改称(学校法人中野学園に変更なし)
法人としては100周年を迎えるにあたり、中野校との連携を強化中
校舎は自然豊かな山間に立地し、生徒や保護者が「ここで学びたい」と思える環境
生徒アンケートでも「環境」が入学理由の第1位
約9割が明治大学に推薦進学
一般入試対策は行わず、基礎学力の養成を重視(教科書の完全理解を目指す)
朝の読書や小テストで学習習慣を形成
「好きなものを見つける・磨く」ことを大切にし、卒業までに「堂々と語れる“好きなこと”」を育てる教育
八王子駅・拝島駅からスクールバス運行(遅刻・早退にも対応)
スクールバス利用者には路線バス無料乗車証を配布
3学期制・週6日制(週33時間授業)
授業:午前3時間・午後3時間/月曜5時間・土曜4時間
朝学活:20分間(読書・小テスト・連絡確認)
生徒全員にChromebookを貸与、Google Classroomで連絡・課題配信
小テストや課題を通じて日常的な学習習慣を定着
中学生は英語・英会話ともに少人数制(レベル別ではなく均等分け)
中3でオンライン英会話も導入
高校では文理問わず英語を履修、基礎を重視した指導
中学:成績不振者に対して放課後補習を実施
高校:自学自習の姿勢を促し、自ら課題を見つけて解決する力を育成
明治大学への進学率:2024年度 91.3%
明大との連携強化により、大学で活躍する卒業生多数(学業優秀者表彰・公認会計士合格者など)
推薦基準:定期テストと英語検定(英検など)に基づき設定
生徒の適性と志望に応じて進路決定を支援、安易な推薦は行わず「納得の進学」を重視
体育祭・文化祭ともに生徒主体で運営
体育祭は中高別、6月に開催(教師主導を避け、生徒の自主性を重視)
文化祭は9月予定(外部見学可能)
英検をはじめとした資格検定を推奨(簿記3級〜明治大学連携の2級講座あり)
サマー講習:教員が自由テーマで実施、生徒が関心のある講座を選択
語学研修:中3卒業後にオーストラリア研修(1週間)、高2でターム留学(ニュージーランド、約2か月)
部活動加入率:中学83.6%、高校87.6%
中1から食堂利用可(昼食環境の整備)
制服・髪型・携帯マナー等も丁寧に指導し、「社会性ある人材」を育成
男女比は中高ともに1:1を目指して調整
入試方式
【A方式】:4科入試(国100・算100・社50・理50=計300点)、2月1日/3日実施
【B方式】:総合型(今後は4科独立出題へ変更、2026年度より午前実施)
実施概要と傾向
入試難度が上昇傾向、出願数は減少も志願者の学力層が向上
明大世田谷の新設による影響はほぼなし
A方式1回目の受験者のうち、不合格者117名中、再受験での合格者はわずか5名(倍率23.4倍)
一方で、2回目のみの受験者は58名中20名合格(倍率2.9倍)→高学力層の滑り止め受験が濃厚
出題傾向の変化
B方式は「総合型」から「教科別」出題へと変更され、より受験しやすく
算数:途中点なし、計算ミスが命取りに
各教科:丁寧な記述と漢字が重視される
推薦入試
実施日:1月23日
出願条件:9科内申合計34以上(実質的には41〜43が合格ライン)
選抜方法:内申×8+国数英の試験(3科)=660点満点
集団面接あり(教員1:生徒5)
優遇制度あり:推薦不合格者が一般入試を受験すれば得点に+10%補正あり
一般入試
実施日:2月11日
英語リスニングあり(英検3級程度)
推薦・一般ともに受験者数増
特に推薦入試は前年比+153名の大幅増加
一般入試では過去最高倍率(男子14.5倍)
優遇制度の影響で男子は推薦→一般受験の方が合格しやすい傾向、女子は逆に難化
明大八王子の入試においては、「第一志望」であることが合格の鍵です。説明会でも繰り返し「ぜひ一度、学校の空気を直接感じてほしい」と強調されていました。中高一貫校・大学附属校としての安定感だけでなく、生徒一人ひとりの「好き」を見つけ・育てる教育を実践する明大八王子。ご関心のある方は、ぜひ現地を訪れ、環境と人の魅力に触れてみてください。
建学の精神:「学芸を修めて人類のために」
校訓:「恥を知れ」― 大妻学院の根底に流れる価値観
校長先生より:平成4年より本校に在籍。2024年度より現職。校長室の開放や読書のすすめを通じて、生徒との日常的な対話を重視。「生徒の声が学校を変える力になる」と実感されている。
「持てる力」に気づき・育む教育:キーワードを毎年見直しながら柔軟に教育内容を進化。改革は「1年様子を見る」ではなく、「今すぐやる」姿勢を重視。
6年間一貫教育の中で、長期的な視野と挑戦心を育む。
地域避難所に指定:震災後に建てられた新校舎は万全の耐震性。大量の非常食や地下水の浄水設備も完備。
アドバンストコース(ADC):
英語は基礎からスタート。フランス語は高校で選択可能。
発表系よりも演習系の授業に重きを置く。
グローバルリーダーズコース(GLC):
英語力別クラス編成。中1からフランス語が必修。
多言語教育を推進(英語+フランス語)
海外大学進学を含む高度なグローバル教育を実践。
在籍生徒数:中高合わせて約1400名。在校生の約10%(約140名)は帰国生。
GLC内でのクラス分け(高3):
附属大・年内入試型クラス
外部受験型クラス
SGH(スーパーグローバルハイスクール)・ユネスコスクール加盟校
WWL(ワールド・ワイド・ラーニング)拠点校:
地球市民教育を軸に、国内外の大学・企業と連携。
法政大学グローバル教養学部(GIS)との高大連携。
海外連携校:アメリカ、カナダ、オーストラリア、フランス、台湾、タイなど多数。
入試形式の3本立て
アドバンスト入試(一般生対象・2科/4科選択制)
帰国生入試(10月~12月に実施)
グローバル入試(国・算・英の3科。英はスピーキングテスト)
英語検定による優遇制度あり:
英検準2級以上(CSEスコア1728)やTOEFL、IELTSなどの基準を満たすと、グローバル入試で国・算が免除され、英語面接のみで合否判定。
2025年度入試状況:
志願者数減:2023年度の入学者数が多すぎたため、2025年度はクラス数を絞って調整。
第1回入試の手続率は90%以上と非常に高い。
約15%が大妻女子大学へ進学(指定校推薦含む)
約76%が他大学の4年制学部へ進学
国公立・難関私立の合格実績あり:
東京外国語大学、千葉大学、東京都立大学、東京理科大学、早稲田・慶應・上智・ICUなど
海外大学(アメリカ・カナダ・ハンガリー等)への進学者も複数
表現活動や部活動も活発:全校生徒の95%以上が部活に所属
夏期講習・補習も充実:
高3向けには約100講座を開講(2024年度実績)
先輩によるキャリアトーク・大学訪問企画あり
ICT環境:タブレット端末活用が定着(BYOD)
大妻中野中学校・高等学校は、グローバル教育と私学らしい柔軟な改革姿勢を兼ね備えた学校です。「持てる力」に気づかせ、「失敗を恐れずに挑戦できる環境」を用意する教育姿勢は、生徒の6年間を本質的に支えるものであると感じました。特に帰国生との交流や多言語教育に力を入れている点、入試制度の柔軟性、進学実績のバランスの良さなどは、今後ますます注目される要素となるでしょう。
◆学校の基本情報と改革の方向性
明治時代から続く137年の歴史ある学校。2025年度より校名を統一し、「千代田中学校・千代田高等学校」として新スタート。
校長は生命科学研究者出身。元・広尾学園の改革を手がけた経験を持つ。
教育方針:「生徒が未来をつくる場所」。楽しさ(funny)→興味(interesting)→情熱(exciting)へと学びを進化。
◆教育コンセプトと特色
探究・研究を核とした学び。社会実装や国際理解も含む幅広い教育活動。
「研究(0→1)」と「開発(1→10)」という2コース制。中高6年間で進路と志を深める設計。
教科横断型・プロジェクト型学習。多様な専門家と連携し、実社会と結びついた学び。
「遊ぶように学ぶ」姿勢の重視。
◆中学入試概要(2026年度)
入試回数:全8回(午後入試含む)。
コース選択:研究コース(特進)、開発コース(進学)。
得意を活かせる入試:
理社のどちらかが苦手でも、国算+理or社×2の得点方式。
国算×1.5や、国語or算数×2でも判定可能。
午後入試集合15:30。遠方(鎌倉・横須賀など)からも受験可能。
難易度構成(目安):
開発:基礎60%、標準30%、応用10%
研究特待:基礎40%、標準40%、応用20%
◆高校入試概要(2026年度)
入試日程:2/10・2/11(併願・一般いずれも2日受験可能)
難易度構成:
推薦:基礎40%、標準60%
一般:基礎30%、標準50%、応用20%
英検などの外部資格加点制度あり。
◆大学進学・附属連携
武蔵野大学の附属校。13学部21学科への内部推薦制度あり。
大学人気上昇により平均倍率10倍。進学保障ありつつ外部大学との併願も可能。
