TOEFL ITPについて知ろう
TOEFL ITPは、世界最大規模のテスト開発機関ETSにより作成・提供される団体向けテストプログラムです。TOEFLは1960年代に実施されて以来、世界で最も実績のあるアカデミックテストとして評価を得てきました。現在はTOEFL iBTが主流となり、TOEFL ITPは学校や大学で指定された回のみ申込/受験が可能です。マークシート形式のペーパー版でおこなわれ、Speaking以外の技能を測定します。
※京都校への通学が難しい方に向けて、双方向オンラインの講座/オンデマンド(録画授業)の講座もございます。
Listening Comprehension
試験時間 35分
設問数 50問
北米で話されている標準的な英語を聞き取り、内容を理解する力を測定します。出題は3つのパートに分かれており、音声は1度しか聞くことができません。質問を聞き、4つの選択肢から解答を選びます。PartA(二人の話し手の会話)、PartB(Part Aより少し長めの会話)、PartC(短めの話)と、ある程度決まった形式で出題されます。
京都校ではネイティブ講師による本試験の形式に合わせたListeningの講座(Pre-Listening)を、金曜日に開講しています。
Structure and Written Expression
試験時間 25分
設問数 40問
標準的な文章表現や文法の知識について測定します。前半のStructureは文中の下線部に正しい語句を補い文章を完成させる問題、後半のWritten Expressionは文章中の誤った表現を選択する問題となっています。
トフルゼミナールでは、このセクションに対応する科目としてPre-Grammar(京都校では日曜日に開講)を設置しています。こちらは大学入試でも必要となる、標準的な文章表現や文法知識を習得するための科目です。文中の下線部に正しい語句を補い文章を完成させる問題(Structure)、文章中の誤った表現を選択する問題(Written Expression)両方を含む演習形式で、実践を通して得点力を高めていきます。
Pre-Writing(京都校では木曜日に開講)は、Essay Writingの練習と、実際に英作文をするうえで役立つ文法知識を学ぶことができる科目です。もちろん、書いていただいた作文は、講師が添削をおこないます。「英検のWritingが苦手!」という方にもおすすめの科目です。
Reading Comprehension
試験時間 55分
設問数 50問
大学の授業で取り上げられるようなトピックを用いて、読解力を測定します。様々な分野の題材が問題として取り上げられていますが、問題を解くにあたっては、出題された分野の専門的な知識を必要とするものではありません。
トフルゼミナールでは、「読める→理解できる」ことを目標に、精読の基礎を徹底的に学習し、読解力と読解問題の解法技術の基礎を構築します。テキスト構成はMain Ideaの捉え方/代名詞の指すものの把握など、読解に必要な技術の修得から入り、内容把握・文脈把握の問題がつけられ、それが単元ごとに繰り返されていきます。京都校ではPre-Readingの講座を日曜日に設置しています。
Speaking
ITPの試験では出題されません
(デジタル版では追加可)
TOEFL iBT形式のSpeakingの練習として、Pre-Speaking(京都校では土曜日に開講)を設置しています。Independent task(Speaking)で身近なトピックについて説明する練習や意見を述べる練習と、Integrated task(Reading/Listeningを踏まえてSpeaking)で大学キャンパスの中でおこなわれる対話を想定した実践練習をおこないます。Speakingの内容に対しては講師が随時アドバイスを加えるほか、クラスメートとのペアワークなどを通して、Speakingの力を伸ばすことができます。
本コースの推奨時間割
TOEFL ITPの試験は形式が決まっている以上、本番と同じ形式のものを、継続的に学習していくことが実力アップへの最短経路です。現在の英語力と必要スコアによりご提案する科目数は異なりますが、週に2~3科目(200分~300分)の学習を推奨しています。なお、年間6回、TOEFL ITP形式の模試を受験していただけます。