＜解説＞
月間の貨車発着数は400、紙の原料なるパルプ、スフなどが月々に1200～1300トンはいる。そのほか、モミヌカ、セメント、肥料など合わせて2400～2500トンが着く、昭和2年12月の開設駅前には日通の営業所がある。貨物ホームにはいつも荷物が満積されて、毎日貨車への積み下ろしが忙しい、現任の駅長は諏訪部良雄である。

障子紙、京花紙、などの和紙工場は機械、手すきを合わせて35軒、年間生産額は約30余億円、問屋の取引額は25億円にもなろうという実勢である。駅の付近にはいくつもの工場がある。さらに前途進出を予想されている。