教育の低年齢化の進行という時代の要請にこたえ、1970年頃からいろいろな国々でカブ年齢未満児を対象としてプログラムの研究が行われた結果、1980年代より国際的に広がりました。日本でも、「カブ隊の集会についてくる弟妹や、指導者の子どもたちをなんらかの形で世話したい」という要望があがり、1986年(昭和61年)より、ビーバー隊が本格的に採用されることになりました。
ビーバースカウトは、小学校入学前の1月から小学2年生までの時期の子どもたちです。その年代にわかりやすいように、「みんなとともになかよく遊ぶ」「自然に親しむ」「楽しみや喜びをわかちあう」という3つのことにねらいを置いて活動を展開しています。
年間を通じて5~6回ハイキングに出かけます。大人の助けを借りながら、ラリーや追跡ハイクを体験するほか、味覚狩りや博物館に出かけることもあります。保護者の方にも一緒に活動に参加していただき、子どもたちの活動をサポートしていただくと同時に、大人にも楽しめる活動を行っています。
表現活動(工作、寸劇、歌)やゲームを行ったり、屋内・戸外において、テーマに応じた観察などを行い、探究心を育て、仲間と協力することを学びます。調理実習やスケートを行うこともあります。
保護者と一緒にデイキャンプに出かけることもあります。自然とたっぷり触れ合いながら、仲間と仲良く過ごす、自分のことは自分で行う、などの力が養われます。保護者にとっても、子離れへの一歩になります。
幼児から大人まで一貫して長く活動が続けられる
ルールを守るなど集団行動が身につく
定期的にハイキングにでかけることで体力がつき、距離を歩くことが苦にならなくなった
ハイキングなどに保護者も参加する中で、親子でよい活動ができている
活動の中で、互いに子どもたちを見ていると、他の保護者の方と子どもたちの成長をお互い共有でき、自分の子どもを客観的にみれるようになった
同世代の子を持つ保護者と活動を共にする中で、子育てについての悩み事を聞いてもらったりして、自分自身がよい友人を得たと思った
親子で参加する中で、親も子も、学校とも家庭とも違う第三の居場所を得た
家ではまだできないと思ってやらせていなかったことを、リーダーの指示を聞いてできているのを見て、子どもにはもっとできる力があることに気付いた