SEO対策
Googleサイトで作成したWEBサイトが検索してもヒットしないことが多い!
Googleサイトでは、SEO対策としてメタタグを入れるなど、HTMLを編集することが出来ません。Googleのアプリなので、Googleの認知は勝手にできていると考えて、閲覧回数やリンク数の多さなどの条件が順次増えてくると検索ヒットすると考えておりました。
課題点としては、サイトのタイトルやサイト内のページやコンテンツの名称がよく使われている場合は、検索しても上位には出てこないことです。この「Googleサイト学習会」のタイトルがそうです。別に作成していた「PWS」のサイトはPSWだと「精神保健福祉士」が出来ますが、フルネーム「PC&SOftware&WebSite」を加えるとトップでヒットしていました。
Googleサイトの「設定」に「アナリティクス(Google Analytics)」の設定があることが以前から気になっていた。調べてみると、SEO対策に「Google Search Console」を使う方法があることが分かりましたが、Googleサイトで作成したWEBサイトは、「Google Analytics」を使って認証する方法で、「Google Search Console」による認証を受けることになるようです。
「Google Search Console」と「Google Analytics」の設定について、説明していきます。
2023年1月19日の追記
「Googleサイトで作成したWEBサイトが検索してもヒットしない」としましたが、他の情報で、検索エンジンをGoogle以外だとヒットする(上位に)ことが分かりました。(マイクロソフトのEdge=being、BraveやDuckduckgoなど)
Googleのサービスで作成したサイトがGoogle検索で出なくて、他のアプリ(検索エンジン)だとヒットするのは、すこぶる不思議だと考えております。現在Googleサイトのヘルプコミュニティに質問として投稿して回答を待っている状況です。
また、この先の記事で掲載している、サイトマップもGoogleサイトで出来るように要望を同様に投稿しています。
なんらかの情報があれば、掲載する予定です。
Google Search Console
以下はGoogleのサポートページに記載されている説明文です。
「Google Search Console は、Google 検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つ Google の無料サービスです。Search Console に登録しなくても Google 検索結果にサイトが表示されるようにすることはできますが、Search Console に登録することで、Google のサイトに対する認識を理解し、改善できるようになります。」https://support.google.com/webmasters/answer/9128668?hl=ja より
と言うことで、さっそく、登録方法を見ていきます。
手順①
「Google Search Console」を検索して、ログイン(Googleのアカウント)すると右図になります。
「プロパティを検索」の▼をクリックし、「+プロパティを追加」をクリックします。
プロパティタイプの選択画面が開きます。(下図)
URLプレフィックス側で、Googleサイトで作成したURLを入力します。(登録するGoogleサイトを開いてURLをコピペ)
所有権の確認画面(右図)となり、確認をクリックします。
少し時間があって、「所有権が証明できませんでした」となります!
この証明方法に「Google Analytics」を使うことになります。
所有権の確認画面下の「その他の確認方法」にある、「Google Analytics」を利用します。
ここで、一端「Google Search Console」から「Google Analytics」の設定になります。
Google Analytics
「Google Analytics」はWEBサイトの分析ツールですが、ここでは、Googleサイトの証明用の「トラッキングID」を取得するために利用します。
手順②
「Google Analytics」で検索して、Googleアカウントでログインします。(下図)「ようこそ」画面の下「測定を開始」をクリックします。
右図のアナリティクスのアカウント設定画面になります。
プロパティの設定で、「プロパティ名」を適当にいれ、タイムゾーンと支払いは日本と円に変更しておきます。(無料なので問題ありません)
「詳細オプションを表示」をクリックし、「ユニバーサルアナリティクスプロパティの作成」画面の右側でオンにします。
下図の画面が表示されますので、「ウェブサイトのURL」欄に、認証用のGoogleサイトのURLを貼り付けます。「Googleアナリティクス4とユニバーサルアナリティクスの両方作成する」の設定のままです。(ユニバーサルアナリティクスは今年中に無くなるようで、今後この画面や一つ前の画面が変わる可能性があるとおもいます。)
下部の次へをクリックすると、右図のビジネスなどのチェックになります。適当にチェックするか、チェック無しでも、下の「次へ」がクリックできます。「利用規約」画面が開き、「同意する」をクリックします。(英語表示は日本語表示変更できます。)
