哲学堂公園は、哲学者で東洋大学の創立者である井上円了博士によって、明治37年に精神修養の場として創設されました。哲学世界を視覚的に表現し、哲学や社会教育の場として整備された、全国に例を見ない個性的な公園です。
園内には哲学に由来するユニークな名前の建物や石造物などが多数配置され、それらは哲学堂七十七場と呼ばれています。東洋大学社会学部メディアコミュニケーション学科の学生が哲学堂公園管理事務所と協力して、その七十七場の紹介動画を一年をかけて制作しました。
動画は哲学堂公園のホームページで公開されていますので、以下に紹介いたします。
(各パートのタイトルを哲学堂七十七場紹介動画のページにリンクしています)
<哲学への誘い>
(1)~心を構える~哲学関・真理界・鑽仰軒
(2)~門をくぐる~ 哲理門・一元牆・常識門
(3)~心を整える~ 髑髏庵・復活廊・鬼神窟・接神室・霊明閣
<世界の哲学者を知る>
(1)~哲学の世界へ~ 時空岡・百科叢
(2)~四聖の聖人~ 四聖堂
(3)~哲学の極意~ 唱念塔
(4)~六人の賢人~ 六賢台・天狗松
(5)~三人の日本人~ 三学亭
<哲学の歴史を学ぶ>
(1)~筆と硯~ 筆塚・硯塚
(2)~物質か精神か~ 懐疑巷・経験坂・感覚巒
(3)~三人の始祖~ 三祖苑・三祖碑・三字壇・万有林・哲史蹊
<自然科学の世界>
(1)~客観的に考える~ 唯物園・物字壇・客観廬・進化溝・理化潭・博物堤・神秘洞
(2)~数学と理科~ 数理江・観象梁・望遠橋・星界洲・半月台
(3)~物質の力~ 後天沼・原子橋・自然井・狸燈
(4)~物質から精神へ~ 造花澗・二元衢・学界津・独断峡
<人文科学の世界>
(1)~主観的に考える~ 唯心庭・心字池・主観亭
(2)~理性を働かせる~ 倫理淵・心理崖・理性島・鬼燈・概念橋・先天泉
(3)~思考の道筋~ 直覚径・認識路・論理域・演繹観・帰納場・意識駅
<哲学を深く学ぶ>
(1)~絶対へ至る~ 絶対城・聖哲碑・観念脚・観察境・記念碑
(2)~相対の存在~ 相対渓・理想橋・理外門
(3)~真理の探究~ 幽霊梅・宇宙館・皇国殿
(4)~万象を知る~ 無尽蔵・向上摟・万象庫