3月21日のアデレードは、昨日に比べて暖かくなったものの、秋の気配が漂っています。
本日は朝8時にホテルのレストランでビュッフェ形式の朝食をいただきました。
朝食後、部屋で準備をすませ、本日の案内を務めてくださるマイケルさんがホテルまで迎えに来てくれました。これからアデレード大学の見学に向けて出発です。
アデレード大学はオーストラリアで3番目に古い歴史をもつ大学で、学生数は約25000人、5つの学部(工学・コンピュータ・数理科学部(ECMS)、保健医療科学部、芸術学部、専門職学部、科学部)から構成されています。このうち専門職学部には、ビジネス、すなわち経済・商学部や法学部なども含まれています。
これから大学構内を案内してもらう4名のアデレード大学の学生が紹介された後、学生生活の要となるハブ(Hub)・センターを案内してもらいました。ここには学生のさまざまな相談を受ける窓口のほか、カフェテリアや売店、学生の起業を支援するセンターもあります。
次にハブ・センターの地下から続く大学の図書館を見学しました。地下1階はコモンルームで、学生たちが学びながら議論をしていましたが、地下2階はいわゆる大学図書館で、静寂の中で自習する学生たちの姿に、生徒たちは圧倒されていました。
続いて保健医療科学部の中の歯学専攻の学生のための実習室(Dental Clinic Simulations)を見学しました。本物の歯医者そっくりにつくられており、生徒たちは、学生たちが実習に励む姿に興味津々でした。
地上に出ると、そこには大学最大の学部である工学・コンピュータ・数理科学部があります。その様子を見学しながら、生徒たちはアデレード大学の北を流れるトレンズ川を渡り、北から大学全体を見渡した後、集合写真をとりました。
その後、大学構内に残る歴史的建造物等を見学しながら、最後に入学式や卒業式の行なわれるホールの前で、全員で記念写真を撮り、その後代表生徒が学生たちにお礼を述べました。
最後はマイケルさんが州立図書館まで案内してくださり、そこでアデレード大学見学ツアーは終了となりました。
図書館前での解散の後、生徒たちは各自で昼食をとってから、アデレード市内での最後の自由行動を楽しみました。
ホテルに戻り、休憩をとった後、本日も近くのレストランに夕食に出かけました。今日のメニューはオージービーフのステーキです。生徒たちは、リラックスした雰囲気の中で食事を楽しんでいました。
明日はブライトン校のスポーツデーに参加します。