◆実践的探究活動の紹介 ●研究コースの事例:
環境DNAを用いた深海生物調査(宝石サンゴの生息地調査)
本物の研究者や大学と連携。クラウドファンディングで資金調達も経験。
●開発コースの事例:
農業プロジェクト(校内・有楽町でのマルシェ実施)
環境保全、栽培・流通・販売までの流れを学ぶ実践型学習。
●外部連携・講師陣:
データサイエンス、起業家、報道・広告・演劇関係者などが伴走。
「本気の大人」との協働を通じて学びを深化。
◆印象と総評
校長の情熱的な講演が圧巻。単なる進学実績よりも、"学ぶ目的"を明確に示す姿勢が印象的。
英語教育の主張は少ないが、それに代わる深い探究活動と生徒の表現力の成長が際立つ。
生徒発表(農業プロジェクト・環境DNA調査)は内容・態度ともに完成度が高く、「本物の学び」を体現。
◆補足:
制服選択の自由や校内の設備改善(冷房・ICT)も着実に進行。
スマホ利用は制限されつつも教育利用には柔軟に対応。
2025年度より新たに就任された校長先生は、大妻での長年の教員経験を持つ内部昇格の方。毎朝、生徒に正門で声をかけるなど、生徒との距離の近さを大切にされています。
建学の理念:「社会に貢献する自立した女性の育成」
校訓:「恥を知れ」…自らの行動を自らに問う倫理観と内省の力を重視
生徒の真摯な姿勢と日々の努力を信じ、育む教育姿勢
ジェンダーギャップへの挑戦:出る杭になれ、たくましく生き抜け
STEM・探究・グローバル教育の推進
理系進学者が年々増加。現高3では理系希望が5割超
東京理科大と連携した「数学探究」講座(例:ポテトチップスの形状と味の関係)
自由研究や理科部の土壌微生物探査プロジェクト等、主体的な理系活動が活発
探究教育を体系的に行う「探究科」を校内に設置し、中1後半〜高2まで継続的に育成
模擬国連を中学生全員に実施し、多様な視点を育成
進路選択への多様な支援
理系志望だけでなく、経済・医療・法律など幅広い分野に応じた支援
卒業生による大学見学ツアーやゼミ形式の探究活動(大妻Medical Seminar、東京大学見学等)
国公立大学合格者:23名(うち東京大学1名、北海道大学2名、東京外国語大学1名など)
医学部医学科:現役合格9名(うち6名が年内入試)
GMARCH以上進学者:約半数
国公立・私立あわせ、学年全体の約6割が難関大学へ進学
中3から始まるキャリア教育
職業インタビューや外部講師による講演
高1オリエンテーション(2泊3日):未来の社会と自分を考える対話型プログラム
大学出張講義(例:東大、東工大、早稲田、上智などが来校)
新プロジェクト
大妻be ambitious プロジェクト:東大訪問・模擬授業、弁護士・研究者講義など
大妻Medical Seminar:医療系進路希望者向けに現場の声を届ける講座、課題研究の実施
4回実施(2/1・2/2・2/4・2/5)
サンデーショックの影響で、2/1の受験者数が減少し、2/2が増加、合計受験者数は前年とほぼ同等と予想
第1回:合格最低点は204点(1問3点、1問差で15人が不合格)
繰り上げ合格:計6名(第1回2名、第2回3名、第3回1名)
複数回受験者に優遇措置あり:4回連続受験者11名のうち4名が繰り上げ対象
社会科:「なぜ起きたのか、何が変わったのか」を問う因果関係重視型の出題
理科:日常の中の現象と結びつける思考力問題(抽象化力が問われる)
算数:応用問題の正答率が高く、基礎だけでは差がつかない構成
国語:抽象化する力が必要
校舎は9階建てで、上層階は普通教室。採光性に優れた設計(夏は暑いとの声も)
校長室は常に開放され、生徒が自由に話しかけられる環境
探究心やチャレンジ精神を尊重し、「ありのままの自分」を出せる雰囲気
生徒による動画紹介では、自身の成長・学校生活の充実感を素直に語る姿が印象的
「大妻の教育は、“文系女子校”のイメージを超えていく」
多様な分野での進学実績と、時代に即した探究・STEM・非認知能力の育成によって、知・感性・行動力を兼ね備えた自立した女性の育成をめざす。
校長先生の言葉「出る杭になれ、でも太い杭になれ」は、大妻が今なお進化し続ける証です。
2025年度より新たに就任された校長先生は、大妻での長年の教員経験を持つ内部昇格の方。毎朝、生徒に正門で声をかけるなど、生徒との距離の近さを大切にされています。
建学の理念:「社会に貢献する自立した女性の育成」
校訓:「恥を知れ」…自らの行動を自らに問う倫理観と内省の力を重視
生徒の真摯な姿勢と日々の努力を信じ、育む教育姿勢
ジェンダーギャップへの挑戦:出る杭になれ、たくましく生き抜け
STEM・探究・グローバル教育の推進
理系進学者が年々増加。現高3では理系希望が5割超
東京理科大と連携した「数学探究」講座(例:ポテトチップスの形状と味の関係)
自由研究や理科部の土壌微生物探査プロジェクト等、主体的な理系活動が活発
探究教育を体系的に行う「探究科」を校内に設置し、中1後半〜高2まで継続的に育成
模擬国連を中学生全員に実施し、多様な視点を育成
進路選択への多様な支援
理系志望だけでなく、経済・医療・法律など幅広い分野に応じた支援
卒業生による大学見学ツアーやゼミ形式の探究活動(大妻Medical Seminar、東京大学見学等)
国公立大学合格者:23名(うち東京大学1名、北海道大学2名、東京外国語大学1名など)
医学部医学科:現役合格9名(うち6名が年内入試)
GMARCH以上進学者:約半数
国公立・私立あわせ、学年全体の約6割が難関大学へ進学
中3から始まるキャリア教育
職業インタビューや外部講師による講演
高1オリエンテーション(2泊3日):未来の社会と自分を考える対話型プログラム
大学出張講義(例:東大、東工大、早稲田、上智などが来校)
新プロジェクト
大妻be ambitious プロジェクト:東大訪問・模擬授業、弁護士・研究者講義など
大妻Medical Seminar:医療系進路希望者向けに現場の声を届ける講座、課題研究の実施
4回実施(2/1・2/2・2/4・2/5)
サンデーショックの影響で、2/1の受験者数が減少し、2/2が増加、合計受験者数は前年とほぼ同等と予想
第1回:合格最低点は204点(1問3点、1問差で15人が不合格)
繰り上げ合格:計6名(第1回2名、第2回3名、第3回1名)
複数回受験者に優遇措置あり:4回連続受験者11名のうち4名が繰り上げ対象
社会科:「なぜ起きたのか、何が変わったのか」を問う因果関係重視型の出題
理科:日常の中の現象と結びつける思考力問題(抽象化力が問われる)
算数:応用問題の正答率が高く、基礎だけでは差がつかない構成
国語:抽象化する力が必要
校舎は9階建てで、上層階は普通教室。採光性に優れた設計(夏は暑いとの声も)
校長室は常に開放され、生徒が自由に話しかけられる環境
探究心やチャレンジ精神を尊重し、「ありのままの自分」を出せる雰囲気
生徒による動画紹介では、自身の成長・学校生活の充実感を素直に語る姿が印象的
「大妻の教育は、“文系女子校”のイメージを超えていく」
多様な分野での進学実績と、時代に即した探究・STEM・非認知能力の育成によって、知・感性・行動力を兼ね備えた自立した女性の育成をめざす。
校長先生の言葉「出る杭になれ、でも太い杭になれ」は、大妻が今なお進化し続ける証です。
創立: 1874年(2025年で151年目)。アメリカの宣教師による創立。
総合学園: 幼稚園から大学・大学院まで約2万4千人が在籍。
立地: 渋谷駅から徒歩圏。都心にありながら自然豊か。
クラス編成: 1クラス40人×10クラス=400人。
進学経路: 中等部から240人、推薦65人、帰国生25人、一般70人。
スクールモットー: 「地の塩、世の光」— 社会に貢献する人材の育成。
教育ビジョン: 「サーバントリーダー」の育成(奉仕しながら導く人)。
自由な校風: 校則がないわけではなく、「学びの自由」に重点。
選択科目: 特に3年次は選択が多様。理系・文系の壁を越えた選択が可能。
キリスト教教育: 毎日の礼拝、聖書の授業あり。
ICT教育: Google環境での授業展開。情報リテラシー重視。
国際教育:
長期・短期の交換留学(カナダ、イタリア、イギリス等)
チャットルームで留学生との会話練習
グローバルウィーク:年2回開催、海外経験の発信・交流
部活動: 約40クラブ。週2日は必ず休養日。フェンシング・馬術・ハンドベルなども。
進学実績:
約85%が青山学院大学へ推薦進学(成績上位順で選択)
残り15%は国公立・医学部・芸術系・難関私大(早慶上理など)へ進学
学内評価:
推薦基準は3年間の成績+3年次の校内学力テスト
成績不振による内部進学不可は「極めてまれ」
出願資格: 9教科評定合計40以上(加点なし)。2024年から男女同一基準に変更。
選考方法:
適性検査(国・数・英 各20分=計60分。時間配分自由)