下図の「ウェッブストリームの詳細」画面となります。
ストリームの詳細欄の2行目にある「測定ID」がトラッキングID(Gから始まる英数字)になります。赤丸部分をクリックすると値をコピーすることができまます。
Googleサイトの設定
手順③
設定するGoogleサイトを開いて、歯車マークの「設定」をクリックし、「アナリティクス」をクリックします。
「GoogleアナリティクスのトラッキングID」欄に、「Google Analytics」でコピーしておいたIDをペーストします。そして、アナリティクスを有効にします。これで、「Google Search Console」から認証してもらう準備が完了です。
先の「Google Search Console」の「所有権の確認」ボタンをクリックして認証に進みます。
注:アナリティクスを有効にして、Google側の反応時間により、最大24時間後でないと認証ができない場合あります。この段階でも認証されない場合は、適当な時間又は、24時間後に置いてから「所有権の確認」ボンタンをクリックしてみてください。
認証されると、右図の「所有権を証明しました」が表示されます。
これで完了です。
なお、「Google Search Console」から右図のメールが届きます。この3番目の「サイトマップファイルを送信する」でサイトマップを送ると、よりGoogle側の把握がよくなるようです。
2023年1月14日現在の私が調べた情報では、Googleサイトでサイトマップ(XMLサイトマップ)を配置する方法がないようです。今後の対応に期待したいと思います。
イルを送信する」については、下記のGoogle検索セントラルの情報を参照してください。
Googleサイトの場合は、サイトマップページを作成し、そのURLを送信した場合、確認はできるがHTMLマップのエラーが表示されます。
https://developers.google.com/search/docs/crawling-indexing/sitemaps/build-sitemap?hl=ja
2023年1月17日にGoogleエキスパートより返信があり、GoogleサイトではXMLサイトマップの提出が不要とのことです。(以下回答メール文)
How can I build a site map with new Google sites?
The new version of Google Sites does not offer an XML sitemap nor any way to host an externally created XML sitemap. A website does not need to add a sitemap for Google Search to index all of its pages: Google Search Console only uses an XML sitemap to help find pages that you want indexed that aren't linked from anywhere else; if all of your pages are linked from the navigation or from other pages Google Search will find them and an XML sitemap will not improve anything.
手順④
この後、「Google Search Console」でもう一つ設定します。
「Google Search Console」でプロパティを選択し、左メニュー欄下の「設定」を行います。
設定画面(下図)の「協力者」の設定です。
「協力者」をクリックします。
「関連付ける」をクリックします。
下図のように、「Google Analytics」のトラッキングIDが表示されます。Gから始まる方をクリックし、続行します。
注:トラッキングIDが表示されない場合は、表示されるまで時間がかかる場合があります。暫くたってからか、24時間後には表示されます。
「関連付けの確認」画面が表示されますので、「関連付ける」をクリック続行します。
完了すると、関連付けられているサービスに表示されます。
ここまでの手順で一応終了です。
これで、直に検索ヒットするかと言えば、そうでもありません。やはり、訪問者数、リンク数を上げる必要はあります。
また、根本的な問題として、名称などが一般によく使われているものや、名称が他に有名なものがある場合は上位の検索結果になりにくようです。コンテンツ内容のキィーワードやサイト内のページ名に独自なものがないと、上位にはこないようです。
NPO法人などで、独自ドメンをお持ちの場合は、Google Ad Grantsを申請・登録して利用することがベストです。
「Google Search Console」と「Google Analytics」と関連付け、Googleサイトで作成したWEBサイトに「Google Analytics」のトラッキングIDを設定することで、「Google Search Console」と「Google Analytics」からGoogleサイトで作成したWEBサイトのアクセスに関する情報を得ることができます。これらの利用方法は、準備できれば掲載してく予定です。