コロキウム2
被教育者の教育学
── 招かれた闖入者たちのエージェンシー ──
企画者:小玉 重夫(白梅学園大学)
田中 智輝(山口大学)
村松 灯(帝京大学)
司会者:間篠 剛留(日本大学)
田中 智輝(山口大学)
報告者:佐藤 美涼(白梅学園高等学校3年)
本橋 朱彩(白梅学園高等学校3年)
遠藤 梢子(東京学芸大学1年)
稲見 耀汰(帝京大学4年)
佐藤 花菜(山口大学4年)
園田 諒太(山口大学4年)
被教育者の教育学
── 招かれた闖入者たちのエージェンシー ──
企画者:小玉 重夫(白梅学園大学)
田中 智輝(山口大学)
村松 灯(帝京大学)
司会者:間篠 剛留(日本大学)
田中 智輝(山口大学)
報告者:佐藤 美涼(白梅学園高等学校3年)
本橋 朱彩(白梅学園高等学校3年)
遠藤 梢子(東京学芸大学1年)
稲見 耀汰(帝京大学4年)
佐藤 花菜(山口大学4年)
園田 諒太(山口大学4年)
企画者らはこれまで、高校生や大学生といった「被教育者」とともに、大学を頂点とした知のヒエラルキーや、学校や大学という場がもつ権力性を問い直し、教育学が前提としてきた「主体性」に関する議論を重ねてきた。ただし、これまでの試みにおいては、これらの問題について問いを投げかけるのは概して教育学研究者の側であり、被教育者はその問いかけに応答するというかたちで議論がなされてきた。
本企画では、議論の問いや場の設定そのものを報告者(高校生や大学生)が主導する。ただし、そのことは企画者が本企画に何ら関与しないということを意味しない。企画者が期待し、また、教育学研究者として検討の対象とするのは、学会という場のもつエージェンシーが被教育者によっていかに活用され、そこにおいて「被教育者による教育学」がいかに展開するのかにある。企画者は、議論の参加者でもあり、報告者らに活用される舞台装置の一部でもあり、その舞台においてエージェンシーがいかに上演されるのかを眼差す観客でもある。その意味で、本企画においては、報告者だけではなく企画者も、通常想定される役割とは異なる役割を演じることになるだろう。
エージェンシーを賭けた実験の場に、ぜひお集まりいただきたい。
※ 対面+オンライン同時双方向型