五月雨登校のお子さまには、完全な不登校とは違う難しさがあります。
学校に行ける日もある。けれど続かない。行けた日は、帰宅後に何もできないほど疲れている。休んだ日は、その日の授業や課題が分からない。
周囲からは「行けるなら大丈夫」と見られても、本人はかなりの力を使っていることがあります。
そのため、毎日同じ時間割や学習量を求めません。
登校できたかだけでなく、学習をどのように続けられたかも見ます。
学校を休んだために分からなくなった部分と、休む前から理解が曖昧だった部分は同じではありません。
学校の進度だけを追いかけても、前の内容がつながっていなければ、さらに苦しくなることがあります。反対に、以前の内容は理解できていて、欠席した数単元だけを補えば進める場合もあります。
教科書、学校ワーク、プリント、ノート、定期テスト、模試などを見て、次のように分けます。
欠席したため説明を受けていないところ
休む前から理解が不安定だったところ
今の授業やテストに直接必要なところ
受験や次学年までに戻るところ
今は優先しなくてもよいところ
「遅れを全部取り戻す」ではなく、今後につながる順番を決めます。
欠席が続くと、何を提出するのか、期限はいつか、どこまで行えばよいかが分からなくなることがあります。
課題が多く見えるほど、本人は最初の一つを選べなくなります。完璧にできないなら出さない、分からないところで止まったまま期限を過ぎることもあります。
そこで、課題を次のように分けます。
期限を先に確認するもの
成績や進級への影響を学校へ確認するもの
今すぐ始められるもの
家庭教師と一緒に扱うもの
本人だけでも進められるもの
全部は難しい場合に、優先して提出するもの
家庭教師が学校の評価を決めることはできません。課題の範囲、提出方法、評価、欠席中の学習の扱いは在籍校へ確認し、その情報を実際の学習へ落とし込みます。
勉強そのものが嫌いなのではなく、教材を開くことで、休んだ範囲、提出物、テスト、先生や友達の目、進路への心配が一度に押し寄せ、手が止まることがあります。
この場合、「勉強しなさい」と促す前に、今日扱うことと今は扱わないことを分けます。
今日は教材を一緒に確認する。
今日は一問だけ考える。
今日は提出物の期限だけ調べる。
今日は比較的入りやすい教科から始める。
課題を見通せる大きさまで小さくし、終わる場所も先に決めます。
本人が家庭教師と会うことにも不安がある場合は、最初から長く話したり、問題を何問も解いたりする必要はありません。保護者の方から状況を伺い、本人とは短い会話、教材を見る、一問だけ考えるところから始められます。
中学生では、欠席、学校ワーク、提出物、定期テスト、内申、高校受験がつながっています。
ただし、すべてを同じ重さで追いかけると、本人が動けなくなることがあります。
まず学校へ確認することと、家庭で進めることを分けます。その上で、現在の学力、登校状況、志望校、入試までの期間から、学習の優先順位を決めます。
今の成績だけで受験校を早く狭めるのではなく、残された時間で何を変えられるかを考えます。同時に、入学後に通い、学び続けられる環境かも確認します。
学習への拒否感を強めすぎない入口から始めます。
計算、漢字、語彙、文章の読み取りなど、中学校以降にも必要な土台を確認します。短い時間や入りやすい教科から始め、学校へ戻るかどうかとは別に、学びとの接点を残します。
高校生は、欠席日数、単位、学校課題、赤点、進級、転学、卒業、大学受験を分けて考える必要があります。
まず、在籍校で何を満たす必要があるのかを学校へ確認します。その上で、目の前の課題と定期テストを優先するのか、中学内容へ戻るのか、卒業後の進路へ向けた学習も並行するのかを決めます。
通信制高校への転学を考えている場合や、すでに通信制高校へ在籍している場合は、こちらをご覧ください。
通信制高校・サポート校のお子さま向け家庭教師
家庭教師がいる時間だけ問題を解き、次の一週間は止まってしまう状態では、学びを戻しにくくなります。
最初は具体的に支えます。
どの教材を出すか。
どこから始めるか。
