活動の様子

炭やき広場

煙突の見える建屋が炭やき窯です。

奥が1号、手前が2号。2号窯の方が若干容量が大きいです。

並んでいる丸太は全てマツ枯れ被害木です。これで200本分くらいです。

①材入れ

丸太の山から

リレーして

窯の中へ

窯がいっぱいになったら

燃料(炭)を入れ

ブロックと粘土で入口を3/4位塞ぎます

入れ・窯閉じ

火をつけて

薪をくべて

火力UP

窯内の温度が800℃弱になるまで、3~4日かけて火の管理を行います

白い煙が透明になってきたら頃合い

ブロックと粘土で入口を完全に塞ぎ

更に板を設置し、間に土を詰めていきます

窯閉じ完了。自然冷却で3週間

③炭出し・袋詰め

焼きあがった炭を

運び出して

適当な大きさに砕いて米袋に詰めます

最後はふるいで仕分け

詰めた炭は倉庫に保管

④薪割り

太すぎる丸太は薪にします

30cmに玉切りし

薪割り機を使って

匠の薪割り

コツをつかめば女性でも

出来た薪は薪棚に保管

⑤粘土調製

赤土をトレーに入れ

程よい硬さになるよう水を加えてこねます

扱いやすいようバケツに小分けし、窯閉じに使います

子供たちの活躍

粘土をこねたり

細い丸太を

運んだり

薪を割ったり

子供もお手伝い出来ます

⑦作業の後は

作業と並行して食事の準備

炭で焼いた餅入りの

あつあつの汁

みんなでいただきます

天気がいい日は太陽の下で

時にはおにぎりやがっこのお裾分けも

その他:枯死木探索・伐採

松林の中を歩きながら枯れたマツを探します

葉っぱが変色したり

カミキリが噛んだ痕があるマツは

幹に少し傷をいれて松ヤニの状況を確認

枯れた木にはテープを2本巻きます。ピンクは要処理

青は処理不要(詳細はマツ枯れ防除の「秋田方式」を参照)

ピンクテープ2本は

伐採

1mの玉切りに

林道まで運び出して

車で炭やき広場へ運びます

その他:カミキリムシのチェック

白っぽい筋状の木くずはフラスと呼ばれるカミキリムシの排泄物

フラスの付いた丸太を鉈で削ると

内部に空間が

幼虫や

蛹が入っています

きれいな円形の孔はカミキリが羽化した後。こうなる前に炭やきを

その他:イベント参加

2023年は、森林の市(東北森林管理局)や

あきたエコフェスに県大炭焼きサークルと共同出展

活動紹介と炭・木酢液の配布・販売をおこなっています

その他:表彰

令和4年度秋田県環境大賞』

第20回あきたエコ&リサイクルフェスティバルにて表彰式

令和5年度循環型社会形成推進功労者環境大臣表彰』

第17回3R推進全国大会にて表彰式