国際協力プロジェクト

2024年3月15日(金)

・【報告】3月15日(金)に、タイのマヒドン大学公衆衛生学部少子高齢化研究グループが流山市長を表敬訪問。


 タイのマヒドン大学公衆衛生学部少子高齢化研究グループが、麗澤大学との協力MOU締結のため来訪され、午前中、流山市役所に立ち寄られました。まず、流山市長を表敬訪問し、井崎市長から直接、自治体経営についてお話を伺いました。続いて、マーケテイング課(河尻課長)を訪問し、講義を頂きました。タイでは、今、少子高齢化が急速に進行しつつあります。バンコク首都圏では、公共交通網が急速に発展、沿線開発をどう進めるかが大きな課題となっています。質の高いまちづくりへの関心は高く、TX沿線開発の知見が国際協力で活かせる可能性が見えてきました。午後は、麗澤大学でのMOU締結式に同席させていただきました。


  マヒドン大学は同国理系のトップレベルの研究機関。少子高齢化研究グループの皆さんは、家族連れでにぎわう流山おおたかの森周辺を実際に歩かれ、沿線開発のあり方、住環境の整備やまちづくりについて、実感されたようです。

 

 午後、かつて水の都と呼ばれ、今でも交通手段として活用されている運河があるバンコクとの「運河」つながりで、利根運河を訪問。残念ながら桜にはまだ早く、菜の花の土手を楽しまれました。電車でわずか10分足らずでこんなに自然豊かなエリアがあるとは!と驚かれていました。街と自然が調和するまち流山の豊かさを知る一日となりました。


2023年11月3日(金)

【報告】10月20日(金)に、JICAの課題別研修「都市計画総合」コースの一環として、海外研修生が流山市を訪問しました。


10月20日 今年2回目となる海外研修生の流山訪問が実施されました。今回はJICAの課題別研修「都市計画総合」コースの一環で、世界12か国(ブータン、エジプト、インド、ヨルダン、ケニア、ラオス、ネパール、ナイジェリア、スリランカ、ウガンダ、ウズベキスタン、ザンビア)の政府の都市開発の専門家の皆さんが日本各所を約1か月間視察研修されています。流山市は市町村レベルの自治体として唯一訪問先として選定されました。

 

当日は午前中の市役所訪問、まずは市長表敬で、井崎市長と研修生が通訳なしで、自治体経営について熱い議論を進めました。続いて、マーケテイング課(河尻課長)、街づくり推進課(苅込課長)を訪問し、講義を頂きました。その後、おおたかの森駅の南口広場を訪問、コミュネット流山のメンバーが、1)交流人口増加戦略との関係、2)今年受賞した都市景観賞の理由、3)広場が斬新的に改修されてきた流山独自のPPP方式について説明しました。

 

午後は京和ガスおおたかの森ショールームの会議室で、市民活動に携わる市民の皆さんからの講義でした。都市開発は行政による空間開発だけでなく、市民活動との連携があってこそ、価値ある街が創造できることをお伝えしました。防災まちづくりプロジェクトの矢口さん、シビックテックの白澤さんに講義を頂きました。特に防災プロジェクトではウガンダからの研修生の方から自国のNational Urban Policyには男女共同参画の視点が抜けていたと講義を高く評価する声がでました。

 

研修の最後は流山本町のMachiminさんを訪問。TX沿線の開発によりおおたかの森駅周辺で人口が増加した一方で、相対的に地盤沈下した本町界隈。それを市民活動の活発化によって再活性化しようとする試みを語る手塚代表の話には研修生一同感銘をうけたようでした。開発の一方にある影の部分は世界各地でも共通の課題のようでした。

 

合わせて嬉しいご報告。10月10日に流山おおたかの森高校で実施した国際協力啓発のイベント「地球のステージ」に刺激を受けた生徒さんが上記のMachiminでの活動に参加されました。コミュネット流山が目指す国際協力と青少年へのグローバル化教育の機会提供の第一歩でした。

 

研修生の皆さんからは訪問後も流山についての各種資料を要望する声が続々と届きました。グリーンチェーン戦略、流山独自のPPP方式等についてです。今回の訪問を受けて私たちは「流山には世界にむけて発信すべき価値あるものがある」との確信を更に深めました。例えば、今回の流山での研修に刺激をうけた研修生が自国のPolicyに男女共同参画を盛り込めば何十万人もの人々が恩恵を受けるでしょう。世界は繋がっています。一人でも多くの方がそれを実感される街になればと願っています。


2023年11月3日(金)

【報告】10月20日(金)に、JICAの課題別研修「都市計画総合」コースの一環として、海外研修生が流山市を訪問しました。


10月20日 今年2回目となる海外研修生の流山訪問が実施されました。今回はJICAの課題別研修「都市計画総合」コースの一環で、世界12か国(ブータン、エジプト、インド、ヨルダン、ケニア、ラオス、ネパール、ナイジェリア、スリランカ、ウガンダ、ウズベキスタン、ザンビア)の政府の都市開発の専門家の皆さんが日本各所を約1か月間視察研修されています。流山市は市町村レベルの自治体として唯一訪問先として選定されました。