分からない問題をどう残すか。
どこまで行えば終わりか。
次に何をするか。
その後、同じ場面で声かけを短くし、本人が自分で判断できる部分を増やします。
答えだけを教えるのではなく、止まったときに戻る場所や、助けを求める方法も一緒に作ります。
保護者の方は、心配だから声をかけます。
子どもは、本人も分かっていることを言われ、責められたように感じることがあります。保護者の言葉が増え、子どもはさらに黙る。その繰り返しで、勉強の前に親子の空気が苦しくなることがあります。
学校課題、学び直し、テスト、受験の一部を家庭の外へ出すことで、親子の感情と学習上の判断を分けやすくなります。
保護者の方が毎日すべてを確認する状態から、本人と家庭教師が確認する部分、学校へ聞く部分、家庭で見守る部分へ分けます。
保護者の方自身が限界に近いと感じている場合は、こちらもご覧ください。
不登校の子どもを支える保護者が限界を感じたとき
学校との距離、学び直し、テスト、受験・進路についての基本的な考え方をまとめています。
不登校・五月雨登校のお子さま向け家庭教師
本人が動きやすい時間帯、平日昼間の訪問、家庭での学習について案内しています。
豊橋市の昼間の家庭教師
診断名だけで方法を決めず、実際の教材で読む、書く、覚える、考える途中を確認します。
豊橋市の発達特性のあるお子さま向け家庭教師
体調と医療的判断を優先しながら、欠席中の学習時間と進路を考えます。
起立性調節障害のお子さま向け家庭教師
継続指導を決める前に、教材、学校課題、学習の現在地、進路を一度整理する相談です。
不登校の学習相談・セカンドオピニオン
学年、豊橋市内のお住まいの地域、登校状況、現在困っていること、希望する曜日や時間帯を、分かる範囲でお知らせください。
詳しい経緯、診断名、成績を最初からすべてまとめる必要はありません。
学校課題、生活の時間帯、これまでの学習、学校との連絡、テストや進路について伺います。本人がまだ会いにくい場合は、保護者の方だけでも構いません。
教科書、学校ワーク、プリント、ノート、テストなどを見ます。欠席した範囲と以前からの苦手を分け、本人がどの教科・量なら入りやすいかを確認します。
学校へ確認すること、最初に開く教材、戻る単元、提出物やテストの優先順位を決めます。
進め方、日時、料金を確認し、ご家庭で検討できます。相談しただけで申し込みになることはありません。
指導料金、回数、交通費、教材費、日程変更、休止・終了時の取り扱いは、料金ページで事前に確認できます。
料金・交通費について詳しく見る
相談できます。最初から長時間の学習を求めず、本人が入れる教科、教材、時間を探します。本人がまだ会いにくい場合は、保護者の方だけでも相談できます。
相談できます。学校に行けた日と休んだ日の負担を分け、週全体で学習との接点を作ります。
豊橋市の昼間指導については、希望する曜日と開始時間を添えてご相談ください。詳しい進め方は、豊橋市の昼間の家庭教師ページで確認できます。
学校復帰だけを前提にはしません。本人が戻りたい場合は学習面の準備を支えます。今すぐ戻ることが難しい場合も、家庭で学習を続け、進路の可能性を残す方法を考えます。
学年、現在の学力、欠席状況、内申、志望校、入試までの期間を確認する必要があります。学校へ確認することと、残された期間で優先する教科・単元を整理します。
診断や治療は医療機関へ、学校での配慮は学校へ相談します。家庭教師は、共有された内容を踏まえ、学習へ入りやすい時間、教材の見せ方、説明の量と順番を整えます。
学校に行けていない。
行ける日と行けない日がある。
学校の課題やテストが止まっている。
勉強の話をすると、本人が閉じてしまう。
家庭教師と会えるかも分からない。
それでも、高校受験や将来の選択肢を今の段階で閉じたくない。
まだ状況がきれいに整理されていなくても構いません。
最初のご連絡では、学年、豊橋市内のお住まいの地域、現在もっとも困っていること、希望する曜日や時間帯をお知らせください。
学校へ確認すること、最初に開く教材、戻る単元、提出物・テスト・受験の優先順位を整理します。