生物多様性とは、「すべての生物の間に違いがあること」です。
たとえば、「川」と「森」(生態系の多様性)、「ヒト」と「コウノトリ」(種の多様性)、「翅の模様が200種類以上あるナミテントウ(テントウムシ)」(遺伝子の多様性)など、たくさんの違いがあるけれど、みんなつながっていて、どれも欠かすことはできません。
だから、自然や生きものを守ることが大切!ですが、それだけではありません。生物多様性は、わたしたちに「文化」も与えてくれることにも注目してみましょう。
たとえば、あなたや、あなたの周りにキャラクターグッズがあるか探してみてください。動物や食べ物、植物などがモチーフになっていませんか?
これは、ヒトが目にしたものを形にするために「モノをつくる文化」を生んだ結果です。そして、モチーフに「違いがたくさんある」ことで、色々なキャラクターが生まれました。
もちろん、推進協議会のオリジナルイラストも、荒川流域の自然の中に、魅力的なモチーフがあったからこそ生まれました。ぜひ、自然と文化のつながりも感じてみてください。
また、他にもたくさんある、「生物多様性があるから生まれたもの」を探して、それがなくならないようにするにはどうすればいいか?についても考えてみてくださいね。