上智大学総合グローバル学部

Sophia University Faculty of Global Studies

上智総合グローバル学部を現役生チューターが解説!

こんにちは!上智総合グローバル学部に在籍していて、渋谷校でチューターをしている3年のMと2年のKです。

今回は、現役生の目線から上智総合グローバル学部(FGS)の基礎情報から特徴、魅力まで、たーっぷりご紹介したいと思います!

1. 総合グローバル学部について!知っておきたい基礎知識


総グロとは?

まず、総グロとは何かについてご紹介します。

総グロは、総合グローバル学部の略です。ちなみに、総グロだと「総じてグロい」ともとれるので・・?

正式にはFGSといいます。これは「Faculty of  Global Studies」の略ですが、基本的に上智大学内でも総グロの方が主流です。

なのでここでは、総グロに統一します。


どこにあるの?

上智大学は、四ツ谷のキャンパスにほぼ全ての学部が入っているというのが特徴です。

7年前に創設され大学内で一番新しい学部である総グロも、四ツ谷キャンパスにて学びます。

キャンパス内で一番新しい建物である6号館、通称ソフィアタワーでの講義が多いのも総グロの特徴です。


何を学べるの?

総グロでの学びは、4つの領域を学ぶことができます。

▶国際関係論系
国際政治論(アメリカ政治や様々な国際関係をモデルなど・・)
市民社会・国際協力論(外国人労働者やジェンダー、貧困問題、開発経済など・・)

▶地域研究系(各地域について歴史、文化、宗教、社会など様々な観点からまなぶことができる)
アジア研究
中東・アフリカ研究

2年次まではこの4つを自由かつ複合的に学ぶことができ、3年次からは自分の興味に合わせて①②と③④の領域をメジャー(主専攻)とマイナー(副専攻)に分けて専門的に学んでいきます。
例えば、メジャーを②の国際協力とマイナーを③のアジア研究、といった具合に組み合わせることができます。

そして4年次ではゼミに所属し、ゼミの教授の指導の下、同じゼミに所属する同期と一緒に自身の興味のある特定の学びをより深く研究し、卒業論文を作成します!


2.現役生の思う、総合グローバル学部ってこんな特徴あるよね

ここでは、総グロの特徴を筆者の主観でピックアップしていきます。


①基礎ゼミでのゼミ体験

ゼミ、というと自分の興味のある分野を教授の下で学ぶクラス、というイメージがあると思います。

ですがこの基礎ゼミは、上記のゼミとは異なり「大学生の研究方法」を教えてくれる小クラス、という感じです。

そのため、入学すると10人程度のゼミに自動的に振り分けられており、レポートの書き方や研究テーマの定め方、研究の進め方について教授の下で学ぶことができます。

えー。そんなことをわざわざ学ぶの?と思った方。これ、意外と貴重な機会なんです!大学生としての基礎力を身に着けることができるのはもちろん、入学時の交友関係、コミュニケーションのきっかけにもなります。

基礎ゼミで得た書く力はもちろん、交友関係もその後の大学生活を充実させる貴重な存在です!


②自由度の高いカリキュラム設定

まず、他学部に比べて必修科目が少ないのが特徴です。1年次の学部としての必修は、上記の基礎ゼミのほかに、国際関係論、地域研究の入門クラスが3つしかありません。

ですが、この入門クラスを通して自分の興味のある分野を見定めることができるので、興味が定まり次第各領域を自由にカスタマイズして時間割を作成することが可能になります。

全学部共通して、ウェルネスと身体(体育的なもの)、キリスト教の必修があります。*2021年度入学の学生からは、総グロ生も第二外国語が必修になりました。


③研究の第一人者から学ぶ

1. 総合グローバル学部について!知っておきたい基礎知識】でも紹介したように、総グロでは特に欧米・アジア・中東・アフリカに関して学びを深めることができます。総グロではこうした各領域の専門分野に特化した教授が数多くいて、彼らから直接指導を受けることができ、関心の高い学びに関してリアルタイムの知識を得ることができます!

まさにその研究の第一人者から学ぶ機会がとても多いのが、総グロの特徴の一つですね。

レポートを書く時には、その教授が記した著書を引用することもしばしば、、、


3. 現役学生から見た総グロの魅力って⁉

ここからは、現役総グロ生が思う総グロの良いところ、魅力を熱弁していきます!!


