第29回 白山キャンパスに給水スタンド登場 

写真1(右が旧給水機、左が新しい給水スタンド)

写真2(休み時間には長蛇の列) 

 気象庁では5月を春として季節の天候に関する資料をまとめていますが、5月を春と考えていたのはもはや昔のことでしょうか。この記事を書いているのは5月中旬ですが、早くも夏日が頻発する毎日です。そんな時にはやはり水分補給が欠かせませんね。


 本学白山キャンパスでは、これまで写真1の右にあるような直接の給水器が設置されていたのですが、左にある給水スタンドがGW明けより設置されました。既に同じような給水スタンドが導入されている大学や会社さんもあるのかと思いますが、本学ではSDGs実践講座での学生グループの提案から、SDGsアンバサダーの学生さんたちが具体的な検討を進めて設置にこぎつけました。今回は試験的に白山キャンパス内で4台が設置されましたが、最初の1週間で500mlのPETボトルで2000本分以上の給水が行われたとか。写真2のように休み時間には行列ができています。


給水スタンドの利用が進むとPETボトルの使用の削減に繋がりますね。さらにPETボトル飲料の製造、輸送、販売に伴う環境負荷の削減にもつながります。もちろん、給水スタンドの製造や運転、水道水の利用、そして利用者の容器の洗浄に伴う環境負荷は考えられますが、前者の環境負荷がはるかに大きいかと思います。さらに学生さんたちのメリットはそればかりではなく、給水に並んでいた学生さんたちからは「今後飲み物を買ってくる必要がなくなるな。。。」といった声も聞こえてきます。

SDGsアンバサダーさんたちはスタンプラリーも実施していくとか(写真3)。さらに暑さが増していく中、今後の利用の拡大が期待されます。 


写真3(SDGsスタンプラリーが始まります) 

\この記事を書いた人/

副学長 荒巻俊也

公開日:2024年6月1日