面接(推薦作文に基づく個別質問。暗記型ではなく対応力重視)
特徴:
華々しい実績不要。ボランティアや努力の姿勢など、多面的評価。
内申40で合格する例もある。逆にオール5で不合格も。
推薦作文は面接の資料として使用。
教科: 国・数・英(各100点)+調査書(内申点を得点化して加算)
形式:
英語:マークシート式(2024年導入済)
国語:2025年度より一部マークシート併用
合格の目安:
筆記得点220点以上でほぼ合格
200点以下はほとんど合格なし
ボーダー層では内申点による逆転あり(毎年10人前後)
補欠合格:
2025年度補欠人数:男子59人→10人繰り上げ/女子63人→16人繰り上げ
推薦併願者は補欠順位で優遇されることあり(女子は13/16が該当)
併願校: 都立日比谷・西、早稲田、慶應、明大明治など。都立併願者が多数。
入学者満足度:
「入学してよかった」→95%超
高校生活の充実度が高いと評価
「自由な校風」の捉え方を再定義しており、学習面の自由と責任を強調。
推薦入試では「特別な実績がなくても受かる」が本当であり、多面的評価が本物。
一般入試では筆記得点で決まるが、内申点の影響は確かに存在する。
公立高校との併願が多く、早い段階で手続きを求められる私立ならではの注意点あり。
高大連携プログラムや国際交流が非常に豊富で、学びの広がりを実感できる。
東京都立西高等学校は1937年創立。2025年に創立88周年を迎えた、都内屈指の進学校です。
本校が掲げるのは「文武二道(ぶんぶにどう)」。これは、単なる「バランス型の文武両道」ではなく、「学業・部活動ともに頂点を目指す」姿勢を意味しています。
校内では「青春」を「西春(せいしゅん)」と書き、西高生だけの特別な3年間を象徴しています。
校長先生(2年目)は「豊かな知性と教養を育てる学校」として、進学実績のみならず人間的成長にも重点を置いた教育を推進しています。
文理選択は高校3年から:1・2年次は幅広い教養を学び、3年次に進路に応じて文系・理系に分かれます。
校則はほぼなし:自主性と責任を重んじ、生徒が自らを律する環境です。
「土曜特別講座」充実:授業は週5日制ですが、希望者向けの探究講座や受験対策講座が毎週土曜に開講されています。
オンライン英会話導入:英語の授業内でネイティブとの会話練習が可能です。
「実力考査」実施:年3回、独自の記述型実力テストを実施。応用力・論述力を養成します。
西高は毎年、難関国公立大学・難関私立大学への進学者を多数輩出しています。
東京大学 19名(現役10名)
京都大学 20名(現役13名)
一橋大学 14名(現役11名)
東京科学大学 9名(現役8名)
国公立大医学部医学科10名(現役3名)
問題の例(R7年度)
次のことばについて、あなたが感じ、考えたことを六百字以内で述べなさい。
「・・・考えよ。・・・語れ。・・・行え。」三つの動詞を、じぶんがどれだけ新しく、ゆたかに生きられるかどうか。(長田 弘)
西高の自校作成問題
基本的な知識をもとに「考える力」や「表現する力」を問う
国語 記述問題,作文
数学 思考のプロセスを重視した記述問題
英語 総合的な出題,自由英作文
漢字の読みは中学範囲、書きは小学校範囲
文章を正確に理解し、背景まで捉える力が求められる
作文では正答率34%、白紙除くと52% 評価ポイント:「本文の主旨」「体験」「社会的事例」「独創性」「論理性」
過去問には「合否を測る役割」+「西高が求める力のメッセージ」が込められている
計算の正確性+記述力は必須
問題文中での設問同士のつながりに気づく力も重要(例:問2の結果を問3で使用)
文字が曖昧なときは「具体的な数値を代入して考える」
長文はすべて試験用に書き下ろされたオリジナル
全体の語数は3000語超
リスニングは「Question2」の正答率が31.7%と難度が高い
文法・スペルミスは0点扱い
作文は12点満点で0点が31人、無回答が136人
同じ表現の繰り返しは文字数に含まれず減点
表現力・語彙の豊かさ・論理構成が問われる
西高の魅力は「自由・挑戦・自律」が貫かれた校風と、確かな学力育成です。入試問題は単に点を取るためのものではなく、「どんな力を持った生徒に来てほしいか」という学校のメッセージが込められています。
そのため、日頃の学習でも「表現力」「読解力」「思考力」を意識し、“書ける”“伝えられる”生徒を目指していくことが西高合格への近道と言えるでしょう。
2015年にDD(ダブルディプロマ)コースを設置し、13名でスタート。現在では2〜3クラスまで拡大。卒業生は国内外の大学・企業・団体で活躍中。
「2言語2文化」の体現を掲げ、ネイティブ教員が29名在籍。そのうち18名はカナダカリキュラム担当(BSCIS所属)。
校舎内はコースごとに世界観が異なり、特に高校3年の大学受験モードと、DDのグローバル空間は全く別の空気感。
2018年に女子校から共学へ転換。探究・グローバル教育の両面を強化。
2020年からはSTEAM教育を導入し、対話的・協働的な授業に刷新。
中1〜高2対象の海外研修(ドバイ・エジプト・モンゴルなど)を実施。単なる語学研修ではなく、リーダーシップや発想力を磨く内容。
カナダの高校卒業資格取得が可能なDDコースは、週17時間すべてネイティブ教員が授業を担当。
日本語の教員は基本的に補助に入らず、完全なイマージョン型英語環境で学習。
文化杉並教育イノベーションセンター(BSICE)が校内に設置され、大学や企業、自治体と連携した先進的な学びを実現。
「社会をリードする力」を育む探究・PBL型の学習機会が豊富。
2026年度より設置予定(申請中)
基礎科目に加え、「iプロジェクト(独自の課題探究)」を実施。
授業はPBL中心、教員の一方通行ではなく、生徒が課題解決のプロセスを主体的に学ぶ形式。
一般選抜よりも総合型選抜を前提とした進路設計。
募集は1クラス30名(内部生15名・外部生15名)。
将来的には海外大学進学も視野に入れたコース構成。
英検取得状況(2025年3月時点):
中学1年:57%が3級取得
中学3年:46%が2級取得(半数以上が入学時に未所持)
GTECスコア実績:
中学2年:リスニング・スピーキングで全国高3平均を上回る
中学3年:リーディング・ライティングでも全国高3平均を上回る
英語力の向上はDDだけでなく、一般コース生にも波及
出願者数は前年比+213名
11月20日の帰国生入試解禁日に合わせた日程設定が奏功し、帰国生の出願数が増加
偏差値は首都圏模試で50前後ながら、中高6年間で生徒の力を着実に伸ばしている実績
2025年度、併願優遇であってもテスト120点未満の生徒27名が不合格。
フリー受験の合格基準は150点以上。
進学コースの併願優遇制度を廃止。
「本校を第一志望とする生徒に入ってほしい」という方針転換
教室数の限界という物理的要因も背景
特進コースは5科20・3科130点未満で進学コースへのスライド合格
各種検定の加点制度を廃止。より実力本位の選抜に。
Vもぎの偏差値(2回分平均)で62以上あれば内申が不足していても特進受験可能
DDコース在籍生は各大学の帰国生入試枠を活用
2025年度実績:
国際基督教大学(ICU):8名合格
早稲田大学:3名合格
上智大学:3名合格
学内に明確な「文化の違い」が存在し、それぞれが共存する校風
英語に触れる機会が圧倒的に多く、生徒の英語力は確実に育成されている
ネイティブ教員による授業への不安に対しても、準備コースやサポート体制が整備されており、生徒のレベルに応じて柔軟に対応
イノベーティブな教育を提供しながらも、地に足のついた進路指導を徹底している点が印象的
校訓:「誠の他に道なし」
創立者:三輪田眞佐子
教育理念:「徳才兼備の女性の育成」
誠実に生きる力、他者との共生、自律的な進路選択が重視される。
面接週間:年2回、中1〜高3まで担任との個別対話を実施。
探究活動:段階的に展開
中学:HUB
高校:LAB
MGC(Miwada Global Competence)
哲学対話なども実施
国際教育:
TGG(東京グローバルゲートウェイ)訪問
中学:カナダ、高1:イギリス、他:シンガポール研修あり
高校1・2年生でのターム・イヤー留学制度あり
MIWADA Learning Lounge:
リクルート社と提携、19時まで利用可能
生徒主体の学びを支援、教員常駐
通称「MLL」
iPadやGoogle Workspaceを活用
AI時代における「付き合い方」をテーマにリテラシー教育を展開中
全員補習主義:
朝テストで50%未満の生徒に勉強会を実施(補習は罰ではなく成長の機会)
自主課題「全国制覇」:47都道府県の入試問題を解くチャレンジ制度
上位層向け「Sへの道」講座も実施(模試対策)
空間づくりの重視:
楽しさ・達成感を重視した学習環境の提供
指定校推薦枠:
法政大学15学部:最大30名
