TD-BgA/BgB

これら二つのTD-BgAとTD-BgBは、個人的にはそれぞれ「センチネルデッキ」「ドラグーンデッキ」と呼び分けてますが、これ一つで20枚のワンデッキになっています。非常に基本的な構築、だからこそ強い、という意識で作成しました。これを使えば、デッセンの基本的な動かし方がマスターできる保証があるほか、初心者でも割と簡単に、かなり戦えるデッキバランスとなっています。早い話が、とても強い。その分拡張性も汎用性も高く、デッキを構築する、というのなら使えるカードも多いかと思います。本当に「初めて遊んでみる」人に向けた、最高のワンセットです。というのも、私が「スターターデッキセットが弱い」みたいな苦しみを多く体験してきたから……いや、強くてもそれはそれで問題なんだけど……ともかく、おかげで私も新しくカードを作る際には「トライアルデッキより強いか? 弱いか?」を意識して作れるので、非常に良い指針となっています。

デッセンとして最初に作成したデッキ。トライアルデッキ二つは「センチネル」「ドラグーン」で作ろうと決めていたので、少し考えながらこのメンバーを選出。レベル1のスキル持ちは、センチネルではエリアに出撃すると永続的に効果を発揮する形にまとめました。追加破壊効果のある《シルフィーII アグレッサー》や、隣接DTAをパワーアップさせる《アリッサ デュオ》など、盤面を維持する動きを意識した結果、《エリアドミナンス スーパーシルフィー》も、防御にも使えるようなスキルにまとまりました。

ドラグーンデッキのレベル1スキル持ちは瞬間火力を意識して構成。おかげで、「盤面に効果が残るなら上限は300」「瞬間的に効果が出るなら500」のラインが確立することに。とにかく相手を高いパワーで攻撃できるように、《ミレニア CKOスピアー》や《メリッサ クィーン》も攻撃的なスキルとなりました。今考えると、《メリッサ クィーン》のパワーは1000まで上がるようにしてもよかったかなー、なんて思ったり。500のラインを維持したらこうなりましたね。攻撃的なドラグーンデッキなので捨て札を再利用する《メリッサ セプト》や、捨て札を参照する《ハイミレニア ALLヴァーミリオンTYPE-B》が生まれました。