通信制高校やフリースクールを否定するページではありません
通信制高校が合うお子さまもいます。
フリースクールという居場所が必要なお子さまもいます。
サポート校の支援があることで、学習や通学を続けやすくなる場合もあります。
今の学校に在籍しながら、別室登校や保健室登校、家庭学習を組み合わせる方が合うこともあります。
どの選択肢が優れているかという話ではありません。
問題は、今のお子さまの状態と、選ぼうとしている環境が合っているかどうかです。
たとえば、
「週に一度から通えます」
という場所があっても、本人がまだ外へ出られない状態なら、週に一度の通学も大きな負担になります。
「自分のペースで学べます」
という学校であっても、課題の整理や締切管理を一人で行うことが難しければ、自宅学習が止まってしまうことがあります。
「安心できる居場所」が見つかっても、学習の遅れや進路への不安が自然に解消するとは限りません。
場所の良し悪しだけではなく、そこでどのような生活を送り、どのように学習を続けるのかまで考える必要があります。
まず確認したいのは、本人が実際に外へ通える状態にあるかどうかです。
学校へは行けなくても、別の場所なら行けることがあります。
一方で、場所を変えても外出そのものが難しい場合があります。
決まった時間に起きられるか
外出の準備ができるか
移動による疲れがどの程度あるか
人と会った後に強く疲れていないか
週に何日なら現実的に動けそうか
午前、午後、夕方のどの時間なら動きやすいか
本人がその場所へ行く意味を理解しているか
パンフレットに書かれた通学日数だけでなく、本人が継続できる形かどうかを見ます。
通信制高校やオンライン学習では、家庭で過ごす時間が長くなります。
そのため、自宅で学べる仕組みがあるかどうかは重要です。
「自宅で学べる制度」と「自宅で一人で学べること」は同じではありません。
今の段階で一人では難しい場合も、外部の支援を組み合わせることで進められることがあります。
中学生と高校生では、考えるべきことが異なります。
中学生であれば、
今の中学校とのつながりをどうするか
高校受験をどの形で迎えるか
全日制、定時制、通信制などをどう考えるか
内申点や欠席について学校へ何を確認するか
どこまで学力を戻しておく必要があるか
を整理します。
高校生であれば、
現在の学校に在籍し続けるか
転学と編入のどちらを考える段階か
修得済みの単位をどう扱うか
高校卒業を第一にするか
大学、専門学校、就職まで見据えるか
英語や数学など、進学に必要な学力をどう残すか
を考えます。
学校名を先に決めるのではなく、何のためにその環境を選ぶのかを明確にします。
保護者さまが懸命に探していても、本人はまだ進路について考えられないことがあります。
通信制高校の説明会を予約した。
フリースクールを見つけた。
体験授業も申し込んだ。
しかし、本人は返事をしない。
進路の話をすると黙る。
「どこでもいい」と言う。
当日になると動けない。
この状態で、本人を無理に選択肢へ乗せようとすると、話そのものを避けるようになることがあります。
ただし、本人が自分から動き出すまで何もせず待てばよい、ということでもありません。
本人が今考えられる範囲と、保護者さまが先に確認しておくべきことを分けます。
すぐに結論を求めるのではなく、
「今の学校で何がつらいのか」
「別の環境なら何が変わればよいのか」
「家ではどのように過ごしたいのか」
「将来について、今はどこまで考えられるのか」
を少しずつ言葉にしていきます。
フリースクールは、学校以外の居場所、人との関わり、外へ出るきっかけとして合う場合があります。
安心して過ごせる場所ができること自体に意味があります。
ただし、学習内容や高校受験への対応は施設によって異なります。
居場所として何を期待するのか、学習面は別に補う必要があるのかを確認します。
通信制高校は、高校卒業を目指すための学校制度の一つです。
毎日同じ時間に登校する形が合わないお子さまにとって、大切な選択肢になります。
一方で、レポート、スクーリング、試験、単位の管理などが必要です。
通学日数だけでなく、自宅で行う学習をどのように進めるかまで考えます。
サポート校は、通信制高校の学習や生活を補助する役割を持ちます。
課題を一人で進めることが難しい場合や、通う場所があった方が生活を組み立てやすい場合には、支えになることがあります。
ただし、費用、通学距離、利用日数、指導内容、大学受験への対応などは、それぞれ異なります。
何を支援してもらうために利用するのかを明確にして選びます。
家庭教師は、学校や居場所の代わりではありません。
家庭の中で学習を再開し、現在の学力を確認し、次の進路へつながる力を残す役割を担います。
まだ外へ通うことが難しい
家にいる時間を学習につなげたい
親が言うとぶつかってしまう
どの学年まで戻ればよいか分からない
通信制高校へ進む前に基礎学力を確認したい
学校やフリースクールと並行して勉強を進めたい
このような場合に、家庭での学習支援を組み合わせる方法があります。
実際の支援は、一つの場所ですべて完結するとは限りません。
たとえば、
フリースクールで居場所をつくり、学習は家庭で整える
現在の学校に在籍しながら、昼間に家庭教師を利用する
通信制高校へ進み、課題や大学受験の勉強を家庭教師が支える
教育支援センターへ通いながら、抜けた教科を家庭で戻す
すぐに転学せず、一定期間家庭学習を続けながら進路を考える
という組み合わせもあります。
大切なのは、選択肢を一つに決めることではありません。
本人の状態に合わせて、それぞれの役割を組み合わせることです。
生活リズムが乱れていると、保護者さまは「まず朝起きられるようにしなければ」と考えます。
もちろん、睡眠や生活の状態は大切です。