津田塾大学2学部:11名
東京女子大学1学部:10名
年内入試比率:約6割が年内入試で決定
進学実績:
医療系大学17名進学(内 医学部含む)
GMARCH・早慶上理ICU:多数進学
その他、芸術系・動物看護系・専門学校など多様
補欠発表:なし(2/6以降に繰上合格通知、最大15名)
受験倍率:
2/1午前:3.1倍
2/1午後:2.0倍
2/2午前:3.5倍
2/3午前:6.1倍
合格判定方式:
上位8割は2科得点または4科得点を1.5で割った得点の高い方を採用
残り2割は4科合計点にて判定(理社の努力も評価)
国語:
約8000字の長文1題または中編2題構成
多様な記述問題(50〜65字)あり
抜き出し・選択肢・接続詞補充が頻出
算数:
毎年「グラフ読解」「円周率3.14利用問題」を出題
計算力・図形理解・速さ・割合・情報整理力を重視
利用実績:
3級:92人
準2級:45人
2級以上:22人(合計159人)
採用形式:
提出はデジタル証明書
国算のうち高得点と合算して判定
英検利用で不合格でも、国算の得点で別枠判定が可能
英検「準2級プラス」に対応(新設)
出願形式:すべてオンライン化、締切は試験前日23:59(2/1は15:00)
入試方式・日程に大きな変更なし
校長先生(4年目)。
創造理数科は令和4年度に新設。SSH指定校として探究学習や体験重視の教育に力を入れる。
令和10年度から定時制を廃止し、全日制単独校へ移行予定。
【普通科】
募集:56名/応募:192名(倍率3.43)/合格:56名
【創造理数科】
募集:8名/応募:9名(倍率1.13)/合格:5名(全員女子)
特別推薦形式で実施(基準未達で不合格あり)
選考内容:調査書+面接+小論文+口頭試問(合計1000点)
【普通科】
応募者数:新聞では倍率1.51倍とされるが、実質は1.86倍
理数科との併願→不合格→普通科受験の流れで受験者が増加するため
【創造理数科】
募集:35名/応募:158名(倍率4.51)/合格:37名(倍率3.97)
男女比:男子31名・女子6名
国数英は自校作成問題
合否判定は:学力検査700点+調査書300点+スピーキング(ESAT-J)20点=1020点満点
ESAT-Jは満点者多数で差がつきにくい
【国語】記述問題で差がつく。文章量が多く読解スピード重視。
【数学】差がつくのは正答率25〜49.9%の問題。
要求される力:①問題の見通し力 ②計算力
【英語】記述問題と速読力が鍵。
1分あたり100語読めるかどうかが鍵。
【小論文】傾向は変化したが、問われる力は不変。
情報を読み解き、自分の言葉で再構築する力が問われる。
普通科と理数科は授業は別だが、行事や部活動、自習室等は共通。
入学後、理数科→普通科への転科は可能(進級時のみ)。ただしこれまでの転科実績はゼロ。
相乗効果により、普通科生の難関大進学も増加傾向。
大学名
合格者数(例)
東京大学
4名
京都大学
2名(文系含む)
東京科学大学
6名
一橋大学
9名
国公立医学部医学科
4名
※うち9名が創造理数科出身。理数科のみで換算すると都立日比谷高校に次ぐ実績。
【早慶上理ICU】161名(過去最多水準)
【MARCH】346名
現役進学率:約77%
国公立:38.9%
私立:37.7%
専門・その他:数%
理数科のみ:約半数が難関国公立大進学
授業はSSHの理念を反映。問い・思考・対話・表現重視。
生徒主導の探究活動・プレゼン発表・フィールドワークが充実。
臨海教室・動画制作・説明会参加など生徒主体の行事が活発。
普通科・理数科問わず「学び合いの文化」が校内に根付いている。
創立130周年に向けて、生徒の「挑戦」と「成長」を支援し続ける女子校。
校長より「実践女子の最大の魅力は“生徒自身”」とのメッセージ。自立した礼儀正しい生徒の姿を強調。
パンフレットには、生徒10名の成長ストーリーと4種類の異なる表紙で、多様性を表現。
生徒が「夢を見つけ、挑戦を続け、自らの未来を切り拓く」様子を紹介。
成功した卒業生の例:
教師志望の生徒が「未来デザイン」授業や探究活動に参加。
美術部・探究活動・海外研修・プレゼン大会など多様な活動に積極的に挑戦。
最終的に東京学芸大学に合格。推薦ではなく、一般入試での突破。
見つける:部活動・探究・グローバル教育・未来デザイン修学旅行などで興味関心を広げる。
深める:JJサポート(中学生は19時・高校生は20時までの自習支援)や、個別指導体制で学習を定着。
選ぶ:発展・総合コース、さらに高校2年次に文理・教養コースに分かれ、進路に応じた選択が可能。
英語は「ツール」。英語で何をするかに重点を置いたプログラムが充実。
海外研修多数(ケンブリッジ大学、エストニア、カリフォルニア、北京大学など)。
サマーインターンや企業連携型キャリア教育も実施(例:mixiとの協働など)。
一般入試は6回実施。第1・2回は倍率を抑えて実施(2024年度第1回は3.3倍)。
2科・4科併願の「イイトコドリ」方式:4科の得点に⅔をかけ、2科と比較して高い方を採用。
複数回受験者には加点あり(非公表)。
英検4級から利用可:4級は50点扱い。2025年入試で英検利用の場合、国語・算数合計85点以上が目安。
国語:複数資料を用いた読解や思考表現が増加傾向。
算数:典型問題に加えて速さ・割合・データ活用問題が頻出。
理科:基礎から応用へ。記述問題や観察・考察力が問われる。
社会:時事問題(五輪・新紙幣等)や資料読解、ことわざに関する出題など多様。
大学進学内訳:
一般選抜:23.5%
指定校推薦:23.5%
総合型選抜:27.1%
実践女子大内部推薦:21.7%(内部進学の権利を持ったまま外部受験も可)
国公立合格実績:3名
2028年に新校舎完成予定。
渋谷の立地からは想像できないほどの広さ。人工芝や多目的スペース完備。
ネイティブ教員常駐の英語ラウンジあり。
プレゼン専用ルームではスピーチやグループワークも活発に実施。
「女子校らしさ」を押し出すよりも、生徒一人ひとりの個性と挑戦を尊重。
生徒が自由に職員室に出入りし相談できる風土。
155講座がすべて無料で提供されているなど、学びの機会が圧倒的に豊富。
学校説明会では合唱部による歓迎パフォーマンスや生徒プレゼンも実施。生徒への信頼の表れ。
日時:2025年5月19日(月)/会場:日本学園 校内
創立140周年(1885年創設)
明治の教育者・杉浦重剛氏により創設された「東京英語学校」が母体。
長い伝統を背景に、2026年度より「明治大学付属世田谷中学校・高等学校」として共学化。
学校名・共学化
「日本学園」から「明治大学付属世田谷中学校・高等学校」へ変更。男女共学に。
募集定員
中学校:男女各60名の計120名
高等学校:男女枠なしで160名(高校全体280名)
施設整備
新校舎建設中。2025年9月に高校生が新校舎に移行。
その後、中学校棟を建て替え予定。
進学実績(予定)
明治大学への推薦進学は7割、他大学進学が3割。
推薦条件
高校進学には英検準2級、大学推薦には英検2級が必要。
成績(評定平均)と出席状況も推薦基準に含まれる。
高校受験はコース分けなし・併願優遇なし
特進・進学などのコースは設定せず、男女別枠も設けない。
創発学とは
創造と発信、発見と学習を「体験」に基づいて行う学び。
探究型を一歩進めた教育モデルで、20年以上の実践実績。
具体的な活動
高校3年生:明治大学の講義受講(公開授業)
高校2年生:希望者によるオーストラリア・フィリピン研修
中学生:林業・農業体験、キャリア体験、全員参加のオーストラリア研修(1週間)
理系文系の垣根を越えて
文系志望者にも数学的思考力を養成。
理系進学に備えた体験学習や大学ゼミ連携も実施。
人間力の育成
自己理解・意思決定力・主体性を育てる教育。
成績だけでなく、体験・思考・発信の繰り返しを重視。
キャリア教育
中学生:仕事観を育てる「キッズキャリア学習」
高校生:自己分析・進路探究・将来のビジョン形成
大学・社会への「10年スパン」での成長設計
受験動向
出願者数は前年より大幅増(+404名)
受験率:2月1日入試90.2%、2月4日入試79.8%、2月5日入試72.2%
選抜方法
科目ごとの足切りなし。複数回受験の加点なし。
合否は1〜2点差のケースが多数。
2026年度は入試回数を2回に変更(2月1日・4日)
変更点
一般入試は1回に集約(従来は2回)
推薦・一般あわせて80名募集、男女枠なし
推薦入試は適性検査あり。一般入試への加点(+5点)制度あり
創立:1872年。2022年に共学化し、「サレジアン国際学園中学校高等学校」に改称。
教育目標:「21世紀に活躍できる世界市民の育成」
カトリックのミッションスクールとして、「愛と哲学」に基づいた教育を展開。
JR赤羽駅から徒歩圏、広大な緑のキャンパス。
