かがやきの森再生プロジェクト
supported by 公益財団法人GLP財団
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2025年5月16日(金)
【報告】5月11日(日)かがやきの森再生プロジェクト「もりラボ:春の生き物さがし」を開催しました。
5月11日(土)「かがやきの森再生プロジェクト」の一環としてもりラボ「春の生き物さがし」を実施しました。小中学生6人と江戸川大学現代社会学科佐藤ゼミの学生さんでにぎやかにスタートしました。
当初の計画では、かがやきの森探検だったのですが、前日の強風と雨で森の中での活動は中止としました。5月3日に泥かきをしたビオトープ周辺で、春の生き物さがしにチャレンジしました。
生き物探しを始めたとたん、それまで、あちこちで飛んでいた蝶などが、遠くに移動したりで、「虫採りをしているのが、わかっているのかな」とつぶやく中学生も。1時間の活動で20種類を超える虫を採集、その後、みんなで虫を調べました。虫が苦手な生徒から「虫ではなく、植物を調べたい」との声があがり、植物グループも結成され、それぞれの関心のある素材を集めていました。
午後は、江戸川大学の学生さんたちと、今後のかがやきの森での活動についてミーティング。最初に、流山の大畔の森の保全に取り組んでいる流山ホタル野の高橋秀治代表から、森の整備と流山のホタルについて話を聞きました。
その後、ミーティングでは、「大学生が企画して、かがやきの森で小中学生向けのプログラムを実際にやってみる!」をテーマに、アイデア出しに取り組みました。
まずは、今日の活動のふりかえり、どんなテーマにするか、など思いつくことをどんどんかき出していきます。今日の小学生・中学生の様子、森の状況、ビオトープのこれから、など、いろいろなアイデアが出ていました。
今日の活動をきっかけに、森の状態が落ち着く秋の終わり(オオスズメバチが活動を終える頃)に、何か形にできるよう準備を進めていこう!ということでキックオフミーティングは終了。
学生たちのアイデアいっぱいのプログラム、これらかの展開が楽しみですね。
2025年5月4日(日)
【報告】5月3日(土)「かがやきの森再生プロジェクト:ビオトープクリーン大作戦」を開催しました。
5月3日(土)「かがやきの森再生プロジェクト」の一環としてかがやきの森ビオトープクリーン大作戦を実施しました。
かがやきの森には、ビオトープが3個ありますが、ここ5年くらい使われず、整備もしていなかったため、土がたまり、生き物がすめない環境になっていました。
今回は、流山市立東部中学校科学部の皆さん、東京理科大学の学生サークルで東京理科大学野田キャンパスに隣接する理窓公園で自然環境保護活動に携わるRISO RANGERの有志メンバー、江戸川大学現代社会学科の佐藤秀樹研究室のゼミの学生有志、流山ホタル野のメンバーなど、総勢30名を超えるメンバーが参加しました。
ビオトープ再生の第一歩として、まずは、ホタルや水に棲む生き物に適した環境づくりについて、流山ホタル野の高橋秀治代表の説明を聞いたあと、みんなでビオトープへ。ビオトープは見事に泥で埋まっています。まずは、普段から谷津での活動に取り組むRISO RANGERのメンバーが泥の中に入りました。そのあと、中学生と大学生、お手伝いに入った小学生も一緒に、ビオトープの泥かきをしました。
約1時間半で、泥を取り除いたビオトープに水が流れ込んだ時には、拍手と歓声が上がりました。そのあとは、みんなでかがやきの森の中を探検。広場で休憩して、みんなでアイスクリームで乾杯しました。泥だらけになっての作業でしたが、5月11日の生き物調査にも参加したいという科学部の生徒さんも。みんなで、かがやきの森を作っていこう!
2025年3月19日(水)
【報告】3月18日(火)かがやきの森再生プロジェクト始まりました!
かがやきの森は流山市東部地区にあり、東小学校、東部中学校と東部公民館をつなぐ、かつて学校観察林だった森です。かがやきの森を再び、こどもたちの学びの場にしよう!という「輝きの森再生プロジェクト」が始まりました。
第1弾は、「スズメバチの女王バチ捕獲大作戦」で、ハチトラップを作成、森の中にしかけました。
かがやきの森が使われなくなって、ここ数年、森の周りでは、体長5センチくらいはありそうなオオスズメバチが飛び回ることがあります。
スズメバチが動き出す4月より前に、まずは巣を作ろうと動き出す女王バチを捕獲して巣作りを防ぎます。森の中だけではなく、森のお隣の学校の安全も守ることができます。
日本酒と酢と砂糖を2:1:1で配合したトラップ液を作り、森の三カ所にハチトラップを設置しました。
そのあとで、森の整備は、森の中に落ちている枝を集めて一カ所にまとめる作業から始めました。小学校側の古木を伐採したあとに、にょきにょきと生えてきたアラカシで遊歩道が埋まってしまったので、枯れている今のうちに片付けてしまおう!ということで、お片づけを始めました。
枝を片付けた後で、笹刈りをします。
一歩一歩進めていきます!
2025年2月28日(金)
【報告】2月28日(金)かがやきの森再生プロジェクトキックオフミーティングを開催しました。
かがやきの森は流山市東部地区にあり、東小学校、東部中学校と東部公民館をつなぐ森です。
15年ほどまえに、学校と地域、保護者が一緒になって整備し、学校観察林として活用されてきました。学校から直接森に入る木戸があり、子どもたちも森の整備に参加してきました。
4年ほど前にナラ枯れが発生して、またたくまに、森の中の古木が枯れはじめました。コロナ禍で、森の整備ができなくなり、笹で散策道が通れなくなりました。倒木もあるため、学校の教育活動では使用できなくなり、学校観察林としての活用は停止となりました。
かがやきの森の中は、教育活動に使えるよう広場や散策道が整備されていました。NPOでは、地主さんと協議し、自然観察などの活動ができるよう、広場の草刈りをするなど、限られた範囲で活動を続けてきました。
このたび、かがやきの森を、東部地区の子どもたちの学びの場になるよう整備していく活動を始めることになりました。
「かがやきの森再生プロジェクト」キックオフミーティングでは、メンバーで森の中を探検しました。森は面白い!いろいろなアイデアを出し合いました。
3月からは森の整備をはじめ、5月3日にはみんなでビオトープクリーン大作戦!、5月11日にはタニシの放流し、7月にはホタルの鑑賞会を開催することに決まりました!
かがやきの森が再び、こどもたちの学びの場として復活できるよう、一歩一歩進んでいきたいと思います。
メンバー大募集中!
森の活動をやってみたいと思うみなさん、ぜひ、一緒に活動してみませんか?