2023年6月18日(日)に植えた花についての説明です。
くさかりの集い さんが用意された配布・説明資料から、引用・掲載さえていただいております。
ベゴニア
葉が左右非対称なのはベゴニアの特徴のひとつですが、もうひとつ特徴的なのは「雌雄異花」だということ。これは、雄しべのつく雄花と雌しべのつく雌花が別々に咲く性質のことで、ベゴニアはひとつの株に形の違う雄花と雌花がそれぞれ咲きます。通常は、八重咲きのもが雄花、一重咲きのものが雌花です。花がらが葉に張り付いて枯らさないようにチェックしましょう。
サルビア(ブルー・赤)
日当たりを好み、水はけがよく、しかも乾燥しないところが適地です。土質はあまり選びませんが、腐植質に富む肥沃な弱酸性土が理想的で、リン酸分の多いほうが花つきがよくなります。生育適温は15~25℃ぐらい。霜や凍結に弱く、一年草扱いしますが、最低5℃ぐらいを保てば冬越しできます。花期が長く育てやすい花です。
用土が乾き始めたらたっぷりと与えます。水切れさせると生育が悪く、下葉が枯れ上がる原因となります。
ニチニチ草(ビンカ)
花は3~5日の短命で白や赤、ピンク色の花を次々に咲かせます。開花が5月~10月と半年近くも咲き続ける上に、暑さや強い光にもとても強いこと、さほど手入れをしなくても咲き続けることなどから夏の寄せ植えや花壇の定番の草花です。本来は多年草ですが、耐寒性がないため日本では一年草として扱われることの多い草花です。梅雨の季節も苦手で枯れてしまいます。
マリーゴールド
キク科の1年草で、初夏から育てる花として人気の高い花です。虫除けの効果があると言われているので、野菜の近くに一緒に植えたりといった使い方もされています。
蒸れや加湿を嫌うので、水のやりすぎに注意しましょう。風通しをよくするために少しだけ余計な葉を切り取ると加湿を防げます。
アゲラタム
さわやかな涼感のある淡いブルーの花色と、ふんわりとしたソフトな質感が魅力の花です。丈夫で花期が長く、分枝して次々と花を咲かせながら、こんもりと大きく茂ります。花壇後方の植え込みからマッス植えや縁取り、さらに切り花にしてフラワーアレンジにと、幅広く利用されます。栽培されるのは主に、カッコウアザミとオオカッコウアザミで、花がより目立つよう改良されたものです。
メランポジューム
キク科の一年草で、小さな黄色い花を次々とたくさん咲かせます。花の時期が春先の4月頃から霜が降りる初冬の11月頃までと、とても長くまた、摘心をしなくても自然にこんもりと茂った株に育ちます。セルフクリーニングの性質があり、花がらを隠すように新芽が伸びて、花がら摘みをしなくてもきれいな姿を楽しめることも大きな特徴です。水やりは、地植えの場合は特に必要ありません。真夏に雨が少なく土が乾燥する場合には、水やりをします。
トレニア(ナツスミレ)(アゼトウガラシ科)
すみれに似ているトレニアは、花色も豊富で、夏のガーデニングにぴったりで、初心者でも栽培できます
暑さに強い草花なので乾燥にも強いと思われがちですが、水切れさせると極端に生育が衰えます。水切れは失敗の素ですので土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
ペンタス
日当たりがよく、蒸れに弱いので風通しのよい場所が適します。夏でも暑さに負けずに元気に長期間開花するので、花壇にも最適です。ただし、風通しが悪かったり、夏の暑さが厳しい場所では、半日陰へ移したほうが立ち枯れなどの失敗が少なくなり、管理しやすいでしょう。
花がらは摘むようにします。