広尾学園→開智日本橋→神田女学園→松本秀峰と、改革型私学での経験を活かし、2025年4月に就任。
AI時代の教育像:知識の「解き方」ではなく「問う力」が重要。
「ミッション」「ビジョン」「バリュー」の3本柱で教育改革を推進。
「学校に集まる意味」を問い直し、PBL型授業とゼミ学習を中心とした新しい学びを提供。
日本の標準カリキュラム+PBL型授業+個人研究ゼミを軸とするコース。
週3時間のゼミを中学1年から設置し、8分野の縦割りゼミ(数学・物理・化学・生物・プログラミング・歴史・公民・企業)に所属。
学びのプロセス:問いを立て → 探究 → 結論 → プレゼン → 論文化
高校進学後、一般選抜・総合型選抜どちらにも対応。
インターナショナルクラスに所属しつつ、日本の標準的な学びをベースとするグループ。
英語4技能を強化しつつも、他教科は日本語での指導が中心。
学年によって週12時間→20時間の英語授業へと段階的に強化。
将来的にAGへの移行も可能。
帰国生やインターナショナルスクール出身者が中心。
授業は原則英語で実施(教員は10か国以上からのネイティブが24名在籍)。
デュアルディプロマ(DDP)制度を導入:オーストラリア西部教育省認定。
AP試験にも対応可能、海外大学・帰国枠入試を視野に入れたカリキュラム。
全教科で実施。問い(トリガークエスチョン)から学びを深める構造。
グループディスカッション→発表→振り返りを通じて論理的思考力と表現力を育成。
学内見学では、中高問わず活発な英語ディスカッション授業を確認。
本科・SG・AGの生徒が同じクラスに所属し、国語や技術・家庭等の授業で交わる。
「バディグループ制」により、お互いの得意分野で支え合いながら学ぶ。
SG生がAG生の英語を助けたり、AG生がSG生や本科生に英語で支援する姿も見られる。
上智大学:9名受験 → 9名合格
早稲田・慶應・学習院などの難関大にも合格多数
プレゼン・ディスカッション・論文など探究的学習の成果が進学実績に直結
4期生(現中1):211名が入学(過去最多)
本科・SG・AGの比率:ほぼ1:1:1
AG生徒の3割が英検2級以上保有
募集人数:中学入試は150名(男女共通枠)
募集区分:本科/MEDICO/SG/AG の4グループ制
7月下旬に正式な募集要項を配布予定
AGの授業(例:Computer Science)は全編英語で実施。
本科の授業とは隣接しつつも明確に分離されており、ワンフロアに複数の学びが共存。
教員は非常に親切・対応力が高い。見学中の質問にも丁寧に回答。
単なる“グローバル”や“先進教育”の学校とは異なり、「哲学×探究×共生」が融合した本格的な学びの場。
生徒が互いに学び合い、問いを立て、自ら深掘りする学びは非常に印象的。
AG・SG・本科という明確な教育ラインと、多様性を支える仕組みが整っており、今後さらに注目される私学。
学校の基本情報
所在地:東京都杉並区和田
アクセス:東京メトロ丸ノ内線「方南町駅」より徒歩8分
校種:男子校
生徒数:1369名(中高合計)
宗教との関係:立正佼成会との関係はあるが、宗教教育や行事は一切なし
建学の精神と教育理念
「知に偏らず、情・意の教育にも力を注ぎ、心身一如の円満な人格を持った平和社会の繁栄に貢献できる人間の育成」
宗教色を感じさせない中で、心の成長を重視した教育を貫いています。
中学入試・高校入試報告(令和7年度)
中学入試実績
実志願者数:542名
実合格者数:308名
実質倍率:1.76倍
特記事項:2月5日の「特別奨学生入試」では68名が合格
高校入試概要(一部)
国公立難関コース・総合進学コースなど複数のコース編成
チャレンジ合格制度あり
英語入試・帰国生入試も充実(英検準2級程度+国算6割が目安)
大学合格実績(2025年3月卒業)
現役進学率:75.7%
合格者数(カッコ内は現役)
国公立大学:31名(20)
早慶上理ICU:63名(49)
GMARCH:162名(145)
海外大学:26名(26)
※中学入学時の首都圏模試偏差値41〜45帯の生徒が、6年間で大きく成長し成果を挙げている点が特筆される。
探究活動・アントレプレナーシップ教育
10の資質・能力育成を目標とした「探究プログラム」
国際科学技術フェア(ISEF)出場生徒の事例
→ 二枚貝の水流と採餌行動に関する研究で、世界大会に出場。
国際高校生探究シンポジウム(全国規模)
→ 12部門に出場し、4部門で最優秀賞を受賞
生徒による発表:伝統的な笛の多様性と要因を解明する研究
→ 歴史・地理・民族音楽など複数の学問を横断して考察。地域ごとの素材や文化、制作者の身分差まで掘り下げた探究姿勢が高評価
アントレプレナーシップ実例:『スタビット』開発プロジェクト
→ 勉強の「ご褒美化」で親子関係改善を図る商品を開発し、検証。英語での海外発表も実施。失敗を恐れない姿勢が育成された。
教育の特色
男子校ならではの「一点集中力」や「好きなことに熱中する力」を活かす指導
多様な体験を通じて「問いを立てる力」「つながりの中で価値を生む力」を育成
教員と生徒の距離が近く、関わりの深さを重視
探究・部活動・グローバル教育を通して、社会で必要な「図れない力」を育む
塾長の感想(池田)
多くの塾対象説明会に参加してきましたが、これほど「探究活動」に自信を持ち、実際に生徒に発表させている学校は稀です。発表内容も実に深く、「やらされている」感は皆無。自発性のある子にも、そうでない子にも大いに勧めたい学校です。
建学の精神:「知識は第一の宝」「品行は最高の美」「忍耐は無上の力」
2025年度は創立100周年・東野高校開校40周年の節目
→ 教育改革・新たな挑戦の年として位置付け。
◆ 選べる土曜日(選択講座制)
通常授業に加えて、生徒が選択して学べる土曜講座を設置。
「学習」または「体験活動」どちらかに自由参加。通学せず自宅で過ごしても良い。
自主性・主体性を育む狙い。
◆ チーム担任制
教員チームによる担任体制で生徒を多角的に支援。
生徒がクラス運営の中心となり、コミュニケーション力や責任感を育成。
◆ 独自の3つのWEEK
自己発見と共生の探究Week
進路意識・自己理解を深める体験学習。
芸術文化Week
芸術に触れる機会を設け、感性や表現力を養成。
英検Week
学年別に明確な目標を設定し、英検に向けた集中対策。午後の授業は全て英検対策になり、すべての教員で対策をする。
◆ 留学・修学旅行・海外研修
カナダ or 沖縄 修学旅行(2年生):選択制
→ カナダ(ホームステイ)、沖縄(フィールドワーク・民泊)2024年度は45%がカナダを、55%が沖縄を選んだ
オーストラリア海外研修(1年生希望者):7泊8日で実施
特進コース:I&Sクラス(旧Iクラス・Sクラスを統合)文系理系の選択を行わない
進学コース:Aクラス
文理融合型カリキュラムで自由度の高い選択が可能。
ホームルームや英語授業にはネイティブ教員が関わり、イマージョン教育を導入。
早稲田・上智・慶應など難関校に合格者あり。
MARCH以上:20名以上
日東駒専:5年連続100名超え
就職希望者にも手厚く指導
→ 進路決定率が高く、多様な進路に対応。
英検準1級を取得する生徒も。
準2級以上の取得率が年々上昇。
卒業時までに全員準2級以上の取得を目指す指導体制。
◆ 学校行事
体育祭(100周年記念):川越運動公園で開催。
文化祭:来場者約3,000人。
◆ 部活動
男子バレーボール部:県大会常連、競技未経験者で十分上達可能
約30の団体活動あり:文武両道を実践。
部活動も人間教育の一環として捉え、教員が顧問として指導。地域移行は行わない。
総出願数:1,525名(前年比+100名)
入学者数:335名
都内からの入学者:41%(前年より増)
埼玉県からの入学者:59%
◆ 志願者の出身地域
埼玉:所沢中央高校が併願先最多
東京:武蔵村山高校からの併願が多い
◆ 入試区分(2026年度予定)
I&SクラスとAクラス
◆ 授業料と奨学金
東京都:授業料実質無償
埼玉県:無償化検討中
奨学金制度:現在見直し・検討中
西武新宿線「狭山市駅」からスクールバスで約30分(私の場合)
広大な敷地とゆとりある校舎が魅力
池田塾としても、特進クラスの指定校推薦がない点や、進学クラスはほとんどが年内入試で決まる点を踏まえ、個々の生徒の進路希望に合わせたコース選択を助言してまいります。
校内に川のある学校はありますか?(2025年5月9日現在、橋の補修のため川に水なし)「百聞は一見に如かず」、ぜひ実際に訪れてみてください。
本郷中学高等学校 訪問記|池田塾塾長レポート
伝統と挑戦を両立する男子校。創立103年、本郷の名に誇りを持ち、未来へ進み続けます。
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■ 歴史ある校名の由来:なぜ「駒込にあるのに本郷中」なのか?
