2023年秋、私たちは「布印刷機プロジェクト」と名付けた小さな挑戦を始めました。
目指したのは、B型就労継続支援事業所がオリジナル商品を制作できる環境を整えること。
その第一歩として、赤い羽根共同募金会様の「使いみちを選べる募金」を通じて、布製品への印刷に特化した機器の導入を目指しました。
たくさんの方のご支援をいただき、ついに目標金額を達成。
そして、昇華転写プリンターやパウダープリント機など、印刷に必要な機器一式を無事に導入することができました。
導入が目的だった「布印刷機プロジェクト」は、印刷機を“使いこなす”ステージへと進みます。
この次なるステップには、より自由で創造的な活動名がふさわしいと考え、私たちは活動の名前を 「みらいぬのプロジェクト」 と改めました。
「みらいぬ」という名前には、
“利用者さん自身が描いた絵を自らが布にする”という新しい取り組みから、未来の可能性が生まれる――そんな思いが込められています。
“みらい”=これから先の広がりと可能性
“ぬの”=布(ぬの)という素材のチカラ
一人ひとりの表現が布というかたちになり、多様なプロダクトとして広がっていく未来をこのプロジェクトは見つめています。
募金で購入した機材紹介
印刷機(2種類)、スキャナー、スキャナー&印刷専用PC
放射温度計、ドライアイロン
ホットプレス機及びマグカップ専用アダプター
昇華転写印刷を行う時に使います。
パウダープリントを行う時に使います。