日本のマンガは、その発想の豊さと表現の多彩さで年代を超えた多くの人に愛され、いまや日本の文化を世界に伝える大きな役割を果たしています。
戦前、抒情画という新しい分野を生み出し、近代的な日本のマンガの扉を開いたのが、松本かつぢです。その美しく憧れに満ちた抒情の世界は、若い女性のこころを揺さぶり、中原淳一とともに時代の人気を二分。戦争の嵐がすべてをなぎ倒す時代にあっても、吹き抜ける風のように人々の心を癒し安らげることに役立ちました。更に戦前から戦後にかけて、日本のマンガの土台をしっかり固めた人でもあります。
今も夢見るような、叙情的な作品から、ユーモラスな作品まで、多彩な作品に触れることができる、松本かつぢの資料館が、二子玉川にあります。
そのホームページは、こちらです。
松本かつぢ資料館 (外部サイトへ移動します)
お孫さんに、ご自身の青春のおもいでのお話しになるのも、ぴったりの場所です。