ただ、朝型に戻るまで学習をすべて止めておく必要はありません。
本人が動きやすい時間帯に、
教材を開く
課題を確認する
一問だけ考える
前の学年の内容を少し振り返る
次に何をするか決める
ところから始めることもできます。
生活が整ってから学ぶのではなく、生活の中に小さな学びを戻すことで、一日の形が少しずつできることもあります。
ただし、家庭教師は医療機関ではありません。
体調や睡眠について医療的な判断が必要な場合は、学校や医療機関などの専門家と役割を分けます。
家庭教師として行うのは、本人が動ける時間と量を見ながら、学習とのつながりを残すことです。
相談では、学校やサービスを一方的に勧めるのではなく、次のような内容を整理します。
在籍している学校
欠席や遅刻、早退の状況
別室登校や保健室登校の有無
担任、学年主任、進路担当との連携状況
学校から提示されている選択肢
本人が学校について話せる範囲
起きている時間帯
外出できる頻度
家で落ち着いて過ごせているか
スマートフォンやゲームとの関係
親子で話せること、話すとぶつかること
本人が比較的動きやすい時間
最後に継続して学習できていた時期
止まっている教科
学校課題の状況
読み書きや計算の状態
一人で学習を始められるか
高校受験や大学受験に必要な学力
現在の教材が本人に合っているか
現在の学校を続けたいのか
転学や通信制高校を考えているのか
フリースクールや支援機関を検討しているのか
高校卒業後に考えている進路
本人と保護者さまの希望に違いがあるか
いつまでに何を決める必要があるか
すべてが整理されていなくても構いません。
分からないものを、分からないまま持ってきていただいて大丈夫です。
相談したからといって、すぐに家庭教師を始める必要はありません。
整理した結果、
まず学校の進路担当へ確認する
通信制高校の説明会へ行く
フリースクールを見学する
医療機関や相談機関へつなぐ
現在の学校に在籍しながら様子を見る
家庭で短時間の学習を始める
一定期間、家庭教師を利用する
学習支援より先に休息を優先する
という結論になることもあります。
Thinking Studyへの入会を前提に、結論を誘導することはありません。
今のお子さまにとって、次に何を確認するべきかを整理することが相談の目的です。
学習がどこで止まっているかの確認
学校教材、答案、課題の確認
不登校期間に抜けた内容の整理
高校受験、通信制高校、大学受験を見据えた学習計画
家庭で学習を再開するための入り口づくり
本人が動ける時間帯と学習量の調整
親子だけでは進めにくい学習の仲介
学校や別の支援と併用する場合の学習面の整理
入会を前提としない学習相談・セカンドオピニオン
特定の通信制高校、サポート校、フリースクールへの送客を目的とした相談ではありません。
学校制度や各施設の契約条件、単位認定などについては、必ず学校・施設へ直接ご確認いただきます。
Thinking Studyでは、家庭教師として、主に学習面と家庭での過ごし方から選択肢を整理します。
通信制高校を調べ始めたが、何を基準に選べばよいか分からない
フリースクールに通わせるべきか迷っている
サポート校の必要性を学習面から考えたい
現在の学校を続けるか、転学するか迷っている
本人が進路の話を避けている
保護者だけが焦っているように感じる
外へ通う前に、家庭でできることを整理したい
学習の遅れが大きく、どこから戻ればよいか分からない
学校、相談機関、民間支援から異なる意見を言われている
家庭教師へ入会するかどうかとは別に、一度見立てを聞きたい
相談内容をきれいにまとめる必要はありません。
現在起きていることを、そのままお聞かせください。
はい。
現在の学校を続けるか、通信制高校へ移るか、まだ判断できない段階でも構いません。
本人の状態、学校との関係、学習の遅れ、進路希望を整理し、次に何を確認すべきかを考えます。
まず保護者さまだけで状況を整理することも可能です。
ただし、保護者さまから聞いた内容だけで本人の気持ちを断定することはできません。
その後、本人と会う必要があるか、今は保護者相談にとどめるかも含めて考えます。
特定の学校を一律におすすめすることはしていません。
本人が通える範囲、学習方法、費用、支援内容、卒業後の進路など、家庭ごとに重視する条件が異なるためです。
候補を比較する際に、何を確認すべきかは一緒に整理できます。
相談できます。
居場所としての利用は続けながら、学習面を家庭で補う方法もあります。
現在の活動内容と、本人に必要な学習支援を分けて考えます。
学校復帰だけを目標にはしません。
現在の学校へ戻る、別室登校を続ける、転学する、通信制高校へ進む、家庭学習を続けるなど、複数の可能性を考えます。
本人の状態と将来の選択肢を見ながら、現実的な方向を探します。
大丈夫です。
学習相談・セカンドオピニオンのみの利用も可能です。
相談後に、学校や別の支援機関へつなぐ方がよいと判断することもあります。
豊橋市・豊川市を中心に、蒲郡市・田原市・新城市・湖西市方面も、曜日、時間帯、移動距離によりご相談いただけます。
遠方の場合は、初回相談のみの訪問や、条件を調整しての対応となることがあります。
学校へ行けない状態が続くと、保護者さまは早く次の場所を決めなければと焦ります。
けれども、学校や居場所を決めることと、本人がそこで動けることは同じではありません。
今、外へ通えるのか。
家ではどの程度学べるのか。
何がつらくて学校から離れているのか。
どこまで本人が考えられる状態なのか。
高校卒業や、その先の進路に何を残したいのか。
一つずつ分けて考えると、今すぐ決めることと、まだ決めなくてよいことが見えてきます。
通信制高校、サポート校、フリースクール、現在の学校、家庭学習。
どれか一つを正解にする必要はありません。
今のお子さまに必要な順番を、一緒に整理します。