「クリエイティブスペースの資材集合からブレース材とロープ、木の角材が見出された。器用人はブリコラージュによって傘置き場をもつくり出す。」

この作品はブリコラージュである。

急遽傘置き場が必要になったのか、建物の一部であるブレース材やロープ、角材がそれぞれ読み替えられ、傘かけがつくりだされた。作品はVIVISTOPという子供向けのクリエイティブスペースにあり、読み替えられたタフロープや木の角材はおそらく元々工作のための材料だったのだろう。器用人にかかれば、工作資材でさえ予期せぬ多様な使われ方が見いだされるという好例である。