本郷中学校は1922年、創立者・松平賴壽(旧高松藩主/貴族院議長)によって設立されました。本来は当時の「本郷区」に開設予定でしたが、適地が見つからず、最終的に創立者の母が住んでいた文京区・駒込に校舎を建てることになりました。
しかし、地元・本郷の人々の期待に応えたいという創設者の思いから、「本郷」の名を校名に残したのです。この逸話は、本校が地域と共に歩んできた歴史と教育への信念を象徴しています。
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■ 教育理念とスクールポリシー
本郷中学校では、「強健・厳正・勤勉」の教育目標を掲げ、学力と人間性のバランスを重視した指導が行われています。
• アドミッションポリシー(入学時に求める資質)
仲間と切磋琢磨しつつ、自己を高めていこうとする意志を持つ人
地道な努力を大切にする人
自己と他者に真摯に向き合える人
• グラデュエーションポリシー(卒業までに育てたい人物像)
学び続けることができる人
洞察力とコミュニケーション能力を持ち、他者と協働できる人
自己の資質と能力を活かし、社会に貢献できる人
• カリキュラムポリシー
自己の課題を認識し、その課題を解決するために地道な努力を継続できるように、中高6年の一貫教育の利点を最大限に活かすカリキュラムを編成しています。知識偏重に陥ることなく、経験値の育成を重視しています。
さらに探究力、表現力、コミュニケーション能力の育成に力を注いでいます。
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■ 学校生活の特色
• 文武両道の文化:クラブ活動、学校行事、委員会など、すべての活動に真剣に取り組む、朝礼までもが生徒主体
• 縦のつながり:英検面接や学習面で、上級生が下級生を指導、先輩への憧れも芽生える
• 保護者連携:年4回の面談・授業公開、複数担任制・カウンセラー常駐(保護者も利用可能)
• 医系志望支援:順天堂大学との連携による特別プログラムあり(卒業生による探求講座)
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■ 進学実績とクラス編成
● 大学進学実績(2024年3月卒)
• 東大・京大・一橋・東科大および早慶上理・ICU・GMARCHなど多数合格
• 医学部志望者多数、指定校推薦利用は少数で「一般入試を重視」
● クラス編成の違い(高校進学時)
クラス名と特徴と主な志望先
特進クラス(2クラス) 東大・京大・一橋・東科大・医学部志望者向け。希望制でハイレベルな授業・課外講座・講習あり。最難関国公立・医学部・海外大
進学クラス(5クラス) 難関私大・地方国公立大志望者向け。個々のペースに合わせた指導と演習中心の授業。早慶上理・MARCH・地方国公立など
• 高1からの希望性、中1から中3は分けない。
• 特進は「大学受験に全力で挑むための環境」、進学は「安定した支援で着実に合格を目指す環境」。
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■ 入試の概要と傾向(2025年度)
● 試験日程
• 2月1日・2日・5日(いずれも4科入試)
• 志願者数は過去最多(2月1日は2024年と比べて+109人)。2月1日入試は繰り上げ合格ゼロ(正規合格のみ)
● 試験結果
・2月5日の合格者は2月1日・2日の手続き次第
・2014年から2月1日入試を初めて、隔年現象を繰り返しながら偏差値を上げてきた
・志願者数は過去最多。2月1日入試は繰り上げ合格ゼロ(正規合格のみ)
・その日の14:00に模範回答が公開され自己採点が可能。
・不合格者に対してもインターネットによる得点開示あり
・国語の漢字の難易度は揃えている一方で、第1回、第2回入試に対して第3回入試の正答率が低い。これは第1回、第2回は高学力層が受験しているのに対し、第3回は幅広い層が受験していることを示唆
・オーロラと蛍光灯の関係を問う問題の正答率が低いことから、受験生がLEDライトに対して蛍光灯を知らない可能性がある。今後の作問では鮮度の低い問題は出題しないように配慮。
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● 4科の傾向と対策ポイント
【国語】
• 構成:漢字10点+評論文45点+小説文45点
• 記述:80字前後の説明問題あり。設問条件を正確に読み取る必要
• 対策:因果関係の把握/記述の添削練習/模範解答の構造分析
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【算数】
• 構成:計算・平面図形・立体図形・規則性・グラフ・会話型など
• 特徴:定番問題+ひねりのある設問。設問の読み間違いに注意
• 対策:過去問演習/図形の切断と通過領域強化/問題文の整理習慣
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【理科】
• 構成:物理・化学・生物・地学の4分野から大問構成
• 特徴:実験文からの読解+計算問題。時事や身近な科学の応用も出題
• 対策:実験手順の理解/単位付き計算/図表からの情報抽出練習
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【社会】
• 構成:地理・歴史・公民から大問3題で25点ずつ
• 特徴:資料・統計・年表・制度図などからの読み取り+記述問題が中心
• 記述問題:60〜80字で理由や背景を説明。語彙だけでなく構成力が問われる
• 対策:資料読み取りトレーニング/記述定型文練習/時事問題の背景理解
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■ 塾長コメント(池田智彦)
本郷中学校は、学力・精神力・社会性をバランスよく育てる男子進学校です。
難関大学への高い進学実績に加え、学校行事や探究活動も本気で取り組む姿勢が印象的です。
特進クラスと進学クラスの役割が明確で、生徒一人ひとりが目標に応じた最適な環境で学べる点も魅力です。
特に入試では、単なる知識の再現ではなく「読解力・論理的思考・表現力」が問われる構成となっており、まさに本質的な学力が試されます。
青山学院中等部 訪問記|池田塾塾長レポート
1.学校概要と特色
渋谷駅・表参道駅からのアクセスが良好。
キリスト教信仰に基づく教育。幼稚園から大学院まで一貫教育。
男女共学で、明るく自由な校風を重視。
毎日2・3時限の間に15分間の礼拝を実施。
2.クラス編成・校内施設
中等部は1クラス32名(男女各16名)、計8クラス。 - 各クラスには初等部からの進学者8名+外部入学生8名が混在。
全教科に「次世代型教科センター」を設置。教科ごとに専用教室を持つ。
校舎の屋上には東西南北の4つの個性的な理科のための庭園がある。
スタディルーム:大学生が勉強をサポート(試験前は特に賑わう)。
チャットルーム:大学の交換留学生と英語で会話できる空間。
3.学習と高大連携
高等部・大学との連携強化:
年10回、大学での学問入門講座を受講可。
高校生は最大4単位まで大学授業の履修が可能。
国際理解や留学プログラムも整備。
中3の選択授業では韓国語・中国語など多言語も学べる。
4.進学状況
初等部→中等部:約95%進学。
中等部→高等部:約95%進学(※他校受験する場合、内部推薦は辞退)。
高等部→青山学院大学:約85%進学。
各学部に推薦枠あり。3年間の成績と学力テストで判断。
医学部がないため、外部進学する生徒も若干名いる。
5.2025年度中学入試のポイント
入試形式
実施日:2025年2月3日(月)※プチサンデーショック年
会場:青山学院高等部校舎
試験科目・配点:
国語・算数:各100点・50分
社会・理科:各50点・50分
合計300点(※足切りなし)
募集人数
募集人数(外部生):男子70名、女子65名
初等部の進学者を除いた人数が外部募集対象。
男子128名中初等部進学者64名+外部辞退者6名→70名募集。
女子128名中初等部進学者64名+辞退者1名→65名募集。
志願状況・合格実績
志願者数:前年より+276名の1,188名(受験日変更で増加)
当日欠席者:約2割(既に他校合格者が含まれる)
合格者:男子109名、女子88名
入学手続者:男子72名(+2名)、女子57名(−8名、補欠繰上げ12名まで)
繰上げ連絡は非公開枠もあり、突然連絡が来ることも。
特記事項
男子で250点取得者が不入学(入学してほしかったという思いあり)。
合格最低点:188点
社会19点・理科18点・国語80点・算数71点で合格した例あり。
今後(2026年度)は志願者減が予想される。
2025年春、都立国際高校が初めて実施した塾対象説明会に参加してきました。場所は校長室。
都立国際高校は1989年(平成元年)に創立され、2025年度で36年目を迎えます。全校生徒のおよそ3割が帰国生徒や外国籍の生徒で、出身国・滞在国は実に40か国以上に及びます。まさに「国際」の名にふさわしい、多様性豊かな環境です。
校舎は2つに分かれています。
第一校舎:国際学科(レギュラーコース)の授業が中心
第二校舎(IB棟):国際バカロレア(IB)クラス専用の校舎
第二校舎はまるで私立校のような雰囲気で、第一校舎とは異なる時期に建てられたため、外観も内部も大きく異なります。都立とは思えない設備の整い具合に驚かされました。
授業はコース別に分かれていますが、クラスは混在しており、文化祭や体育祭など学校行事は一体で実施。校内ではスマートフォンを授業中に使う姿も見られ、髪を染めている生徒も多く、自由でのびのびとした校風が印象的でした。
都立国際高校は「普通科」ではなく「国際学科」です。たとえば、小平高校が「普通科の外国語コース」であるのとは根本的に異なります。
入試方式:5教科(国・数・英・理・社)+英語の独自試験
