アデレード3月13日
アデレード3月13日
3月13日のアデレードは少し曇っていますが、最高気温は35度まで上がり、夏の陽気が続きています。
今日は朝に職員ミーティングがあるため、生徒は10時にホストファミリーに送ってもらい、ブライトンセカンダリースクールに登校しました。図書館で簡単なミーティングを終えた後、中庭に移動して、「日本文化」をテーマにした交流の時間を過ごしました。
バディ生徒たちとともに関西のソウルフードともいえるお好み焼きをブライトンの先生たちから振る舞われ、自分たちで日本語を学ぶ7~9年生の生徒たちとともにかき氷をつくって楽しみました。また自分たちが幼少の時に遊んだ「花いちもんめ」をバディ生徒たちと楽しんだほか、7~9年生の生徒たちにひらかなや漢字や折り紙を教える姿があちこちでみられました。
昼食の時間もバディをはじめブライトン生と過ごす時間が多くなってきました。
午後は、図書館でアボリジニー芸術の授業を受けました。先住民であるアボリジニーの方に来ていただき、伝統工芸のつくり方を習い、一生懸命に工芸品づくりに取り組みました。完成までは時間がかかりそうで、明日以降も空き時間に作業は続くようです。
その後、アボリジニーのなかでも、もともとアデレード一帯に居住していたガーナ族の伝統的言語(現在は話者はほとんどいないそうです)や、楽器を交えた歌、ダンスなどを教えていただき、生徒たちも一緒に歌ったり、踊ったりしながら、アデレードの伝統文化を体感しました。楽しかった時間の後、最後に先生はガーナ族の苦難の歴史や、先住民の権利を守ることの難しさについてお話しくださり、生徒たちは真剣に聞き入っていました。