楓

ブレーデン・エレクトロニクス社に到着したアウトサイダー隊と、激戦区となっていた本社前で出会う。両陣営から的のように扱われ狙われていた彼女を救出し、守ったことから慕われるようになり、そのまま入隊する。以降、アウトサイダー隊の中では電波域拡張や上空からの偵察任務を行うようになる。加えて、電力効率の良さなどから、遠征任務などに同行する役割も担う。

修正の１秒までは音楽家であるオーナーに所有されていたスティレット型のD-phoneで、伴奏などの作曲活動の手伝いも行っていた。

しかし修正の１秒後は、戦況悪化からKT社にその歌唱力を見込まれ、ソロアイドルとして、また試作開発したアプリ・アメノウヅメのテスト機として実戦投入される。

アメノウヅメはその歌唱力を大きく伸ばし、敵電波の妨害などに活躍されると見込まれていたが、喉部に組み込まれたアプリは自身の制御で自由なオンオフができず、常時オンになっていること、また彼女のサポートをするために与えられた飛行ユニット・アメノトリフネがかなりの容量を圧迫し、戦闘用アプリが全くインストールできないこと、さらには容量圧迫のためアプリの削除や追加もできなくなってしまったことと、欠陥も多く浮き彫りとなった。そのため、結果として「自衛のできない空飛ぶマト」とされ、戦場では主に敵から、時に味方からも追い回されることになる。