仏教天空起源説および新・本地垂迹説により、人類の起源と未来がつながり、また、宗教と科学がむすびつき、宗教は神秘主義から抜け出せます。死後世界を語っていた宗教は私たちの心を宇宙に向けて開かせるものに変ります。人工知能、ロボット、量子コンピューター、人工生命、未知のエネルギーの発見など、科学はますます進歩して地球の未来は劇的に変化します。このとき宗教は、人類の精神を高め、科学と共に人類を幸福の未来に導く役割を果たさなければなりません。仏教天空起源説から仏教の人類への貢献について考えてみました。
世界平和
現実の宇宙、生命、人間の起源について真実を知ることは、私たちの心やものの見方、考え方が大きく変わります。しかし科学が発達した今日においても地球上の紛争や戦争は無くなりません。むしろ科学は戦争に利用されます。これは心の問題です。仏教の指導者は神仏への平和の祈りではなく、お釈迦様の名の基に、世界の指導者や知識人に、煩悩や執着や攻撃心を克服を説くべきです。八正道、仏性開花、慈悲と智慧、そして宇宙思考を説き、覚醒の道に人類を導く精神革命を起こす使命があると思います。これは一神教ではできません。
宇宙時代に向けて
科学の進歩は人類を宇宙時代に導きます。しかし、人類の心が宇宙に開いていなければ、宇宙の軍事利用がますます拡大します。宇宙に向けた心の開花、これを説く事ができるのも仏教です。宇宙について説く事で、宇宙時代の未来に心を馳せ、宇宙時代の到来が加速します。
私たち人類は宇宙で一人ではない(UFO)
私たち地球人類は他の天体の知的生命体に対して心を開く必要があります。仏教は、元来、私たち人間は仏の心を持っていて、宇宙にも数多の仏の世界があると説いているのですから。宇宙には高度な文明の惑星が数多くあることになります。私たちはUFO(未確認飛行物体)に対して、恐れたり攻撃的な態度を示すべきではありません。人類は宇宙から決して侵略された事はなく、地球外生命体を侵略者として扱うのは逆に人類の攻撃心の表れです。彼らは、恒星間飛行の科学水準に見合った高い精神性を持っています。仏教はUFO問題に対する仏の教えを広める運動を開始すべきです。軍事大国は宇宙に人類の敵を作り、私たちを洗脳します。私たちは宇宙に心を開き、銀河文明の仲間入りを目指さなければなりません。
喜悦の惑星
宗教は、芸術、音楽、スポーツ、娯楽を通じて、地球を喜悦の惑星にし、宇宙の中の輝く星にしなければなりません。地球上にこれらのものがなかったら、地球は宇宙から見放されます。
禅や瞑想の普及
仏教はいろいろな科学の分野と手を携えて禅や瞑想を世界に大きく広めるべきです。サミットで各国の首脳が全員で瞑想する姿を世界の人々が目にしたとき、世界に大きな影響を与えると思います。またNHKのラジオ体操のように、決まった時間に全国一斉のショート瞑想の時間を設ける等を提案します。
私たちの抱えている様々な問題を解決するには、仏教の教えやお釈迦様ならどうするか、を考えてみたり、宇宙を考えてみたり、命の本質を考えてみたり、幸せとは何かを問い続け、瞑想を実践したりと、仏教は幅広く人類の問題解決の方向性や答えを見つける手段を持ちます。仏教は鎌倉時代・封建時代の名残を捨てて人類を喜悦の未来に導く宗教に飛躍すべきです。以上、仏教天空起源説がそのお役に立てば幸いです。
巣篭りコアラ
連絡先 bsjx3a3k@gmail.com
私は仏教や宗教の専門家ではないので議論はできません。