雰界の暦
1日の分割
雰界では1永球日 (86679地球秒)は時→刻→分→秒の順で細分化されており、それぞれ
1日=20時
1時=10刻
1刻=10分
1分=100秒
1日=20時=200刻=2000分=200000秒
である。(明記されているもの以外はすべて永球の単位である)
太陽が南中する時刻はほぼ10時ちょうどである。古代ではそれを基準にしていたが、現代では原子時計により正確な時刻が測られている。
1年の扱い
永球の1年は539.027永球日であるため、これを一年とする独自の暦法が定められている。
1年は17ヶ月で、1月から16月は32日だが、17月は年によって日数が変わり平年は27日、閏年は28日、大閏年は29日である。
なお、永球月の公転周期は2735185地球秒 (31.555永球日)である。
閏年の規則
列暦が40で割り切れる年には閏年が設置され、更に400で割り切れる年には大閏年が設置される。
曜日について
永球で使われる曜日にはいくつか種類がある。
雰曜
雰国を中心とした大東州の一部で使われる曜日体系。
曜日は陽教の元素を取り入れているため6つで、元素の序列順に並んでいる。週の初めから順に、
天 火 気 木 水 土
である。カレンダーなどでは陽教の元素色を用いることが多い。
また、天曜日は善日(善い行いを心がける日)で、休日である。
ちなみに、列暦の1243/3/7は雰曜では気曜日である。
列曜
列州諸国やその影響下にある国々で使われる曜日体系。
列暦
永球のレティア州で作製され、世界的に広く使われている暦。ムーダル教の預言者であるムーダルの誕生年を1年として制定されている。
西暦2023/1/1は列暦1243年である。(永球の1243年間は地球の1834.4266年間である)
また、西暦の2023/1/1 0:00:00(UTC)は列暦の1243/3/7 4:1:8:24.497(永球標準時)に当たる。
旭暦
雰国の初代旭天である暁旭の即位年を1年とする紀年法。
旭暦の1年は列暦の紀元前843年である。
即ち西暦2023/1/1は旭暦2086年である。(永球の2086年間は地球の3078.5309年間である)