円了学習in東洋大学　2015年度

円了学習 in 東洋大学

6月26日（金）、本学創立者 井上円了の生誕の地、新潟県長岡市にある市立越路小学校の6年生93名が白山キャンパスを訪問しました。
今回のキャンパス訪問は1泊2日の修学旅行のプログラムのひとつであり、児童が日頃から進めている郷土の偉人である井上円了について勉強する「円了学習」の一環です。

当日のプログラム

1　開会式（スカイホール）

2　　円了学習（これまでの円了学習についての発表・質疑応答・大学の先生のお話）

3　　｢頌徳碑清掃お礼｣贈呈（大学から）

4　　白山グリークラブによる歌のプレゼント

5　　施設見学・記念写真撮影（井上円了記念博物館、井上円了像）

初めに、大学を代表して竹村学長から歓迎の挨拶と、「とらわれなく物事を深く考えること、視野を広げること、人のために働くこと」というメッセージが述べられ、続いて越路小学校校長先生から大学への謝辞とともに「賢く優しくたくましく」という越路小学校の校訓、「今日の発表や講義を通じてより学びを深めて欲しい」と、挨拶がありました。

つづいて児童の代表3名が今まで調べてきた井上円了の業績と生涯について発表しました。発表の後、円了について「好きな食べ物は何だったか？」｢なぜ出身地ではなく東京に学校を作ったのか？｣「勝海舟の援助を得られたのはなぜか？」といった興味深い質問をし、三浦節夫教授（ライフデザイン学部）が回答。

その後、井上円了の遺徳を後世に伝えるために東洋大学が昭和32年に創立70周年記念事業の一環として建立した頌徳碑を毎年清掃していただいている越路小学校の皆さんへ、大学からお礼が贈られ、昼食を取った後は、合唱指導などの活動を通して交流をしている白山グリークラブによる合唱が行われました。

▼歌を披露する白山グリークラブ 　　▼「円了学習」について発表する児童

最後に、班ごとに分かれて井上円了記念博物館を見学し甫水の森にある円了像で記念写真を撮影し、全てのプログラムを終え有意義な時間を過ごすことができた様子でキャンパスを後にしました。