 

当日は午前中の市役所訪問、まずは市長表敬で、井崎市長と研修生が通訳なしで、自治体経営について熱い議論を進めました。続いて、マーケテイング課(河尻課長)、街づくり推進課(苅込課長)を訪問し、講義を頂きました。その後、おおたかの森駅の南口広場を訪問、コミュネット流山のメンバーが、1)交流人口増加戦略との関係、2)今年受賞した都市景観賞の理由、3)広場が斬新的に改修されてきた流山独自のPPP方式について説明しました。

 

午後は京和ガスおおたかの森ショールームの会議室で、市民活動に携わる市民の皆さんからの講義でした。都市開発は行政による空間開発だけでなく、市民活動との連携があってこそ、価値ある街が創造できることをお伝えしました。防災まちづくりプロジェクトの矢口さん、シビックテックの白澤さんに講義を頂きました。特に防災プロジェクトではウガンダからの研修生の方から自国のNational Urban Policyには男女共同参画の視点が抜けていたと講義を高く評価する声がでました。

 

研修の最後は流山本町のMachiminさんを訪問。TX沿線の開発によりおおたかの森駅周辺で人口が増加した一方で、相対的に地盤沈下した本町界隈。それを市民活動の活発化によって再活性化しようとする試みを語る手塚代表の話には研修生一同感銘をうけたようでした。開発の一方にある影の部分は世界各地でも共通の課題のようでした。

 

合わせて嬉しいご報告。10月10日に流山おおたかの森高校で実施した国際協力啓発のイベント「地球のステージ」に刺激を受けた生徒さんが上記のMachiminでの活動に参加されました。コミュネット流山が目指す国際協力と青少年へのグローバル化教育の機会提供の第一歩でした。

 

研修生の皆さんからは訪問後も流山についての各種資料を要望する声が続々と届きました。グリーンチェーン戦略、流山独自のPPP方式等についてです。今回の訪問を受けて私たちは「流山には世界にむけて発信すべき価値あるものがある」との確信を更に深めました。例えば、今回の流山での研修に刺激をうけた研修生が自国のPolicyに男女共同参画を盛り込めば何十万人もの人々が恩恵を受けるでしょう。世界は繋がっています。一人でも多くの方がそれを実感される街になればと願っています。


2023年10月11日(水)

【報告】10月10日(火)に、国際協力プロジェクト「地球のステージin 流山おおたかの森高校」開催しました

流山のまちづくりで国際協力をめざすプロジェクトの一環として、県立流山おおたかの森高校で、「地球のステージ」を開催しました。このプロジェクトは、流山の高校生のみなさんが、国際協力活動への第一歩~世界のどこかと自分はつながっていると実感できるきっかけ作りができれば、という思いからスタートしました。

講師の桑山紀彦先生(NPO法人地球のステージ代表)は、医師として、世界各地の災害や紛争など様々な困難な状況にいる人々への保健医療や教育、心のケアなどの支援活動に取り組んでいます。その活動を通して、出会った人たちのこと、困難な状況のなかでもたくましく生きる人々の姿などを音楽と映像とトークで伝えるコンサート活動を通して、日本各地の子ども達に届けています。

地球のステージは、1996年から始まり、27年間で公演数は、なんと4000回を超え、延べ200万人が参加しています。今回の公演では、トルコ・アフガニスタン・ルーマニア(ウクライナ)での活動が紹介されました。どの地域でも桑山先生が直接会って、話を聞いてきた人たち思いが、画面いっぱいに映し出されました。

*くわしくは地球のステージホームページをご覧ください

コミュネット流山では、高校生が国際協力活動に参加するファーストステップとして、「勇気をもって一歩を踏み出そう!流山のまちづくりで国際協力プロジェクト」を立ち上げました。

英語力は問いません。国際協力に関心がある高校生のみなさん!ぜひ、コミュネット流山のプロジェクトに参加してみませんか?国際協力のプロフェッショナルが皆さんをサポートします!