①多様な背景をもった学生が多い

様々なバックグラウンドを持つ学生が多いので、刺激を受けることがたくさんあります!!国際教養学部ほどではありませんが、帰国子女が多いのも特徴です。

特にアジア研究の専攻が可能な学部というだけあって、私は中国人学部留学生の友達がたくさんできました!彼らは、第2外国語として選択した中国語を教えてくれたり、国際政治に関して互いの考えを共有したり、学校でもプライベートでも過ごす時間が多いです。

このように、様々なバックグラウンドをもち、新たな視野を与えてくれる友人に出会うチャンスが多いのも、総グロの魅力の一つかもしれません!


②国際協力に熱心な人が多い!?

国際協力を学ぶことができる学部ということもあり、国際協力系のサークルに入っている人が多いように感じます。そのほか、学外の団体で国際協力につながる活動を行っている学生も多く、国内外の問題の解決に積極的にかかわる学生が多いです。

私の周りでは、ジェンダーや貧困問題を扱った学生団体を自身で設立している友達が何人かいます!

LGBTQ+への理解を広める講座を開設したり、クラウドファンディングを通してアフリカの服飾産業を支援したりなど、自らが主体となって問題解決に積極的に取り組む学生が非常に多い印象です。


③自主性の高い授業!

総グロでは多くの授業でディベートや個人スピーチの時間が設けられていて、自分の考えについてアウトプットをする機会が非常に多いです。こうした交流は多様なアイデアに触れることができる貴重な経験であり、新しい交友関係を広げるチャンスでもあります!オンライン授業になってからは、海外大学生とzoomで交流する機会がたくさんあり、コロナ禍ではむしろ関わる世界の幅が広がりました。

このようなコミュニケーション力は社会に出てからも必ず必要とされる能力で、大学でこの力を培うことができるのは大きなアドバンテージになるでしょう!


4. 総グロ学部生の1日紹介!


▶チューターN.Mの一日

私は体育会ウィンドサーフィン部に所属しているため、ここでは勉強・部活・バイトを軸とした生活について紹介します!

6:00 起床

9:00 鎌倉の海で練習

13:30 大学到着、3限授業スタート

15:30 4限授業スタート

18:00 バイト

22:30 帰宅

これは午後(3・4限)に授業がある日の対面授業時の一日のスケジュールです。このように授業の組み方によっては、空いた時間を部活やバイトに効率的に費やすことが可能です!このように海・大学・バイトを行き来する生活は朝も早く、なかなか忙しいですが、非常に充実していて楽しいものです。特にオンライン授業に切り替ってからは、学外でも授業を受けることが可能となり移動時間が短縮できたため、さらに部活に励むことができました。

もちろんこれはあくまでも一例で、午前中を大学の課題に取り組む時間として費やしたり、3限が空きコマの時は友達とランチへ学外に出かけたりすることもあります。

このように自分流に勉強やプライベートの時間を管理できるのも、大学生の醍醐味ですね♪


▶チューターR.Kの一日

通常時(1年次)

7:00 起床

8:45 大学到着

9:00 1限スタート

10:55 2限スタート

12:35 昼休み

15:00 トフルでバイト

22:00 帰宅

日によって時間割は違うのでこれはあくまで一例ですが、大体一日2~3コマ受講していました。火曜日だけは1~6限までで5コマ受講していました、、。さすがにしんどかったです(笑)昼休みの時間は、友人と学食や四ツ谷周辺のご飯屋さんでランチタイムを満喫していました♪キャンパスにアフリカ料理や韓国、中華など様々なジャンルのトラックが日替わりで来てくれるので、テイクアウトしたりお弁当を持参したりして学内のフリースペースで食べることもできます。授業後は、上記のようにアルバイトをしたり、友人たちと出かけたりしていました。そのほか、所属しているサークルのミーティングなども授業外の時間にキャンパスで実施していました。

オンライン授業になってからは、一限でも8時過ぎまで寝ることができましたが、一人で受ける授業は慣れるまでさみしく感じました(泣)サークル活動も基本的にオンラインのみとなったため、朝から晩まで家でPCとべったり、、なんてことも。上智は2021年度から対面授業にするとのことなので、私もワクワクです!


上智総合グローバルに少しでも興味のある方、総グロへの入学を希望されている方、また英語に力を入れたい方など、ぜひお気軽にお問合せください!

講師の先生方、カウンセラーとともに、私たちチューターも全力でバックアップさせて頂きます。

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