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宇田川名誉教授が創立者井上円了先生の書屏風を本学に寄贈しました

本学、宇田川晴義名誉教授が所蔵する、創立者井上円了先生の自詠自書「欧米客中作」12枚1組(大正3年/1914年作)を六曲一双屏風に仕立てた作品が本学に寄贈されました。
2019年5月21日に寄贈式を執り行い、安齋理事長から宇田川名誉教授へ感謝状が贈られました。

この屏風は井上円了記念博物館で公開する予定となっており、現在展示の準備を進めています。
なお、宇田川名誉教授からは、井上円了先生の書について本作以外にも40点寄贈の申し出をいただきました。

【宇田川名誉教授のコメント】
「欧米客中作」を捲りの状態で見たときには、「よくぞ100余の歳月無傷であった」と驚きを感動を覚えました。そして、これは多くの方の目に触れていただきたいと思い、屏風に仕立てました。
40年余、専任教員として勤務させていただいたことへの感謝と創立者井上円了先生の没後100周年はこの屏風を大学に寄贈させていただく願っても無い機会となりました。関係する皆様に深謝いたします。