英語はリスニングが1回のみ、さらにライティングを重視する形式で、英検2級以上を取得している生徒が多く在籍しています。進学先は文系志向が中心で、「国公立を目指させる」スタイルの他校とは異なり、「生徒が行きたい大学」への進学を支援する柔軟な進路指導が特徴です。
IBクラスは創設11年目。海外大学進学を前提とした高度なカリキュラムが組まれています。
入学時点で英検準1級を持つ生徒が多い
1年生:日本の高校卒業資格取得に向けた学習
2・3年生:IBディプロマ(海外大学進学資格)取得に向けた学習
IBクラスの生徒は、他コースの生徒と一緒にクラスを編成され、学校行事も共同で行うなど、融合性が高く、国際理解教育として理想的な構造が築かれています。
🔵【第1部】校長挨拶:共立の伝統と革新
1. 共立の伝統と変化への柔軟性(前田校長)
• 創立139年の伝統女子校:約4万人の卒業生が築いた歴史と伝統を継承。
• イメージの変化:近年は「昔ながらの女子校」とは異なる印象を持たれるように。
• 伝統と革新の両立:「変えるべきは変える」「古き良きものは残す」姿勢で教育改革。
2. 多様性と個性を育む大規模校の利点
• 1学年320名という都内屈指の規模。
• 多様な仲間との出会いを通じ、埋没せずに個性を発揮。
• **多様性は「昔からあったもの」**という認識で自然に学ぶ。
3. 「共立女子」の原点と理念
• 1886年設立の共立女子職業学校を母体に、女性の自立を支援。
• 教育理念:誠実・勤勉・優愛(1972年追加)
• 誠実:他者理解・社会秩序の創造
• 勤勉:主体的な課題解決力
• 優愛:共に生きる力
4. 相互支援型リーダーシップの育成
• 「共立リーダーシップ」=権限なきリーダー像を育成。
• 中1・中2では基礎を学び、課題探求型学習へとつなげる。
• 卒業時の「グラジュエーション・ポリシー」も策定。
5. 校長退任のご挨拶
• 2025年3月をもって退任することを発表。感謝の言葉で締めくくり。
🔵【第2部】中学入試結果と大学進学速報(田部先生)
1. 2025年度中学入試の概況
• 出願数は全体で微増傾向。
• 帰国生入試と英語4技能型は減少、一方2月2日は出願増加。
• 帰国生入試で英検スコア採用開始:出願者内訳は英検2級26名、準2級11名など。
2. 各入試日程の詳細
• 2月1日・2日:伝統的4科型(300点満点中180点以上で合格ライン)。
• 2月3日融合型入試:資料読解型(共通テスト風)。合格最低点は101点に低下。
3. 教科別ポイント
• 国語:読解力・語彙感覚重視。雰囲気で選択する受験生も。
• 算数:基礎〜応用力重視。特に「集合問題」の正答率がカギ。
• 理科:立体認知力不足が目立つ。天体・空間認知で差。
• 社会:読解力と記述力の両方を見る設問が多数。
4. 繰り上げ合格・アンケート結果
• 繰り上げ合格者数:41名(2月5日・10日・12日)。
• 入学の決め手は「見学・説明会」、不安の1位は「勉強」、苦手科目は「算数」。
5. 2026年度入試は変更なし
6. 大学進学実績(2024年卒業生)
• 国公立・難関私大(G-MARCH以上)合格者:約50%
• 東京外国語大、筑波大(医学類含む)などに合格。
• 私立では早稲田・慶應・上智・ICU・東京理科大などに33名、G-MARCHに26名。
• 内部進学(共立女子大)は全体の約10%:大半が外部大学へ進学志望。
• 1/3の生徒が12月時点で進路決定(総合型・推薦型入試で)。
🔵【第3部】今後の教育方針(蔭山副校長)
1. 生徒の「動く力」を育てる
• 「やってごらん」では動けない。教員が初動を支援。
• 挑戦を奨励する環境整備:科学オリンピック挑戦者が国公立合格。
• 学びを社会と結びつける力を重視。
2. 共立リーダーシップ教育の進化
• 中1:校内生活向上のための情報調査
• 中2:地元・神保町の魅力を企画・発表
• 高2:実際の企業課題(HISの旅行企画)に取り組む
3. 生徒発のプロジェクトが誕生
• フェアトレード推進/中学生巻き込み型活動など、生徒が自発的に企画。
4. 「選択の幅」を広げる教育
• 東邦大学と連携(遺伝子検査・PCR等)
• 東京電機大との連携計画中(工学分野への入口)
• アカデミック講座・企業連携・著名人講演会も多数
• 例:池上彰氏、栗山英樹元監督
明フロンティア中学校・高等学校は、90年の歴史を持つ東京女子学院で、2025年に高校が、2026年に中学校が共学化し、名称が変更される予定です。男子を迎える準備が着々と進んでおり、校名には「英明闊達」と「フロンティアスピリット」の2つのコンセプトが込められています。この学校は、武蔵関駅から徒歩数分という非常に便利な立地にあります。
一般企業の社員を招いた4つのゼミ(自然科学、ICT理工、社会学、文化国際)を特色としています。高1ではすべてのゼミを経験し、高2から各ゼミに分かれて専門的に学びます。このプログラムを通じて、生徒たちは日本にある2,500の学部について理解を深める機会を得られます。また、ゼミの一環として研修旅行も計画されています。
中学生のカリキュラムは、あえて先取り学習を行わず、基礎をしっかりと固める方針です。一方、高校では「フロンティアαコース(特進)」と「フロンティアコース」の2つのコースに分かれます。高2からこの2つのコースに進み、進学目標に応じた指導を受けます。
学校の設備面でも、食堂は全生徒が座れるように設計されており、混雑を避けるためにクラスによっては3時間目の後に昼食を取るなど、時間を分けて工夫がされています。また、制服は自宅で洗える仕様となっており、保護者の負担を軽減する工夫も見られました。
英明フロンティア中学校・高等学校は、新しい時代に向けて大きな変革を迎えており、男子生徒を含めた多様な生徒がのびのびと学べる環境が整っています。
明治学院中学校・東村山高等学校を訪問しました。この学校は、歴史あるキリスト教系の学校で、生徒たちに人との出会いを大切にする価値観を教えています。6年間を3つのステージに分けて、段階的な教育が行われるのも特徴的です。
高校3年生になると、進路に応じて内部進学クラス、文系受験クラス、理系受験クラスに分かれ、生徒のニーズに合わせたクラス編成が行われます。また、海外留学制度も充実しており、異文化に触れながら学べる環境が整っています。
特に印象的だったのは、図書館の入り口付近に多くの赤本が置かれている点です。多くの学校では、赤本や参考書は進路指導室にあることが多く、図書室に置かれている場合でも奥まった場所に配置されることが一般的です。しかし、この学校では赤本が誰の目にも留まる場所に置かれており、受験生だけでなく、中学生にも受験意識を高める良い工夫だと感じました。
明治学院大学といえば、文系のイメージが強いですが、最近では情報数理学部が新設され、理系分野にも力を入れています。厳かなキリスト教の雰囲気も魅力のひとつで、ぜひ一度訪れてみてください。
西東京市にある、100年以上の歴史を誇る伝統的な女子校を訪問しました。この学校では、94%の授業を専任の教員が担当しており、学校を深く理解した先生方による質の高い教育が提供されています。卒業後も学校を訪れると、懐かしい先生に再会できるかもしれません。
修学旅行はオーストラリアのシドニーで行われ、国際的な視野を広げる貴重な経験ができます。また、声優部やよさこい部といった独自の部活動があるのもこの学校の特徴です。
毎週水曜日には漢字と英単語の小テストが実施され、10点満点中7点未満の場合は金曜日に再テストがあります。このように、学習をしっかりサポートする体制が整っており、万が一学習に遅れが出た場合でも、しっかりとしたバックアップがあります。さらに、入学後は中学校の復習からスタートするため、学習に遅れを感じることなく安心して取り組めます。
特にユニークなのは「家庭教育寮」というプログラムで、校内で7名ほどの生徒が一泊二日の宿泊実習を行い、家事の重要性を学ぶ機会が提供されています。先生方との距離も非常に近く、時には第三者、時には親、時には友人のような立場で生徒に寄り添ってくれる温かい環境です。
中学校生活で自信を持てなかった生徒でも、この学校では必ず輝ける場所が見つかるはずです。
今回は、城西大学附属の城西中学高等学校を訪問しました。この学校では、城西大学への進学権を保持しつつ、他大学への受験も可能という非常に柔軟な進路選択が特徴です。実際に、城西大学へ進学する生徒は約1割にとどまっています。
特筆すべきは、インターナショナルコースがないにもかかわらず、国際教育の充実度で全国の私立学校中4位にランクインしている点です。多い年には155人もの留学生が学校に訪れ、生徒たちが異文化に触れる絶好の機会となっています。2023年には、英検取得率で全私立学校中1位を獲得し、英語教育において最先端を走る学校と言えるでしょう。
さらに、中学3年生全員が高校受験がないことを活かし、毎年2週間のオーストラリア研修を経験しています。また、一般入試においては、英検準2級を取得している場合、70点の加点保証があるなど、英語力を高く評価する制度が整っています。
さらに、城西中高はスポーツにも力を入れており、甲子園に2度出場した実績を持っています。
自由が丘駅から徒歩約10分という、おしゃれで落ち着いた立地にある学校を訪問しました。こちらはミッション系の学校で、特に宗教的な教育に力を入れているのが特徴です。しかし、入学する生徒の約9割はキリスト教信者ではなく、毎朝の礼拝を通じてキリスト教の教えに触れ、学びを深めていきます。
「人それぞれが異なり、誰かと比較するものではない」という考えを大切にしており、この学校では誰もが自分の個性を最大限に伸ばせる環境が整っています。特に印象的だったのは、「神は失敗作を作らない」という言葉で、生徒たちの自己肯定感を高めるメッセージが心に響きました。
