鍵は応援ナビゲーター!
応援ナビゲーターとは、各グループに分かれてブレストをする時間に、グループに入って進行をするだけでなく、子どもたちがアイディアを出しやすいように立ち回り、ディスカッションを盛り上げる人のことです。
何をする?
・子どもの一人一人の「好き」や興味関心を大切に思い、面白がりながら話を聴きます。
・正解が何かや、相手からどう見られるかを気にする子どもたちに、安心と楽しさを感じてもらい、発言を促します。
・論理的・構造的・客観的・分析的な思考を自ら手放し、「いいね!面白いね!」で自らもたくさんのアイディアを出し合います。
誰がする?
子どもたちと初めて関係をもつような、学校外の社会人や大学生だと尚効果が高いです。
教員が務めることももちろん可能です。
どんな準備が必要?
1時間ほどのオリエンテーションで、どんな人も担うことができるようになります。
詳しくは... 「4-4 :応援ナビゲーターへの事前オリエンテーションの実施」 ※リンク貼る
どんな人が向いている?
「いいね!」「やってみよう!」という雰囲気を子どもたちと一緒になって作りたいという想いがあれば、誰もがOKです!
・1人1人の生徒のテーマに興味を持ち、面白がって、一緒になってアイディアを考えたい!という気持ちを持てる方。
・批判や否定でなく、生徒がやってみよう!やってみたい!と思える雰囲気作りを目指して、全力で応援を出来る方。
・アイデア出しを自らも楽しめる方。
まずは、登壇候補者をリストアップしましょう
あなたの周りにも、応援ナビゲーターになりたい人、向いている人はきっとたくさんいるはずです!
先日先輩講話をしてもらった商店街の店主さん
授業協力してくれた企業の方
同僚の先生・用務員さん
地域のボランティア学生
保護者(「●●さんの保護者」ではなく、一人の社会人としての協力を依頼します)
※ バックグラウンドが多様であればあるほど、生徒にとってよりよい刺激となり、よいフィードバックが得られるかもしれません。
何人くらい必要でしょうか?
考え方
目安として、1人の生徒に10分前後の時間をかけることができると良いでしょう。(左の例では9分)
使える授業時間やコマ数から、グループごとの人数を考えます。(左の例では3人)
(例)ある学校の場合(上記)
・1クラス36人 × 5クラス = 1学年180人
・1クラスあたり50分の授業時間を使い、3人グループ、ワークは1人あたり9分を使う
・1日で5クラス分(50分×5)を行う
↓
必要な応援ナビゲーターの数:のべ60人
(36人 ÷ 3人 = 12グループ/1クラス、12人 × 5クラス = 60人)
↓
例えば、1人あたり2コマを担当いただければ、30人集めることができれば実施可能。
※人によっては1コマ、人によっては3コマ担当可能な人もいるため、この学校の場合は希望を聞き、組み合わせてシフトを作成した。
次の案内文や、Beyondミーティングfor School紹介資料を使って、公募したり、スカウトしましょう。
※資料はそのままお使いいただけますが、ダウンロードしてお好きにカスタマイズしていただいてもOKです。
Coming soon....
応援ナビゲーターと連絡調整を行うチャットグループを開設します
すべての応援ナビゲーターと同時に連絡をとれるよう、チャットグループにすると便利です。
特に本番数日前〜当日にかけては、全員に共通する質問事項や、他ナビゲーターへのアドバイス等が応援ナビゲーターから発信されます。そのため、応援ナビゲーター間も含めて相互にコミュニケーションをとることができるツールがベストです。
例えば、Messengerグループ、GoogleSpaceが一例です。学校・チームの先生のITインフラ環境を確認し、また応援ナビゲーターの普段使用するアプリ等の状況を考慮して決めます。
相互にコミュニケーションをとれるツールを推奨しますが、BCC形式のメールでやり取りする形でも可能です。
応援ナビゲーターと資料を共有するためのGoogle Drive等を作成します
必要に応じて、以下を共有することを想定しています
応援ナビゲーターの事前オリエンテーション資料
生徒の発表資料 など
今後のスケジュールを共有します
事前調整をします
「1」で作成したスペースを活用して、以下を調整していきます。
①事前オリエンテーションの日程
なるだけ多くの方が来られるように、日程を調整しましょう
主催される学校側で日時を決める形でも問題ありません。その場合には、都合が合わずに当日参加できない方へ、必ず録画を共有し、質問を受け付けるなどしてフォローをしましょう。
②各応援ナビゲーターが、本番当日で担当する時間帯
担当可能な時間についてアンケートを取り、シフトを組む時の参考にすると良いです
事前に見ておいて欲しい資料があれば、共有します
事前オリエンテーションの前までに見ておいてもらいましょう