遠軽町は、🇯🇵日本の北海道紋別郡に属し、オホーツク管内の中部に位置する町。
交通の面では、2023年7月現在で旭川紋別自動車道の終点「遠軽IC」があるほか、全国でも数少ない「スイッチバック」をする「JR遠軽駅」を持つ。鉄道および道路が旭川方面と北見・網走方面につながっている。
瞰望岩は、遠軽町の名前の由来である「インカルシ」(アイヌ語で見晴らしの良いところ、という意味)と呼ばれる、地上からの高さおよそ80mの岩。建物に隠れていない限り街のどこからでも見ることができ、遠軽を象徴するものの1つである。
見る位置によって表情が変わって見えるといい、また上に登るとその名の通り良い見晴らしが広がる。
遠軽町は、町全体が「ジオパーク」の自然豊かな町である。中でも白滝地区で産出される黒曜石が有名で、石器時代より加工され流通していたという。
2023年6月27日、官報号外第134号の告示により「北海道白滝遺跡群出土品」が国宝に指定された。日本最古の国宝となる、貴重な考古資料である。