中学生は、1年間かけて修了論文を執筆するという、非常に独自性のある取り組みを行っています。担当の先生と共に完成を目指すその論文は、まさに大学の卒業論文に匹敵する内容で、実際にその道を引き続き追求する生徒もいるそうです。このような探究活動は、大学入試の総合型選抜にも強みを発揮しています。
また、私立の学校としては珍しく、授業は月曜日から金曜日に行われ、土曜日には補習が実施されます。土曜日は登校しない生徒もいるため、柔軟な学習環境が整っています。
立川国際中等教育学校に行ってきました。全国初の公立小中高一貫教育の学校です。タチコクと聞くと文系のイメージが強いですが、理系も強く理数研究校に指定されております。授業見学では、生徒たちがともに教え合い、発表し活発な授業が行われている印象でした。残念ながら高校からの入学はできませんが、作文の適性検査Ⅰおよび、算数・社会・理科の適性検査Ⅱが得意な小学生はぜひ挑戦してください。理系の適性検査Ⅲはありません。帰国生が各学年30人いまして、クラスは混ざります。それだけ色々な経験ができます。ラーニングコモンズはワンフロアが図書館であり探究活動の場でもあります。
東京電機大が中学校高等学校に行ってきました。理数教育に力を入れており、本物に触れるをテーマに一流の実験装置で生徒自らが手を動かして体験を通して学ぶことができます。また情報教育にも30年前から取り組んでいまして、共通テストの新科目となる「情報Ⅰ」で不安が囁かれる中、先をいく教育が行われております。東京電機大学と聞くと「理系が多い」というイメージをもちそうですが、その通り、7割が理系です。では文系には不利かというとそうではないです。人数が少ない分、少人数で授業が行われ、また指定校推薦の競争も少ないです。大学受験については、東京電機大学への進学の権利を有したまま、国公立大学の受験ができます。手を動かして物を作るのが好きな方、ぜひ一度見学に行ってみてください。
日本大学豊山高等学校中学校に行ってきました。真言宗豊山派の学校として始まり、のちに日本大学の付属となりました。現在もその名前は残りますが、宗教色はありません。2,000人の男子が通う学校で、その1割が水泳部員だそうです。プールを見せてもらいましたが、その泳ぎは速いというよりは美しいという言葉が合っているほど優美なものでした。施設は完全なるビルです。地上11階、地下2階で構成されていて、その中に体育館や職員室や教室があります。非常に人気の学校で、一度足を踏み入れると虜になってしまうようです。それもそのはず、先生たちは非常に熱く、話を聞いているだけで楽しそうな学校であることが伝わってきます。日本大学第二高等学校が日大に一番進学しない学校であるのに対し、こちらは一番日本大学に進学します。特に最近では理工学部に進学する生徒が多いとのことです。豊山と聞くとスポーツに強いとのイメージが私にはありましたが違いました。勉強を頑張りたい人にも、スポーツを頑張りたい人にも最高の環境が揃っております。
調布北高等学校に行ってきました。1番の特色としては、都立高校としては非常に珍しい特進クラスがあることです。2年生から選択ができ、そのままクラス替えをせず2年間過ごします。指定校推薦を取る権利はありませんが、国公立大・早慶上理など高い合格実績を出しております。中央大学への指定校推薦の枠が12もあり、特進クラスに進学しなくてもレベルの高い学校に進学できます。合唱祭・体育祭・文化祭すべてに生徒は全力で取り組みます。そういった高校生ならではの感動を味わえるのもこの学校の魅力です。訪問したのはテスト最終日だったのですが、テストに後に自習室で勉強する子がいるほど真面目な生徒が多い学校です。
國學院大學久我山中学高等学校に行ってきました。珍しく男女別学という形式をとっており、男子・女子の特性を活かした教育が行われております。完全に別というわけではなく、部活や文化祭は一緒に行われ、共学の側面も持ち合わせております。クラス編成も難関大学を目指すS Tクラスと、グローバルリーダーを目指すC Cクラスに分かれます。それぞれ分かれて選抜されてスライド合格もあります。S Tクラスは高い合格実績を有し、またC Cクラスでは本物に触れることで様々な気づきがあります。生徒は先生に質問しやすい環境のようで、その積極性が伺えます。また男女別からなのか校舎内には「男子右折禁止」という標識がありました。受験勉強をガツガツやりたい方にも、のびのびとやりたい方にも対応してくれる学校です。
光塩女子学院中等科高等科に行ってきました。18年もお勤めの校長先生自らの説明は、大変説得力がありました。上智大学・津田塾大学・日本女子大学と連携しており多くの生徒が進学しています。高2までに全カリキュラムを終わらせて、高3では受験に向けて演習します。30%が国公立早慶上理に進学しており、高い合格実績を有しております。共同担任制といって学期ごとに担任が変わるため、さまざまな先生と深く交流ができます。部活動は週2回2時間までと決められており、自分の時間を確保できます。文化祭は4月に行われており、高3生はここを一区切りとして切り替えます。また中1生は、かっこいい先輩をいきなり見ることで高い志を持って学校生活を送れます。ありのままの自分でいたい子にとって最適な学校です。
小金井北高等学校に行ってきました。3北(小金井北高校・武蔵野北高校・調布北高校)と呼ばれる学校のうちの一つで、進学指導推進校に指定されております。文理選択は2年生からですが、完全にそうなるわけではなく、どちらに進んだとしても幅広い教科を学ぶことができます。校舎もコンパクトにまとまっており、大きな移動がないこともメリットです。体育館は校舎の中にあるので、外履きに履き替えて移動という手間がありません。探究活動にも力を入れ、一般選抜にも総合型選抜にも対応できます。
明治大学附属明治高等学校・明治中学校へ行ってきました。100年を超える伝統を持つ、「第一級の人物たれ」をモットーとしている学校です。9割が明治大学に進学し、さらにほぼ全員第一志望の学部に入ることができます。よって大学受験に縛られない、確かな学びが提供されています。エスカレーター故出てくる甘えはありません。高校3年生まで文理選択はなく、高校1・2年次、全科目が必修となっております。私としては、早くから理系文系と狭めることなくさまざまなことが学べる環境が望ましいと思います。校舎には至るところにイスとテーブルが配置され、「競い合うな、教え合え」という考えのもと学生同士が教え合う姿が見られるということに感銘を受けました。
文京学院大学女子中学校高等学校に行ってきました。女性の自立を目指して設立された100年の歴史のある学校です。今の子供達が仕事に就く頃には日本の格は下がっています。そんなときに日本を飛び出し世界で活躍できる人材を育ててくれます。ネイティブ教員がいることは珍しいことではありませんが、教科の授業を日本人教員とネイティブ教員から習うコラボ授業が特徴です。単に英語で習うのではなく、海外からの見方まで学べます。その他の特徴として、大学受験の受験方式が総合型選抜が圧倒的に多いことです。生徒たちは探究活動を通して入試で合格できる力を身につけます。
武蔵野北高等学校へ行ってきました。進学指導推進校に指定されており、高い合格実績を出しております。文理選択は3年生からで、国公立大学の受験を目指すには最適です。自習室も土日も使え、生徒のやる気を後押しします。授業を見学してきましたが、皆様熱心に勉強されています。多くの生徒が果敢に難関校に挑戦する姿に感銘を受けました。自習室には先輩が難関大学に合格した縁起の良い席があるようです。そこから次の最高に繋がるのですね。
明法中学校・高等学校に行ってきました。ポイントは①広大な敷地と充実の施設②伝統の少人数教育③本物に触れる教育④自由は高風と生徒自治です。施設は東京ドーム1.2個分あり、理科専門棟を設けるなど充実しております。また全員が器楽に触れ、1年でオーケストラで演奏できるレベルになります。高校は2019年に共学化し、2025年より中学も共学化します。SGEとGSPfなど、大学入学後も見据えた教育が行われております。
都立新宿高校に行ってきました。進学重視型単位制高校で、自分に合った科目を選択できます。また進学指導特別最新校でもあり、国公立大学や難関私立大を目指します。特に国公立大学を目指すことを目的に、普通は2年生からの文理選択が3年生からとなります。自習室は20時まで空いています。
工学院大学附属中学高等学校に行ってきました。大学と密に連携した教育が売りです。生徒に自信あり、先生に自信ありと熱意を感じました。「工学院」と聞くと理系中心と感じます。たしかに理系を選択する学生が多いです。ただ、それ以上に英語にも力を入れており、廊下には英語が響き渡ります。英語による哲学の授業には感銘を受けました。その他3Dプリンターがあるなど、生徒の想像力も掻き立てる学校です。どんな子でもここで輝けます。
日本大学第二中学校・高等学校へ行ってきました。おおらかで明るい、これが校風です。理科校舎・芸術校舎があるなど施設も充実しております。日本大学付属校なのに進学するのは3割ほど、多くが別の大学への進学を希望しています。中学は私立なのに、進度は公立と同じ。先取りよりも振り返りに力を入れているためです。高校生になりやりたいことが決まってから一気に学力を伸ばす方針です。
東洋大学の附属であり附属でない、附属進学は目指さずに国立大学への合格を目指す学校です。理数教育に力を入れています。併願優遇の基準は20。高い!?決して広いとは言えませんが、吹き抜けの教室で広々とした印象です。
日本学園中学校高等学校に行ってきました。男子校として140年の伝統がありますが、2026年ついに共学化し名称も明治大学附属世田谷中学校高等学校に変わります。つまりあの明治大学に最も近い学校の一つになるのです。これはすごい。探究にも力を入れている学校です。
英語コース・選抜進学コース・総合進学コース(文理進学・探求)・デザインコースとあり、どんな生徒にも対応している高校です。7/27と28にオープンキャンパスがあります。東京ドーム1個分の広大な敷地で学びます。