「アーティストと出会う場」では、制作の裏側とアーティストの存在が感じられるさまざまな展示物から、齊藤彩と中屋敷智生の人間性に注目し、彼らと出会っていただきます。20年を超える彼らの活動の軌跡と交差を多角的に実感し、彼らが伝える独自の景色を追体験してください。
*会場図・作品リストを記載した展覧会リーフレットはこちらよりご覧いただけます。
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展示室 606教室
齊藤の人生において重要な時期であった子ども時代と、大学卒業後のドローイングからは、彼女の表現の核と現在の表現に至るまでの歩みが感じられます。
中屋敷は、2020年の新型コロナウィルス緊急事態宣言中に、郵送展覧会「おくりDrawing Exhibition2020」を開催しました。そこから生まれたドローイングには、コロナ禍という未曾有の事態が源泉となった新たな展開が表現されています。
制作時に実際に使用した筆やペインティングナイフ、紙パレット、マスキングテープといった品々からは、アーティストの制作と個性を感じられます。
作家が生まれてから今にいたるまでの軌跡を視覚的に表現したオリジナル年表と、アーティスト自身が制作プロセスを撮影し、学生が編集した映像を公開します。言葉で伝えることができない、表現が生まれるまでの歩を視覚的に伝えます。
「制作の足跡」
「制作の足跡」は、展覧会タイトル「歩く」 から触発され、アーティスト2人が制作した新作の制作プロセスを記録した映像です。AGP記録班の学生が編集し、撮影はアーティスト自身が行いました。