お問い合わせは communet.nagareyama.intl@gmail.com へ

2023年9月26日(火)

【報告】Nagareyama Town  Development Newsletter  N0.1

    発行しました。

 まちづくりで海外協力に取り組む国際協力プロジェクトの一環として、流山市での行政や市民が取り組むまちづくりの実践を海外に発信するニュースレターを発行しました。


<おもな内容>

・JICA海外研修生 まちづくりについて学ぶために流山市を訪問

・流山おおたかの森駅前地区 国交省土地景観大賞優秀賞受賞

・まちの市民活動紹介:Machimin

・井崎流山市長 岸田首相と会談:流山市の子育て支援の取り組みについて

・流山市ブランディングプランとは(施策紹介)

Newsletter Vol1.pdf

2023年5月30日(火)

報告】5月26日(金)国際協力プロジェクト 

 JICA海外研修生の皆さんが、日本のまちづくりを学ぶ研修プログラムの一環として流山を訪問視察

 2023年5月26日 国際協力プロジェクトの第一弾として海外の研修生の皆さんが流山を訪問視察しました。

 研修生はJICAがまちづくりの分野で長期研修として日本各地の大学院に留学生として招聘している皆さんです。西は広島大学から東京工大、東洋大学、早稲田大学に留学しており、出身国はインドネシア、インド、カンボジア、ケニア、タンザニアとアジア・アフリカの主要国です。随行されたのはJICA社会基盤部の杉田課長と後藤さん。午前中は市役所を訪問、井崎市長表敬に続き、マーケテイング課、まちづくり推進課で講義を聴講しました。

 お昼はおおたかの森の「梅の花」レストランで。留学生の中には宗教上の食事制約のある方もいましたが、豆腐湯葉中心の料理をおいしく召し上がって頂きました。昼食には東神開発から小沼事業部長にもご参加頂き、食事しながら活発な議論が進みました。

 昼食後はおおたかの森駅前で児童送迎ステーション、ファミリーサポートセンターを駆け足視察、その後流山おおたかの森駅前観光情報センターを見学後、スターツホールの会議室を利用しての市民交流会を実施しました。皆さんご存じの著名な市民活動家の方が結集、留学生と活発な交流でした。参加された市民の皆さん、情報センターのグローバルながれやまの皆さんありがとうございました。


 その後は最先端物流施設GLP ALFALINK流山8を訪問、講義と施設見学をさせて頂きました。留学生の中には国際物流が専攻の方もおり、興味津々な視察となりました。GLPさんありがとうございました。その後流山本町方面に移動、machimin(まちみん)さんを訪問、ノスタルジックな雰囲気の中で市民活動についての活発な質疑応答が続きました。machiminさんにも感謝。この時点ではや午後5時過ぎ、最後は流山セントラルパーク駅周辺を見ながら生涯学習センターで市民活動推進センターを訪問、行政と市民活動のパイプ機能を学びました。推進センターさんにも感謝。


 留学生の皆さんにとっては充実した研修になったとともに、ONE NAGAREYAMAとしてご協力頂いた皆さんにとっても楽しい時間であったと思います。ちなみに最初に表敬で伺った井崎市長からは「次回は2時間必要!」(今回は30分)とご指示を頂きました(了解です!)

 


 


2023年3月2日(木)

【報告】活動報告会を開催しました。まちづくりで国際協力プロジェクト

 9月にキックオフミーティングから半年間の活動をふりかえり、ワークショップに参加してくださったメンバーをお招きして、3月2日に「まちづくりプロジェクト2022年度活動報告会」を開催しました。

【2022年度のおもな活動】

・8月27日 マレーシアのUniversiti Tunku Abdul Rahman教育環境講座講演

「流山市のヘイケボタルの保護活動」流山ホタル野代表高橋秀治さん(本会会員)

・8月21日、9月7日、9月14日 国際協力プロジェクト はじめの一歩ワークショップ

   3回のプロジェクトで延べ38名、247項目の意見が集まった

・10月~12月「流山を題材としたまちづくり研修」教材作成開始

  おおたかの森駅周辺開発に関するヒアリング等(東神開発株式会社、UR都市機構を訪問)

・12月7日 JICA社会基盤部地域開発グループ 流山視察

  流山市役所(マーケティング課)、日本GLPの視察、市民活動団体(CivicTech白澤さん、

流山防災まちづくりプロジェクト矢口さん、流山FC代表安芸さん)との意見交換など

2023年度は、さらにステップアップし、流山のまちづくりで国際協力プロジェクトを進めていく予定です。一緒に取り組んでみたい方、大歓迎です。

 


2022年9月23日(金)

【報告】ワークショップまちづくりで国際協力!はじめの一歩プロジェクト(8/21, 9/7, 9/14)

 国際貢献と流山でのまちづくりの関係は、グローバルと「どローカル」で、ギャップがありすぎると思いがちですが、一歩を踏み出してみると、意外にもつながっています。今回は、その初めの一歩として、流山でのまちづくりのいろんなアイデアを出し合い、海外に発信できる流山のまちづくりのコンテンツを発掘するワークショップを開催しました。

 3回のプロジェクトでリアル+リモートで延べ38名、247項目のご意見をいただきました。3回のワークショップを通して、市民活動が盛んであること、子育て世代が多いこと、高齢者が元気に過ごせる、などなど、流山のよいところがいろいろと形になっていきました。

 この市民が担い手となって取り組むまちづくりが、海外での市民によるまちづくり支援につながっていくようがんばります。

 プロジェクトメンバー募集中! 面白いな、と思った方、ぜひご一緒に